小休止の後鋸岳方面へ歩き出したが、先行する3人の姿はもう見えない。
一面茶色の風景の中をほぼ直線状に地面に立っている美瑛岳への標識に沿って歩く。
近づく鋸岳の岩壁がまるでグランドキャニオンのミニ版に見える。

何だかまるで月面
いやあ、こんな一見シュールな山の姿はここしか見られないかもなあ。
殺伐とした風景ともいえるが、案外と魅力的な景観に感じられて面白い。

小さな椅子?
ちょこちょこと出てきたんだが、最初は厭に小さな椅子だなあと
思ったがあまりにお粗末でそうではないと気付いた。
火山活動の観測用の物だったのだろう。

鋸岳三態
デコボコの岩壁の上を歩いてみたら結構楽しめそうなんだがなあ。
鋸岳という名前の山はあちこちにあるがここのが一番ピッタリだ。
この鋸岳を越えてからの緩やかな下りはメアカンキンバイだらけだ。
まだ小島があちこちに散らばっている状態だがそのうちに一面が
メアカンキンバイだらけになるんだろう。あとどれほどの時間が
かかるのか分らないが、見てみたいけどちと無理だよなあ。

メアカンキンバイ
美瑛への登りにかかったら下の4種類が次から次に出てきた。
さすがにこれだけ出てくるともういい加減にしろよなあと
思えてくるから勝手なもんだ。
まあ背が低くて派手ではないんだが、それなりに可愛いのになあ。

ミネズオウとコケモモ、イワウメ
なかでもエゾノツガザクラは大勢力を誇っていた。これは昨日から
そうだったが、色の濃いのと薄いのがあるらしい。
濃い方が派手で俺は好きだなあ。

エゾノツガザクラだらけ
案外と近くに見えた美瑛岳の稜線もやっぱりというか一筋縄では
いかず、なかなか辿り着けない。
暑さが半端でないからいつもの通りに折りたたみ傘をさして歩く。
初老の夫婦とすれ違ったがわざわざ道をはずして俺を待った。
それ程避ける必要も無いのになあ。
本当に無頓着なのが多すぎるぜ。
やっと近づいて見上げる美瑛の稜線はいやに岩っぽいぞ。
なかなか分岐が現れず、結局美瑛富士が見えるところまで
歩かされてしまった。
後ろを振り返って見てみるとあの彼女が歩いていてびっくり。
1時間近くは遅れて歩き出してる筈なんだが相変わらず速い。

美瑛岳稜線

十勝遠望
分岐から登りだしてすぐに十勝岳方面への標識が出てきて?
それじゃあもっと手前に美瑛岳への分岐があった筈だがなあ。
しかしまったくそんな物は見当たらなかった。
頂上に着いたがここにも山頂の標識がない。
おおらかというか無頓着というか、まあ名前など書かなくても
分っているから必要ないもんなあ。
富士山頂に富士山という標識など必要ないわなあ。
しかしトムラウシ方面の眺めは素晴らしいぞ。
残念ながらあのギザギザの頭が見えない。
その左の旭岳も雲に隠れているが、あちこちに散らばる雪渓の
白い色が美しい。
しばらくして到着した彼女にさっきの分岐の話をしたが、やっぱり
見かけなかったと言っていた。
向こうからの入り口は何らかの理由で使えなくしたんじゃとの意見。
そういうところだろうがそれならこっちからの標識も外すべきだと
思うんだが。
ひょっとするとこっちからは迷うことも無いが向こうからは迷い
易いのかも知れない。
この頂上の売りは当然北の表大雪の山々の連なりが一望できる事だ。
これを見たら体力と食料さえあればそのまま歩いて行きたくなるわなあ。

美瑛富士とオプタテシケの先にトムラウシと大雪
彼女の方が先に歩き出したが、あれれ間違って元に戻っているぞ。
即そっちじゃないぞと教えた後、暫くして俺も腰を上げた。
一面茶色の風景の中をほぼ直線状に地面に立っている美瑛岳への標識に沿って歩く。
近づく鋸岳の岩壁がまるでグランドキャニオンのミニ版に見える。

何だかまるで月面
いやあ、こんな一見シュールな山の姿はここしか見られないかもなあ。
殺伐とした風景ともいえるが、案外と魅力的な景観に感じられて面白い。

小さな椅子?
ちょこちょこと出てきたんだが、最初は厭に小さな椅子だなあと
思ったがあまりにお粗末でそうではないと気付いた。
火山活動の観測用の物だったのだろう。



鋸岳三態
デコボコの岩壁の上を歩いてみたら結構楽しめそうなんだがなあ。
鋸岳という名前の山はあちこちにあるがここのが一番ピッタリだ。
この鋸岳を越えてからの緩やかな下りはメアカンキンバイだらけだ。
まだ小島があちこちに散らばっている状態だがそのうちに一面が
メアカンキンバイだらけになるんだろう。あとどれほどの時間が
かかるのか分らないが、見てみたいけどちと無理だよなあ。

メアカンキンバイ
美瑛への登りにかかったら下の4種類が次から次に出てきた。
さすがにこれだけ出てくるともういい加減にしろよなあと
思えてくるから勝手なもんだ。
まあ背が低くて派手ではないんだが、それなりに可愛いのになあ。


ミネズオウとコケモモ、イワウメ
なかでもエゾノツガザクラは大勢力を誇っていた。これは昨日から
そうだったが、色の濃いのと薄いのがあるらしい。
濃い方が派手で俺は好きだなあ。

エゾノツガザクラだらけ
案外と近くに見えた美瑛岳の稜線もやっぱりというか一筋縄では
いかず、なかなか辿り着けない。
暑さが半端でないからいつもの通りに折りたたみ傘をさして歩く。
初老の夫婦とすれ違ったがわざわざ道をはずして俺を待った。
それ程避ける必要も無いのになあ。
本当に無頓着なのが多すぎるぜ。
やっと近づいて見上げる美瑛の稜線はいやに岩っぽいぞ。
なかなか分岐が現れず、結局美瑛富士が見えるところまで
歩かされてしまった。
後ろを振り返って見てみるとあの彼女が歩いていてびっくり。
1時間近くは遅れて歩き出してる筈なんだが相変わらず速い。

美瑛岳稜線

十勝遠望
分岐から登りだしてすぐに十勝岳方面への標識が出てきて?
それじゃあもっと手前に美瑛岳への分岐があった筈だがなあ。
しかしまったくそんな物は見当たらなかった。
頂上に着いたがここにも山頂の標識がない。
おおらかというか無頓着というか、まあ名前など書かなくても
分っているから必要ないもんなあ。
富士山頂に富士山という標識など必要ないわなあ。
しかしトムラウシ方面の眺めは素晴らしいぞ。
残念ながらあのギザギザの頭が見えない。
その左の旭岳も雲に隠れているが、あちこちに散らばる雪渓の
白い色が美しい。
しばらくして到着した彼女にさっきの分岐の話をしたが、やっぱり
見かけなかったと言っていた。
向こうからの入り口は何らかの理由で使えなくしたんじゃとの意見。
そういうところだろうがそれならこっちからの標識も外すべきだと
思うんだが。
ひょっとするとこっちからは迷うことも無いが向こうからは迷い
易いのかも知れない。
この頂上の売りは当然北の表大雪の山々の連なりが一望できる事だ。
これを見たら体力と食料さえあればそのまま歩いて行きたくなるわなあ。

美瑛富士とオプタテシケの先にトムラウシと大雪
彼女の方が先に歩き出したが、あれれ間違って元に戻っているぞ。
即そっちじゃないぞと教えた後、暫くして俺も腰を上げた。