プレイバックシーン
お疲れ様!
青を基調としたANAグループの機体の中で、
緑色のラインが特徴的だったANAウイングス(AKX/EH)の特別塗装機「エコボン」が、
3月12日で7年3カ月にわたる運航を終えた。
受領から年数が経過し、リペイント作業が巡ってきたことによるもので、通常塗装に塗り直す。
2018.3.7. JA857A. 2号機 見納めだった!
3月12日が最後の運航となった
★ エコポンは3機あったが通常塗装に変わっている
1号機 JA856A
3号機 JA858A
エコロジーの「エコ」と、フランス語で「良い旅を!」を意味する「ボン・ヴォヤージュ(Bon Voyage)」から名付けられた。Q400がCO2(二酸化炭素)排出量削減や騒音低減といった環境性能に優れていたことや、ANAホールディングス(9202)傘下で地方路線を担うANAウイングスが、ANK(エアーニッポンネットワーク)とエアーネクスト、エアーセントラルの3社を統合し、2010年10月1日に発足したことなどを記念したものだった。
機体デザインは、ANAグループの通常塗装「トリトンブルー」をベースに、ブルーの部分を若葉をイメージしたグリーンに変更。機体前方に「エコ・ファースト」マーク、エンジン部分には「ECO Friendly Airline(地球に優しいエアライン)」と記した。
3機のうち、もっとも早く通常塗装にリペイントされたのは3号機。エコボンとしての運航を2017年1月6日で終え、同月30日に通常塗装で復帰した。その後、初号機がエコボンとしての運航を12月4日で終了し、同月26日に通常塗装で復帰している。