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「老人ホームの代わりに大学へ」 アメリカで広がる新たなシニアライフ

2019年12月30日 17時36分31秒 | 日記

「老人ホームの代わりに大学へ」 アメリカで広がる新たなシニアライフ
2019.12.30(liverty web)

 

 
アメリカのシニア層の中に、「老人ホームの代わりに大学の中に住む」という人々が現れています。
 
アメリカでは、高校を卒業する生徒の数は2025年をピークに減っていくことが予想されています。そこで各大学が進めているのが「高齢者用住宅」の建設です。大学にとっては、土地という資産を生かし、財務を安定させるための戦略の一つです。
 
このほど米WSJ紙の記事の中では、アリゾナ州立大学の高齢者用住居に入居した、幼児教育を専門とする教授で72歳の女性を紹介しています。この女性は「学ぶのにこれ以上の環境はない」と期待を語っています。
 
同紙は、「多くの大学が、キャンパス内やその近くに高齢者用の住宅施設を用意する準備がある。ベビーブーマーの世代で、老人ホームでビンゴゲームをする代わりに、大学に行った方が刺激になると思う人々を受け入れるため」と評しています。
 


人種差別と闘った「正義」の人たち──精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(19)

2019年12月30日 06時15分35秒 | 日記

人種差別と闘った「正義」の人たち──精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(19)
2019.12.29(liverty web)

 

仕事や人間関係に疲れた時、気分転換になるのが映画です。
 
映画を選ぶ際に、動員数、人気ランキング、コメンテーターが評価する「芸術性」など、様々な基準があります。
 
アメリカでは、精神医学の立場から見て「沈んだ心を浮かせる薬」になる映画を選ぶカルチャーがあります。一方、いくら「名作」と評価されても、精神医学的に「心を沈ませる毒」になる映画も存在します。
 
本連載では、国内外で数多くの治療実績・研究実績を誇る精神科医・千田要一氏に、悩みに応じて、心を浮かせる力を持つ名作映画を処方していただきます。
 
世の中に、人の心を豊かにする映画が増えることを祈って、お贈りします。
 
今回は、人種差別と闘った人たちから学ぶ「正義」について。
 
◆                   ◆                   ◆
 
(1)「42~世界を変えた男~」(★★★★★)
まずご紹介したいのが、「42~世界を変えた男~」(2013年、アメリカ映画、128分)という、黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの伝記映画です。
 
第二次世界大戦後の1947年、アフリカ系アメリカ人のジャッキー(チャドウィック・ボーズマン)はメジャー球団「ブルックリン・ドジャース」と契約します。有色人種として初めてのメジャーリーガーとなったのです。
 
しかし当時は、トイレやレストラン、交通機関などあらゆる公共施設の使用が白人と有色人種とで分けられ、人種差別が横行していました。それは、プロ野球界も例外ではありません。
 
ジャッキーとそのゼネラルマネージャーであるブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、一般大衆やマスコミなどから袋叩きにあいます。挙句の果てにそのチームは、ジャッキーがいるせいで、遠征先のホテルから滞在を拒否されてしまいます。
 
しかし、どんな理不尽な差別にあっても、ジャッキーは「自分の心をコントロール」し、プレーに集中し続けました。そうした真摯な姿にマスコミや世論は心を動かされ、ジャッキーはやがて世界をも変えていくことになるのです。
 
ポジティブ心理学の研究では、アリストテレス、プラトン、トマス・アクィナス、聖アウグスチヌス、旧約聖書、タルムード、孔子、仏陀、老子、武士道、コーラン、ベンジャミン・フランクリン、ウパニシャッドなど、200冊に及ぶ哲学書や宗教教典を網羅し、古今東西の宗教や哲学的な伝統の中に共通した「6つの美徳」を発見しています(マーティン・セリグマン著『世界でひとつだけの幸せ』参照)。
 
