作品情報⇒https://moviewalker.jp/mv84326/
以下、上記リンクよりあらすじのコピペです。
=====ここから。
1820年代、西部開拓時代。
料理人のクッキーと中国人移民のキング・ルーは、アメリカン・ドリームを求めてオレゴン州にやって来た。共に成功を夢見る彼らはたちまち意気投合し、ある大胆な計画を思いつく。
その計画とは、この地に初めてやってきた“富の象徴”の牛から盗んだミルクでドーナツを作り、一獲千金をねらうというものだった。
=====ここまで。
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昨年末の公開時から頻繁に旧twitterのタイムラインに本作の感想やらが流れて来て、あんまし興味なかったのだけど、優しそうな目の牛の画像にちょっと心惹かれて(ほかに見たいものもなかったってのもあるんですが)、元日『枯れ葉』の後にハシゴして見てみました。
予備知識ナシで見に行ったのだが、旧twitterのタイムラインからの印象で勝手にアート系かと思っていたら、ゼンゼン違った。
ネットでは割と評判が良いのだが、うぅむ、、、まあ渋くて玄人受けする映画だとは思うが、私にはそこまで響かなかった。最初から最後まで飽きることなく見たんだけどね、、、。
映画的なことよりも、面白いと思ったのは1820年頃のアメリカ西海岸で、あのような社会があったということ。パンフを読むと、きちんと裏付けある事実らしい。ゴールドラッシュまでは先住民しかいないと思い込んでいたので、、、。
揚げドーナツが美味しそうなんだが、いかんせん、あまりにも汚い手で、あまりにも汚い道具で作られているので、まあ映画の中の話とはいえ、ちょっとあれを口にするのはなぁ、、、とか思っちゃったんだが、それって現代に生きる人間との単なる時代背景による衛生観念の違いなのかしらん?
ちょっと前に、西部劇の悪口をさんざん書いた感想文をアップしたんだけど、本作もある意味“西部劇”なんだろうけど、私のこき下ろした西部劇要素はこの映画の中にはなかったなぁ。出てくるのは男ばっかだけれども、見ていてウンザリしなかったもんね。
監督のケリー・ライカートは、本作の前から注目株だったみたいだが、私は本作で初めてその名を知った。あのA24が配給ってんで、ちょっと斜に構えていたけど、極々真っ当な映画でございました。
本作の終盤で揺れを感じました。
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