大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

傾・祖母のやり方

2012年05月17日 | 九州・四国・屋久島
緒方9:00発のバスは土日(祭)だから、土曜に上畑から入り、
三ツ坊主を越えて傾の頭を踏み九折越の小屋に寝る。

翌朝上畑へ戻り、9:43のバスで尾平に移動して黒金山尾根から登って、
祖母を越えて九合目小屋に泊まる。

平日の尾平からの上りのバスは9:00と12:50の
二本しか無いから宮原から尾平へ下山する。

これで美味しいとこ取りの遊びが完結するんだが、
スリルのある障子岩コースをやれないが仕方がない。

もうこんなコースを歩く歳でもなさそうだし、わざわざ再度やりに来る余裕も無い。

二日目の下山してからの登りがどうかだが、降りと登りの一方通行だから何とかなるだろう。

5:30に歩き出せば9:00には上畑の登山口バス停に着くだろう。

登りはのんびりして11:00から歩き出して7時間掛かったとしても18:00。

時間的には夏至の後二週間以内だから余裕有り過ぎるくらいだ。

この秋の大崩での遊びと併せてこの山域の歩きは一応来年で終了だが、
何だかちょこちょこ遊ぶ気がするなあ。
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祖母・傾は来年だ!

2012年05月17日 | 九州・四国・屋久島
オオヤマレンゲを見たくてネットで調べたら6月から7月の梅雨の間らしい。

今年は当然駄目で来年に予定しとこう。

来年ならソラシド・エアの65歳からのシニア割引を使える。

これはいつでも大丈夫だから晴天が続く時に手配すればいいし、
こっちにいたらバスの手配だけで済む。

日照時間も長い時だし万事都合が良い。
傾と祖母を単発でやるか、年甲斐もなく縦走するかだが、
山屋としては一度上がった稜線から降りるのは嫌だよなあ。

体調次第だし、とにかくやるのは三ツ坊主からの傾山と
九合目小屋近くのオオヤマレンゲを見る事だから気は楽だ。

まあ縦走が無駄がないがこだわる必要もない。

今年大分宮崎県境の山域で遊んだのは良かったなあ。
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照葉樹の黄色の花

2012年05月15日 | 山その他
島も結構賑やかな新緑


スダジイの花


ミカンの白い花


島の山や九州本土の山が今時分明るい黄色に染めあがるのは照葉樹の花のせいだったんだ。

今日図書館から平凡社の「日本の野生植物」木本I、IIを借りて調べて分かった。

スダジイ、タブノキ、アカガシ、クスノキなど皆黄色い花だ。

特にあちこちに多いスダジイが目立つ。

この照葉樹の新緑も結構瑞々しいのだが、関東辺りの山のように
グレーから劇的に新緑に変化しないから感激の度合いが薄いんだろう。
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夏はやっぱり花!

2012年05月14日 | 北アルプス
大崩の三里河原も良さげなんだが、そうすると花を見ない夏で終わってしまうんだ。

何だか物足りないよなあ、やっぱり。

低予算で高山植物を楽しむとなるとアルプスが一番だが、
楽に歩くとなると北アルプスだろう。

食事を小屋のにしてテントで寝る手で遊ぶか。
そうすれば18切符を使って二万位で済みそうだ。

コースは白馬大雪渓から朝日岳だろう。
人が白馬から先は少なそうだ。

黒岩平をピストンしたいんだが体力や花の状況次第だなあ。
コースのタフさ加減にもよるし現地で決めよう。

朝6:14の高尾発松本行きを使うと白馬尻で寝るのか。

三日目に朝日小屋に着けば良いから何とかなりそう。

下山は普通に五輪尾根から蓮華温泉にするが結構タフそうだよなあ、
特に最後の登りが大降りした後だけに辛そう。

これが一番現実的な計画か。

南アルプスは術後ではとても無理だし、中央アルプスは営業小屋が縦走路に少ない。
木曽駒付近に集中してるからなあ。木曽殿山荘は幕営不可の筈だし。
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夏山の遠征は金が掛かる

2012年05月13日 | 山計画
夏山の遠征に九州を選ぶわけが無く、当然涼しい北海道の山。

術後に大雪山ででも遊ぼうかと思って調べたら航空券の高い事!

参ったなあ、高過ぎだろう。

遊べるようになるのが七月末なのがネックなんだが、それにしてもなあ。

25日に羽田から飛ぶつもりだったが高くて無理。最後の手段のスカイマークで成田から旭川に飛ぶ手もあるがこれも高そう。

いっそ開き直って大崩山の沢で遊ぶか?