この6つの美徳というのが「(1)知恵と知識、(2)勇気、(3)愛情と人間性、(4)正義、(5)節度、(6)精神性と超越性」で、ジャッキーの姿は4番目の美徳である「正義」を表していると言えます。
 
どんな理不尽な差別を受けても感情的にならず、淡々と実績を積んでいったジャッキーの姿は、正義の実現において「公平な心」が大切なのだと教えてくれます。
 
歴史的な観点から見ると、人種差別が戦後も続いていたという事実に驚きます。リンカーンの「奴隷解放宣言」があったのが1863年なので、解放宣言から約80年経ってなお、アメリカでは人種差別が横行していたわけです。先の大戦でアジアの日本がアメリカと戦ったことに、「人種差別から人々を解放する意味があった」というのもうなずける話です。
 
 
(2)「インビクタス/負けざる者たち」(★★★★☆)
次にご紹介するのは、不屈の政治家、ネルソン・マンデラの実話映画です。題名の「インビクタス」(2009年、アメリカ映画、134分)という言葉は「不屈」を表すラテン語だそうです。
 
27年間もの間、反アパルトヘイト運動により国家反逆罪で監獄されていたネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)は、釈放後の1994年、遂に南アフリカ共和国初の黒人大統領となります。
 
当時、彼は国民の間に「人種差別」と「経済格差」が依然残っていることを痛感し、「スポーツ」という世界共通言語で国民の意識を変えようと志します。
 
マンデラは、弱小だった南アフリカ代表ラグビーチームの再建を決意。チームキャプテンのフランソワ・ピナール(マット・デイモン)と何度も面会を重ね、彼を人格的に感化していきます。
 
その結果、なんと翌年に自国で開催されたラグビー・ワールドカップで、強豪のニュージーランド代表「オールブラックス」を決勝で打ち破り、見事、世界の頂点に立ったのでした! ちなみに、本年日本で開催されたワールドカップでも、南アフリカが優勝しており、マンデラの闘魂は彼が死してなお健在です。
 
人種差別を解決するために、「徳力」を使ったマンデラのリーダーシップには感服します。正義には、すべての人に幸福になって欲しいという「愛」の心がベースになければなりません。
 
 
(3)「アンナと王様」(★★★☆☆)
最後にご紹介するのが、「アンナと王様」(1999年、アメリカ映画、147分)。19世紀中頃、王家の子供たちの家庭教師としてタイ王朝に赴任したイギリス人女性の体験記を実写化した史実映画です。
 
夫を亡くして未亡人になったアンナ(ジョディ・フォスター)は、タイのモンクット王(チョウ・ユンファ)の依頼を受けて、一人息子のルイを連れ、王家の家庭教師としてバンコクに赴任します。
 
何十人もいる側室や子供たちに戸惑うアンナですが、やがて王の聡明な人柄に惹かれていきます。外国の優れた知識に学ぶべきだと考えていた王は、イギリスをはじめ諸外国の要人を招いて夜会を計画。アンナを接待係に任命し、彼女も王の期待に応えます。
 
しかし、当時タイの周辺国は、全てヨーロッパの植民地となり搾取されていました。例えば、インドとビルマはイギリス植民地、ベトナムはフランス植民地、フィリピンはスペイン植民地、インドネシアはオランダ植民地でした。こうしたヨーロッパの植民地支配からタイを守るため、モンクット王は奔走します。
 
そんな中、王の治世に不満を持つ、タイ軍のアラク将軍(ランダル・ダグ・ギム)がクーデターを起こします。果たして王は、危機的な内憂外患を乗り切ることができるのでしょうか――。
 
本作から、当時の欧米の植民地支配がいかにひどかったかがよく分かります。
 
当時のアジア諸国で、欧米の植民地にならなかった国は、タイと日本だけでした。さらに、日本だけが明治維新を成し遂げ、世界的大国に成長したのです。先の日米戦では、残念ながらアメリカに負けましたが、日本の善戦のおかげで、植民地支配で苦しんでいたアジア諸国を開放することができたのです。
 
