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中国内でも評判ガタ落ちのファーウェイ

2019年12月29日 06時45分27秒 | 日記

中国内でも評判ガタ落ちのファーウェイ 【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2019.12.28(liverty web)

 

《本記事のポイント》
 ファーウェイの元社員が迫害されている!?
 北京政府の支援を受け、アメリカの牙城を崩している
「ファーウェイのプリンセス」のスキャンダルで人気ガタ落ち
 
 
国際社会でイメージがガタ落ちの華為技術有限公司(以下、ファーウェイ)だが、中国の中でも評判が悪くなっている。
 
現在、中国ではとある数字の羅列が注目されている。それが、「985、996、035、251、404」。実はこの数字は、ファーウェイを揶揄している。
 
「985」が意味するのは、同社の社員の多くが卒業したエリート大学。1998年5月、当時の江沢民政権は985工程(プロジェクト)を立ち上げ、中国の将来を担う人材を輩出する重点校を定めた。
 
「996」は、午前9時から午後9時まで、週6日働かなければならないこと。
 
「035」は、35歳前後に退職を余儀なくされること。
 
「251」とは、元社員が刑務所で拘束された日数。
 
「404」とは、ネットで元社員の事件を調べようとしても、内容が削除されているため検索できないことを指す。
 
 
ファーウェイが元社員を迫害!?
すでに報道されている通り、2018年12月16日、ファーウェイの元エンジニアである李洪元氏(42歳)が警察に拘束され、翌19年1月22日、ついに逮捕された。
 
李氏はファーウェイで13年働いており、離職する際に、ファーウェイ幹部と補償金・退職金の交渉をして、退職金は30万元(約470万円)となった。
 
しかしファーウェイの管理者は、「李洪元が会社から補償金と退職金を騙して巻き上げた」として警察に訴えた。その結果、李氏は警察に251日拘束された。
 
李氏は、録音テープで当時の状況を記録していた。深セン検察院は証拠不十分のため李を起訴できず、釈放した。
 
その後、李氏は拘留期間中の賠償金10万元(約156万円)を国に求めた。そのためか12月9日、李は深セン検察院に恐喝罪等で起訴された。
 
ただ一方では、ファーウェイが李氏以外に少なくとも20人以上の元社員に罪を被せ、迫害したという事実が暴露された。中には、2年の有期刑に処された人もいるという。
 
ファーウェイは従業員持株制による民間企業と謳っているが、実態はブラック企業と言える。ネットユーザーらはこのスキャンダルを知り、反発。同社は、企業イメージを大きく損ねている。
 
 
ファーウェイという企業
ファーウェイは1987年、人民解放軍で働いていた任正非(にんせいひ)氏が設立した。本社は深セン市竜崗区にある。
 
よく知られているように、同社は中国ネット企業大手BATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)の一角をなす。
 
ファーウェイは、5G等の先端技術を持ち、米国の牙城を脅かしている。北京政府の支援を受けていることは、間違いないだろう。
 
一方では、スマホ等の電子機器端末に「スパイウェアを忍ばせている」と疑われている面もある。そのため、特にアメリカは、同社に厳しい対応をしている。
 
 
ファーウェイのスキャンダル
さて、米在住の評論家である陳破空(ちんはくう)氏は、『ラジオ・フリー・アジア』 (19年12月10日付)で、ファーウェイのイメージ失墜について指摘している。
 
カナダ当局は18年12月、米国の要請に従い、ファーウェイの副会長兼CFOの孟晩舟氏を拘束した。
 
その時、中国のネットユーザーは、北京の論調に従い、孟氏を「民族英雄」と称え、ファーウェイを「民族ブランド」と奉った。また、孟氏の逮捕は「米帝国主義」による弾圧だと激しく非難している。
 
しかし、その後まもなく、孟氏は勾留場から保釈金を支払い、保釈。監視付きながらも、カナダの豪華な自宅へ戻った。
 
近頃、カナダで拘束されてから1年が経った孟氏は、自らの気持ちを公開した。それは、自分を支えてくれた周囲の人々やネットユーザーに礼を言うためだった。だが、これが思わぬスキャンダルとなる。
 