大崩山荘に寝て三里河原をピストンするか、テントで河原に寝るか。

どうせなら河原に寝るのが最高だがキジを撃つのが厭だよなあ。

あの綺麗な沢を汚したくないぜ。

やっぱり小屋で寝るのが自然に優しいよなあ。

秋に備えてこれが良いかもしれない。

25日の予約の価格を見て再度検討してみよう。
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鷹ノ巣山のズミの花

2012年05月12日 | 奥多摩
来月の五日間での遊びは徳沢でキャンプしたいんだが、天気が悪くて二日間しか遊べないとなると鷹ノ巣の小屋だな。

去年初めて見て喜んだズミの花をもう一度訪れて写真に撮っておきたい。

小屋から西に二つ三つコブを越えた所だったなあ。

デジカメを忘れて写真を撮れなかったからなあ。こんなポカをたまにやるのがジジイらしいか。何だかトホホな話しだが。

この梅雨の晴れ間の一押しのお薦めは、あの早池峰と薬師岳のセット登山だな。
6月18日に登って旬のオサバグサに感激して、翌日の早池峰のヒメコザクラを楽しんだんだった。

夜行バスが便利なんだがあんな事故の後だし、新幹線を使う手かな。

小田越山荘で寝れば便利だが、ちょっと遠いがもっと下の小屋(うすゆき山荘)でも寝られる。こっちが綺麗みたいだ。

梅雨真っ最中だからなかなかチャンスが無くて苦労したが、あのキタダケソウに会いに行くのもあるぜ。

案外梅雨だからこそ楽しめる花や山があるなあ。良さげな山を選んで楽しんでくだされ。
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五月の良かった山

2012年05月12日 | 奥多摩
もう中旬だから標高が1700前後が新緑が良かろう。

この時期の山が一番好きなんだが島暮らしの身では残念ながらやれない。
島も照葉樹の新緑というか黄緑というかがあちこちに目立ち賑やかだ。奥多摩の楽しめる山でも書いてみよう。


お手軽だが金袋山のミズナラの巨樹まで歩くというのはどうだ?

鍾乳洞の先から登れば安全なんだが、林道が使えないと一石山神社からだからちと辛い。尾根に乗るまで急だし滑るとヤバい。

尾根に乗れば散歩気分の楽しい道なんだがなあ。

ミズナラの巨樹は一度は見ておいて損はしないだろう。

川苔山の百尋の滝までのピストン、またはきちんと頂上を踏んで下山か。

雲取まで歩けば必ず瑞々しいのに出会えるがちと長いかな。

他にも楽しそうなルートで静かそうな山を探してみたら良かろう。

新緑を楽しむのも後少しだからせいぜい頑張るべし。

避難小屋でのんびりするには良い季節だぜ。それも連泊できれば最高!
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6月は徳沢でキャンプ

2012年05月11日 | 北アルプス
次の一時帰宅は6月半ばで5日間しか遊べない。

天気次第だが晴れそうだったら去年楽しんだ徳沢でのキャンプにしよう。

初日は横尾まで入って幕営して翌日蝶をピストンしてから徳沢へ戻ろう。

二三日のんびりして、あの奥又白池に上がれれば最高なんだがなあ。


あの圧倒的な大岩壁の迫力をもう一度体験してみたい。
前回はY氏とのパーティーだったが今度は単独。
まあ、天気次第だし、自信が持てなかったらサッサと退散しよう。

ニリンソウはもう終わってるだろうから平日だし静かなテン場だろう。


最後の夕食は徳沢ロッジで食べて風呂にも入ろう。


のんびりするには最高のロケーションだぜ。俺にはちょっと贅沢だが。
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大崩山の歩き方

2012年05月10日 | 九州・四国・屋久島
尾根に取り付くまでと降りてからの平地の歩きが殆ど道標が無いので厄介。


俺も何度も道を外して周りを見回した。

それでここでは頼りになるのはケルンだというのが分かりそれからは苦労しなかった。

ケルンといっても八ヶ岳の地蔵みたいな立派なのじゃないぜ。
小石が三四個乗ってる可愛らしい奴だ。

だからこいつを探すのに必死になるんだ。
赤テープも派手に垂れて無く、ごく控え目な代物なんだ。

極力自然のままにしようという暗黙の決めごとでもあるのかも知れない。
まあなかなか良いと思う。

これが運悪く百名山にでも入っていたら至る所道標だらけだったろう。

尾根に取り付けば後は迷いようがない。

湧塚コースでは第一の梯子が出て来たらもう大丈夫。

ビバーグの適地は意外に余りなかった。
幸い袖ダキに平らな地面で一人寝るのにピッタリのがあったので迷わず使った。

そりゃあ固い岩より土の方がいいに決まってる。
しかし、五月ではさすがに寒く余り寝なかった。
シュラフカバーと断熱シート、それにフライを使い、あのメッシュのシャツに
山ボーイ長袖、冬用下着上下、長袖シャツ、雨具といういでたち。

