6月12日(日)
もう先週のことになってしまった。
ネブラスカのマスター「信さん」のたっての希望で、
すでに決まっていた7月のライブのたった1ヶ月前に
急遽「震災復興義援ライブ」をやることになった。
音楽をやるものたちで、何かができないか?
よく言えば、それは素直な気持ちでもあるし、
悪く言えば、この時期有りがちな活動だったりもする。
でも、
言うは易し、演るは難し。
と言うことで、もちろん「どんばじゃお」も
参加させていただきました。
しかし、
この義援ライブ、
実は信さんの並々ならぬ決意のもとに至った、
と言うことを知るのは後になってのことでした。
ミッションズで行われるネブ・ライブでは異例の15:00スタート。
急に決めた日程で日曜日しかミッションズを押さえられなかったことで、
出演者、観客に配慮してのスタート時間だ。
前半はアコスティック系、
後半はロック・バンド系で分かれていて、
今回「どんばじゃお」は最後から二番目のかなり遅い時間。
予定では10時ごろと言うことだが、、、、、、どうだかねぇ。。。。。
さて、
前半のアコスティック系では、
努力のミュージシャン、三本松さん。
ピンボケ画像で輪郭だけでスミマセ~ン。
割と最近ギターを習いだし、人前で歌いだす。
回を重ねるごとに上手くなっているし、
それにも増して「熱い!」
林口“グッチー”裕幸氏
いつもはギターで歌うのだが、
今回は最近猛練習をしているというピアノで参戦。
失礼かもしれないが、いつもの慣れた感じがない分、
ガッと入り込んで聴くことができた。
歌の素晴らしさと声の透明感は
ピアノの音でいつもとはまた違った響きを届けてくれた。
世界観をしっかりと持っている。
羨ましい限りである。
「どんばじゃお」ドラマー、甲田政彦。
今回はピンでも参戦。
なかなか熱い歌を聴かせてくれた。
もともと、アコギでデュオをやっていた甲田氏。
もう、15年以上前にも彼のライブを見たことあったんだよね。
なかなか客を呼ぶ華のあるデュオだったな。
いい形で自分のやりたい音に戻ってきた甲田氏。
今後も頼んます。
とても素敵な女性シンガーroseさん。
信さんもブルースハープでステージに参加。
roseさんの歌声は日頃の会話からは想像がつかない力強いもの。
今回の歌も低く張りのある声を見事に聴かせるナンバーの数々。
今回「どんばじゃお」との共演、という話しもあったのだが、
実現できず残念。
roseさんからのお声がかりで、メンバーのたっちゃんとしこうさんが
信さんとともに共演させていただきました。
みんなにチョコレートも用意していただき、
本当にありがとうございました。
ジェフ・ベックの完コピバンド「Era Beck Band」
バンドとして見たのは初めてだったが、、、、、圧巻。
ギターのえらぶさんは見た目も「ほぼベック」
そのプレイは、ベック・フリークを自称する自分が
ステージ下でへばりつく事になるぐらいの完璧なもの。
いやぁ~、、、、凄かったわぁ。
「悲しみの恋人達」の演奏ではオシッコちびってしまいましたよ。
まあ、
さらにすげえなぁ、と思ったのがキーボードの演奏だな。
ヤン・ハマー張りのミニシンセ持って演奏するやら、
ベックの曲ならではの難易度の高いプレイもこなしていた。
あのヤン・ハマー張りの頭だったキーボードの人は何者だ!
「GOTHIC LOGIC」(デス)メタル・バンドです。
魔女のような女性ボーカル、
悪魔のようなベース、
この二人のカップルをフューチャーしたバンド。
(二人ともフレンドリーでいい人)
火は出す!(消防法が~!)
口から血を出す!(オジーー・オズボーンかジーン・シモンズか?)
電ノコ出すわ!(ジェイソンか!)
最高です。
イカシます。
まあ、
そんな訳で時間も11時を過ぎてたのかな。
ようやく「どんばじゃお」の出番なんだが、
例によってメンバー全員が酔ってデロデロ状態。
この酔いどれバンドのステージはどうだったんだろうか?
全プログラムが終了して、
演りたいヤツがステージに上がってのジャムセッション大会も終わり、
「二次会やるべ!」と残った人間でテーブルを囲んだのが、
すでに深夜の2時近くだったかな。
そこで
信さんの涙と決意を聞かされた。
オレも及ばずながら少しお役に立ってみようか。
想いは伝わることだろう。