アジアの同胞を解放した大東亜戦争(太平洋戦争)の「正義」を、私たち日本人は公平に評価し、自国に自信を持ちたいものです。
 
他には、以下のような映画がオススメです。
 
「しあわせの隠れ場所」(★★★★☆)
全米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のマイケル・オアー選手の実話に基づいた映画。ある真冬の夜、黒人の少年マイケル・オアー(クイントン・アーロン) が薄着で凍えながら歩いている姿を見て、白人女性のリー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)はたまらず声をかけます。最初は憐れみから一夜の宿を貸しただけでしたが、愛に溢れた家族の暮らしに喜ぶマイケルの姿に、リー・アンは何事にも「感謝」しながら生きる幸せを学びます。リー・アンはマイケルの後見人となり、彼女の深い愛はマイケルの潜在能力を開花させていきます。愛は人種を超えるのだと分かる感動作です!
 
 
「ザ・ダイバー」(★★★★☆)
アメリカ海軍史上、アフリカ系黒人として初めて栄誉ある「マスター・ダイバー」の称号を手にした潜水士、カール・ブラシアを取り上げた実話映画。1943年、ブラシア(キューバ・グッディングJr.)は極貧の小作農民の子として生まれます。貧しい生まれでありながらも、家族の強い励ましを受け、ブラシアは村を出て海軍に入隊します。しかし、彼を待っていたのは、人種差別やいじめという厳しい現実でした。海軍に入ったはずの彼の仕事は、コックや雑用係ばかりだったのです。しかし、そうした過酷な環境下でも、ブラシアはダイバーになる夢を諦めませんでした……。
 
 

幸福感の強い人弱い人
千田要一著
幸福の科学出版
精神科医
千田 要一
(ちだ・よういち)1972年、岩手県出身。医学博士。精神科医、心療内科医。医療法人千手会・ハッピースマイルクリニック理事長。九州大学大学院修了後、ロンドン大学研究員を経て現職。欧米の研究機関と共同研究を進め、臨床現場で多くの治癒実績を挙げる。アメリカ心身医学会学術賞、日本心身医学会池見賞など学会受賞多数。国内外での学術論文と著書は100編を超える。著書に『幸福感の強い人、弱い人』(幸福の科学出版)、『ポジティブ三世療法』(パレード)など多数。
 
 
 
【関連サイト】
ハッピースマイルクリニック公式サイト
http://hs-cl.com/
 
千田要一メールマガジン(毎週火曜日、メンタルに役立つ映画情報を配信!)
http://hs-cl.com/pc/melmaga/hsc/?width=550&height=500&inlineId=myOnPageContent&keepThis=true&TB_iframe=true


常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(3)──創作しようのない「霊言」を「コント」と揶揄する

2019年12月30日 06時10分13秒 | 日記

常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(3)──創作しようのない「霊言」を「コント」と揶揄する
2019.12.29(liverty web)

 

大川宏洋氏(以下、宏洋氏)が、YouTube動画で、幸福の科学の霊言が「コント」であり、大川隆法総裁の創作によるもの、と何度も主張している。
 
大川総裁は、これまでに公開霊言を1000回以上収録し、その多くが書籍として発刊されている。この世を去った霊に加え、生きている人間の守護霊の霊言を収録することもある。
 
宏洋氏は動画において、「守護霊と称して、人の名前を語っているので、その人が言っていると誤解されてもおかしくない」と主張する。大川総裁は霊言を収録する際、通常の説法の際とは話し方が変わる。時には、その霊人特有の動きやポーズをとることもあるため、一見、演技をしているように見えるのかもしれない。
 