岩場歩きでは中湧塚で腐りかけた短いロープのある岩に着いたら登らず引き返し下に向かう事。
馬鹿な俺はその岩の右の岩を登り降りるのに難儀した。

まあ、初心者ではちと無理な山なのは確かだ。
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大崩のアケボノツツジ

2012年05月10日 | 九州・四国・屋久島
凄い景色の事ばかりで花の事を忘れていた。

アケボノツツジも見たくて行ったんだった。


残念ながら俺が歩いたコースでは終わっていた。

坪山のヒカゲツツジと同様、旬のものは殆ど無かった。


何だかツイてないが、その代わり袖ダキ手前で
上品な薄いピンクのシャクナゲを少しだけだが見た。


岩場歩きの途中でヒカゲツツジが一株ルート上に健気に咲いていた。


ミツバツツジは上湧少し先に良い色のがあった。

そんな花より稜線の松の形が素晴らしいのに驚いた。


風のお蔭だろうが巨大な盆栽と言った風のが多いから注意して見るべし。

こんな状況の花達だったがそんな事はどうでも良い迫力の岩壁と松だった。
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坊主尾根の梯子は20

2012年05月09日 | 九州・四国・屋久島
今日降りる時に数えてみた。

大した数じゃないぜ。

ひょっとしたら一つ少ない19かも。

小積ダキは標識も無くて寄らずに降りるとこだった。
標識位出しておいて欲しいなあ。

あの象岩のトラバースは大荷物だと岩にザックをぶつけるから注意すべし。

カラビナを使う程でも無い。

この後から梯子でガンガン降りる訳だ。

五つ降りた後短い梯子で巨岩に上がり、
反対側に歩いて長くてオーバーハング気味の梯子だった。

さすがにこれはちょっと緊張したが、
残りはちゃんと降りれば何でも無いからビビらない事。

案外ロープの方が体を振られて危ない。
これも結構出てくるんだ。

ここを登るのが結構いたが、梯子を登るから正解かも。
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祖母・傾は中止

2012年05月09日 | 九州・四国・屋久島
とにかく暑い!

あまり汗をかかない俺が腰下まで汗だらけ。

それがカンカン照りでも無い昨日今日でそうなんだから、
祖母・傾の半日歩きなどとんでもない。

やるなら秋だろうが、今日大崩山荘近くで行き合った
オヤジの話では傾が面白いらしい。

三つ坊主コースの事だがここをやれば
九州一のロングコースをわざわざやる必要も無かろう。

このオヤジはリンドウの丘でテントの由だがよくやるなあ、
俺より年取ってるのに偉いもんだ。


年寄りには体力勝負の山など似合わない。

面白いとこだけつまみ食いしよう。

明日バスとフェリーを乗り継いで田舎に帰ろう。
今度は海の遊びで楽しもう。
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大崩山素晴らし過ぎる!

2012年05月09日 | 九州・四国・屋久島














凄すぎる。こんな山をやったら他は屁みたいなもんだ。

大体往きのバスから見た祝子川の巨岩だらけなのに度肝を抜かれたのに、
あの袖ダキからの景色なんだからなあ。

今までで最高の仰天景色!

二番目は今まで最高だった奥又白池。

こればかりは実際に見てみないと分からないから
是非自分の目で確かめるべし。

何とか12時に美人の湯に辿り着き、
温泉と鳥の唐揚げとビールで生き返った。

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凄い!の一言だ、大崩山の超絶景

2012年05月08日 | 九州・四国・屋久島






いやあ、生で見たらとんでもなかった。

こんなに度肝を抜かれた山は初めてだ。

分かりづらい道をテープとケルンに導かれて
梯子にやっと辿り着いた。

それからは迷う事も無く袖ダキに上がって仰天!

ネットで散々見た景色だったが 、余りの迫力に絶句。
こんな景色が広がる山があったとは。

今までで最高の景色だ。
取り敢えず第一報。

稜線では携帯が使える。

この袖ダキで寝る。

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いよいよ大崩へ出発!

2012年05月08日 | 九州・四国・屋久島
宿の高等温泉。レトロでなかなか。


起きて外を見たら曇っていたが午後からは晴れるらしい。

余分な荷物もここのロッカーに預ける事ができた。

明日帰って来たら大部屋に1500円で寝るつもりなんだが、
貸切が入ると駄目らしい。
相部屋なんだからちょっと納得できないが多分大丈夫だろう。

それにしても個室でも山小屋より安いんだから助かるよなあ。

荷物は水2リットル持っても10キロ無さそう。

今回はラーメンも食べないし、テルモスとコップも持ってこなかったし軽い。

極力安全な道を歩く事にするが巻いたら意味無いからなあ。
そんなに危ない道では無さそうなんだが。



別府駅前の油屋熊八の像。後ろは足湯。
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