多くのネットユーザーは、孟氏が美しくファッショナブルなドレスで自由に街を闊歩し、駐カナダ中国大使から慇懃なる慰問を受ける姿を見て、反発したのである。
 
かつて孟氏は、「ファーウェイのプリンセス」というイメージを持っていたが、このスキャンダルにより、そのイメージは完全に崩れ去った。
 
孟氏のスキャンダルで、ファーウェイのイメージは地に堕ちたと言っても過言ではない。
 

拓殖大学海外事情研究所
澁谷 司
(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~2005年夏にかけて台湾の明道管理学院(現、明道大学)で教鞭をとる。2011年4月~2014年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界新書)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。
 
 

『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』
澁谷 司著
経済界

『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』
澁谷 司著
電波社
 
【関連記事】
2019年12月21日付本欄 香港デモの「飛び火」に焦る中国共産党 【澁谷司──中国包囲網の現在地】
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16619


常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(2)──神聖な宗教施設と単なる「家」の区別がつかない

2019年12月29日 06時43分10秒 | 日記

常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(2)──神聖な宗教施設と単なる「家」の区別がつかない
2019.12.28(liverty web)

 

大川宏洋氏(以下、宏洋氏)がYouTubeで、幸福の科学に対する誹謗中傷を行い続けている。
 
本欄では、12月27日に公開した「常軌を逸している宏洋氏の動画の『毒水』(1)──目撃したことがないのに「女性問題」を語る」に引き続いて、宏洋氏が動画で語っている、大川隆法・幸福の科学総裁が止住(しじゅう)する教祖殿・大悟館などに対する事実誤認について指摘しておきたい。
 
 
古来、護られてきた宗教指導者が止住する精神空間
宏洋氏が動画でよく話題に出すのが、大川総裁と、弟妹など家族のことだ。宏洋氏は大川総裁と家族が止住する教祖殿・大悟館を、維持費や電気代、水道代などに多額の経費が毎年かかると聞いたという趣旨の発言をし、ムダ遣いであるかのように嘆いている。
 
しかし教祖殿・大悟館は、大川総裁が宗教指導者としての聖務を行う場であり、数多くの説法や霊言が説かれる宗教施設である。そして、霊示や経文を降ろすことや、経典の刊行なども行われている。
 
教祖殿・大悟館は、清浄な結界を護持するために、巫女的役割を果たす、男性も含む秘書たちにより護られている。その聖務の重要さは、「常軌を逸している宏洋氏の動画の『毒水』(1) 」でも触れた通りだ。
 
古来、宗教指導者は生活と修行が一体化していた。そのため止住空間は厳重に護られており、礼拝施設を兼ねるなどして、聖なる磁場を維持している。一例を挙げると、イスラム教で、メッカのモスクに次いで重要とされる「預言者のモスク」は、開祖ムハンマド自らが住居に隣接して建造したもの。イスラム教は、アッラーからの霊示において始まった宗教だ。モスクは祈りを捧げ、神との霊的交流が行われる場として位置づけられてきた。
 
そして、このモスクはイスラム共同体の本部としても機能していたと伝えられている。ムハンマドは住居と神託の場、そして宗教指導者としての聖務を同じ場所で行っていたといえる。その後増改築が重ねられ、現在は10本の尖塔を持つ、白亜の巨大で美しいモスクとして、巡礼者を受け入れている。
 
日本においても、古代国家の原型とされる佐賀県の吉野ケ里遺跡では、宗教指導者が居住する高床式住居があった「北内郭」が、クニ全体にとって最も重要な場所だったと考えられている。北内郭には主祭殿と楼観などもあり、さまざまな取り決めや祖先への祀りなどがなされていた。
 
