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H2A ロケットの後継機「H3」開発へ 予算配分は不十分

2013年05月19日 17時32分37秒 | 日記

光の「カナタニ」いくぞ

日本の宇宙産業の衛星ロケット等の投資は、アメリカの1/10程度で欧州の1/2程度あります。市場規模は約10兆円以上。1996年からの平均成長率は15%/年といわれており、日本の開発が遅れている現状です。

世界市場は、近年大きく拡大しており、日本が飛躍するためには、技術開発が急務です。そのためにも、ロケット開発費は、3~4年先の未来産業の基礎となり、中長期計画としての設備開発費の投資が不可欠です。

宇宙ロケット産業の別の側面が隠されており、ロケット産業の技術力は軍ミサイルと直結しており、国防強化から、中国と北朝鮮の核ミサイルへの抑止力になります。その意味でも宇宙産業の重要性が計り知れます。国家を守るための宇宙産業の衛星ロケット等への国家の投資の重要性を理解頂けるとと思います。

 

H2A ロケットの後継機「H3」開発へ 予算配分は不十分

 H3ロケットの打ち上げ費用は約50億円で、H2Aロケットのおよそ半額だ。大型の衛星の打ち上げにも対応する。将来の有人宇宙飛行も見据えての開発であり、同部会長の山川宏・京都大学教授は13日、H3ロケットについて「中長期的な観点から直ちに開発に着手すべき」との考えを示していた(14日付日刊工業新聞)。

 しかし、依然として予算の見通しは不透明である。同部会後の記者会見でも、総開発費用約1900億円は国が負担するとしているが、どの官庁の予算になるかは明言されなかった。2014年度に計上される予算は数億から数十億にとどまるとの見方もある(同)。

 もし、数億円レベルの予算しか計上しないなら、有人宇宙飛行が実現するのは数十年後のことになりかねない。宇宙開発のフロンティアを拓くためには、「国家プロジェクト」のレベルで力を入れることが必要だろう。

 政府は農業の減反政策に毎年約2000億円を費やしていることを考えると、予算配分のバランスを欠いていると言わざるをえない。また、日本の宇宙開発予算は年に約3000億円だが、アメリカはその10倍以上である。

 これまで日本の科学者・技術者たちは、限られた予算の中で宇宙開発を進め、小惑星探査機「はやぶさ」などでも成功をおさめてきた。これだけの技術力があれば、十分な予算があれば、それだけ早くに有人宇宙飛行を実現することもできるだろう。どの分野への投資が将来の国富につながるか、再検討が必要だ。(晴)


トヨタ、連結営業利益で世界首位に 日本経済は復活したか

2013年05月19日 16時25分47秒 | 日記

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適切な円安基調の一番の恩恵を受けた基幹産業である自動車産業のようです。円高で現代自動車やフォルクスワーゲン等に苦戦を強いられていたが、元々、燃費、性能、安全性に勝る日本車の復活で関連企業への影響も高く、経済復活のシンボルとなる可能性が高いといえる。

さらに、ウォン高の傾向が顕著で弱電関係でも、サムスン電子関連の輸出価格の高騰になるので、日本の弱電の復活が期待されます。

 

サムスンは13年初めに、ウォン高は年3兆ウォン程度の営業利益を押し下げるとみていた。ウォン高は一定程度の減益要因にはなったとみられるが、スマホなどの販売増がそれを封じ込めた形だ。

 

一方、苦戦を強いられているのが現代自動車。同社の1~3月期の連結営業利益は、中国を中心に世界販売台数が117万台(傘下の起亜自動車を除く)と前年比8%増えたにもかかわらず、前年同期に比べて11%減った。

 

競争力低下で収益率が下がったうえ、海外売上高がウォン換算で目減りしたためだ。米国での燃費の水増し表示によるイメージダウンなどが影響していることもある。

 

また、鉄鋼大手のポスコの1~3月期決算も、連結営業利益が5%減った。同社は鋼材単価の下落が響いたとしているが、円安・ウォン高によって顧客企業の競争力が低下しているために値上げできないことが影響しているという。

 

 

トヨタ、連結営業利益で世界首位に 日本経済は復活したか

18日付日本経済新聞によると、世界の自動車大手の2012年度連結決算で、トヨタ自動車が営業損益で1兆3208億円と前期の3.7倍に急増、ドイツのフォルクスワーゲンを抜いて8位から首位に躍進した。ホンダも10位から7位に浮上。日産は8位だった。