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【難読漢字】「麺麭」って読めますか?あの食べ物の名前です 現代ビジネス編集部

2021-04-18 10:10:00 | 難解漢字 現代ビジネス 連載
【難読漢字】

「麺麭」って読めますか?


あの食べ物の名前です


突然ですが

「麺麭」という漢字、読めますか

今日食べた人も多いのではないでしょうか。

気になる正解は❓

正解は「パン」でした!


わかりましたか?


現代ビジネス編集部



表記・語源[編集]

日本では、古くは「蒸」「麦餅」「麦麺」「焙菱餅」[26]「麺麭」とも表記したが、現代日本語ではポルトガル語のパン(pão)に由来する[27]「パン」という語を用い、片仮名表記するのが一般的である。フランス語pain)やスペイン語pan)でもパンと言い、イタリア語pane)でパネという。これらはラテン語のパン、食料を意味する「panis:パニス」[28]を語源とした単語である[29]。日本統治時代に日本語を経由する形で、台湾台湾語客家語でもパンと呼ばれ、韓国でも、韓国語でパン()と呼んでいる。

英語では“Bread”と呼ぶ。

中国語圏での漢字表記は「麵包」(繁体字中国語麪包/麵包簡体字中国語面包[30])など。

日本[編集]

安土桃山時代ポルトガル宣教師によって西洋のパンが日本へ伝来した。天文12年(1543年)に種子島に漂着したポルトガル船により鉄砲の伝来と共にパンが伝わり、最初のパン屋は肥前国 松浦郡 平戸でイタリア人が開いたといわれる。その後キリシタン禁教令によりパンの製造も禁止され、出島で細々と伝承された[31]江戸時代日本人が主食として食べたという記録はほとんど無い。一説にはキリスト教と密着していたために製造が忌避されたともいわれ、また、当時の人々のには合わなかったと思われる。江戸時代の料理書にパンの製法が著されているが、これは現在の中国におけるマントウに近い製法であった。徳川幕府を訪れたオランダからの使節団にもこの種のパンが提供されたとされる。

1718年発行の『御前菓子秘伝抄』には、酵母菌を使ったパンの製法が記載されている。酵母菌の種として甘酒を使うという本格的なものであるが、実際に製造されたという記録はない。最初にパン(堅パン)を焼いた日本人は江戸時代の末の江川英龍とされる。兵学に長けていた韮山の代官の江川は、戦場で飯を炊けば煙りが上がり敵に気付かれると考え、兵糧としてのパンの有用性に着目し、長崎の料理人を韮山に招き、1842年4月12日伊豆韮山町の自宅でパン焼きかまどを作成し、パンの製造を開始した。1855年に柴田方奄が長崎でパン、ビスケットの製法を習得して水戸藩に報告[31]。1858年、横浜ホテルが誕生し、洋式のパンと料理を提供し、この頃各藩でも兵糧パンの製造を相次いで始める[31]。1859年に欧米諸国との貿易が始まると、幕府は横浜に外国人の日用食料品街「お貸し長屋」を建て、日本人によるパンの販売が始まる[31][32]。1865年には横浜製鉄所、横須賀造船所等の起工に伴って、フランス人技術者が多数来日しフランス式パン、ケーキが伝えられる[31]

明治時代に入ると文明開化の波のもとパンも本格的に日本に上陸するものの、食志向の強い日本人には主食としてのパンは当初受け入れられなかった。1869年、東京京橋風月堂がパンの販売を始めた[33]。この状況が変化するのは、1874年木村屋總本店木村安兵衛あんパンを発明してからである。これは好評を博し、以後これに倣って次々と菓子パンが開発され、さらにその流れで惣菜パンも発達した。次いで、テオドール・ホフマンが桂弥一(軍人)にパン食を勧めて脚気が治り評判となり、脚気防止のためにパン食導入の流れができた。日本海軍では1890年(明治23年)2月12日の「海軍糧食条例」の公布によっていち早くパン食が奨励されていた(日本の脚気史 参照)。1901年には中村屋が創業、1905年に考案したクリームパンで成功する[34]。日露戦争、第一次世界大戦により軍用パン製造が盛んになり、パン業界が飛躍的に拡大する[34]

第二次世界大戦中、戦後のパンは配給制であった。購入には、前月の15日までに配給所に米穀通帳を持参した上でパン購入券、登録券を受け取る必要があり、その場で買えるものではなかった[35]

戦後、学校給食が多くの学校で実施されるようになると、アメリカ合衆国からの援助物資の小麦粉を使ってパンと脱脂粉乳の学校給食が開始され、これが日本におけるパンの大量流通のきっかけとなった。これにより、1955年以降、日本でのパン消費量は急増していった[36]

現在、日本においてパン食の割合が特に高いのは近畿地方である[37]。日本におけるパンの年間生産量は、2005年には食パンが601552t、菓子パンが371629t、そのほかのパンが223344tとなっており、約半分を食パンが占めている。同年の1世帯当たりの年間パン購入量は食パン19216g、そのほかのパンが20725gである[38]。日本のパンの生産量は平成3年に119万3000t、平成23年に121万5000tと、年度ごとにやや増減があるものの総体としてはこの20年ほぼ横ばいが続いている[39]。しかし、主食であるコメの消費量が減少を続けていることから相対的にパンの比重が増加し、2011年度の総務省家計調査においては1世帯当たりのパンの購入金額が史上初めてコメを上回った[40]



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