宗教指導者の神域は、現在も大切に守られている。例えば伊勢神宮は、広大な敷地の中に外宮、内宮があり、正宮の参拝には、いくつかの鳥居と長い参道を通る。このような神社仏閣の境内地が、聖なるものを護り、神域や霊域を浄化する役割を果たす。「聖なる空間」の護持は、境内地や森、巫女などさまざまな存在があって成り立つ。教祖殿・大悟館も単なる「住居」ではなく、神域である。
 
 
大川総裁の説法を支える蔵書
さらに、大川総裁の説く法の源泉の一つに、膨大な読書量がある。人類にとって普遍の智慧を説くために、書籍から世界の動きや人々の悩み苦しみなどを知り、真実の探究を行ってきた。現在は年間2500冊から3000冊を読破しており、その知的生活が、約33年間で3000回の説法という快挙を支えた。
 
心の教えや霊界の真相から、政治、経済、経営、教育、美、芸能、宇宙など多岐にわたる法を説き、さらに映画製作など芸能・文化事業や教育事業など多方面にわたるグループの活動の総指揮を執ることができるのも、そのような日々の研鑽があってこそだ。
 
保守言論界の重鎮として活躍し、上智大学名誉教授もつとめた故・渡部昇一氏が、蔵書の保管のために数億円かけて自宅に図書館を建造したことは有名だ。教祖殿・大悟館にも、蔵書を管理するための経蔵(きょうぞう)が存在するが、当然のことと言える。
 
大川総裁は、全人類の未来を背負って立つ「ワールド・ティーチャー」として、私的生活を捨て、24時間365日、公的生活を送っている。教祖殿・大悟館は、その中核部分であり、最も神聖な宗教施設と言える。その存在の大きさを考えれば、一定の投資がなされ、維持費がかかるのは当然のことだろう。
 
それを理解できず、単なる「自宅」として捉え、贅沢だと批判する宏洋氏は、宗教的無知のレベルにあると判断せざるを得ない。
 
さらに宏洋氏は、信者からのお布施が大川総裁の「時計や宝石とかに消えている」という趣旨の発言もしているが、古今東西を見ても、宗教指導者はミサや説法の時に、宗教的権威を表すための、神々しく美しい祭服や袈裟(けさ)を身に着けていることがほとんどだ。
 
キリスト教の指導者が、祭服や司教服に身を包み、頭に宝冠を着用し、金色の大きな十字架や杖を持つ姿に見覚えがある人も多いだろう。日本でも、お寺での法事などの際に、僧侶は法衣や袈裟に身を包んでいる。大川総裁が講演会などの際に身に着けているものも、宗教指導者の現代的な姿として、何の違和感もない。
 
そして、大川総裁が講演会の時などに身に着けている時計や宝石は、すべて教団の宝物(ほうもつ)として大切に管理されているものだ。教団の宝物として後代に伝えられていくものであり、単なるムダ遣いとは全く異なる。
 
その思想や提言を世界に発信し、現在は100カ国以上に信者や支持者を持つ大川総裁。宏洋氏は、神聖な宗教施設を護持することの意味を理解すべきだろう。
 
【関連書籍】

『直撃インタビュー 大川隆法総裁、宏洋問題に答える』
幸福の科学総合本部 編集 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月27日付本欄 常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(1)──目撃したことがないのに「女性問題」を語る
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2019年10月号 長女・咲也加氏の書籍発刊 同じ環境に身を置き感謝するか 不平不満を言うか - Opinion
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16160
 
2019年2月22日付本欄 「清水富美加との結婚強制」はまったくの嘘 大川総裁が宏洋氏と週刊文春の間違いを指摘
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15452


中東海域への海上自衛隊の派遣が閣議決定

2019年12月29日 06時39分41秒 | 日記

中東海域への海上自衛隊の派遣が閣議決定 【これだけ知っトクNews(12月28日版)】
2019.12.28(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 中東海域への海上自衛隊の派遣が閣議決定
(2) イスラエル党首選で現職のネタニヤフ首相が再選
(3) 各地の自治体で、ヘイトスピーチ行為への規制が強化