しかし、大川総裁の霊言収録の背景も含めて考えると、本当に「創作」をしているなら、全く「割に合わない」ことばかりである。
 
 
創作は無理 (1)スケジュールが立たない
まず、霊言の収録は極めて不規則かつ、突発的に行われている。
 
例えば、2018年9月10日、宏洋氏の生霊が大川総裁のもとを訪れた際、大川総裁は「昨日の夜も生霊が来ていてなかなか眠れず、今日の午後にもいる」と明かしていた。(参考:『信仰者の責任について』)
 
総裁の長女である大川咲也加副理事長も、著書『娘から見た大川隆法』の中で、夜、寝室に霊がやってきたりするなどして、突然の収録が行われることも多いと語っている。大川総裁は朝型の規則正しい生活を送っているが、深夜に生霊がやってきて、調伏するためにやむを得ず霊言を収録することもある。
 
また、講演会の前日に、意見を訴えたいという霊が訪れることもよくある。大会場で講演する前日に、わざわざ睡眠不足になりうる中で、自ら不利な条件をつくって、「コント」を収録する道理はないだろう。
 
大川総裁のもとには、亡くなった人の霊が意見を訴えたくてやってくることもある。総裁が故人の顔写真を見ると同通して霊が来かねないため、秘書が新聞の訃報欄を紙で隠しているほどだ(参考:『娘から見た大川隆法』など)。
 
咲也加副理事長は、総裁夫人である大川紫央総裁補佐について、「夜になると、総裁先生のところに、けっこう生霊が来るのですが、そのとき、紫央さんは、『悪霊祓い』をしたり、『生念返し』をしたり、そういったお仕事もされているわけです」として、「ずっと慢性的な睡眠不足かもしれない」と気遣っている(『女性のための「幸せマインド」のつくり方』)。
 
こうしたことは、意思を持った霊が実際にやってきているから起きている。宏洋氏の言うように、自分の都合のよいように霊言を「創作」しているならば、割に合わないことだろう。
 
 
創作は無理 (2)総裁の意見と違うものもあえて出している
幸福の科学は、大川総裁が霊天上界から霊示を受け、霊言現象が始まったところから始まったが、90年代にいったんそれを止めている。大川総裁が自身の説法を重ね、教義体系をつくっていくにあたり、霊人の考えと矛盾する点が出てきて、一部に混乱も生じたためだ。
 
ただ、2009年以降は、再び霊言の収録を行うようになっている。それから2019年12月末までに1000回以上の霊言を収録し、矢継ぎ早にその内容を発刊してきたが、それは「徹底的なるあの世の存在証明」のためだ。歴史上の偉人の霊言や生きている人の守護霊霊言、地獄霊の霊言までも発刊している。霊人の個性や考え方が多種多様であることが分かる。
 
もちろん、地獄霊の意見は、大川総裁の意見とは全く異なる。大川総裁が、自分の言いたいことを、「霊」を創作して語っているならば、こうした霊言を「創作」する必要はない。
 
霊言においては、まだ報道されていない段階で、地上にいる国家元首の本心を明らかにすることすらある。
 
オバマ元大統領の守護霊は就任直後に「世界の警察官をやめる」とし、習近平国家主席の守護霊は就任前の時点で「世界帝国をつくる」としていた。プーチン大統領の守護霊は2016年の時点で「『日露平和条約』の締結」に言及し、トランプ大統領の守護霊は当選前の時点で「次なるヒットラーは習近平だ!」と宣言している。
 
ここまではっきりした発言を大川総裁が創作していた場合、実際にその方向に向かわなかった場合は大きなリスクが生じかねないだろう。
 
ここに挙げたもののように、実際の政治が守護霊が語っていた方向に実現していることは枚挙にいとまがない。霊言は、あくまで「公益」のために行われているのだ。
 
 
創作は無理 (3)霊言の質と回数の担保
霊言に関して、大川総裁は、霊能者が一定の質を維持しながら霊言を行うためには、相当の努力が必要になるとして、「最初は良くても、だんだんに違ったものと入れ替わってくることがある」と、その危険性を説き、厳しく戒めている。例えば、自分の守護霊がアドバイスをしてくれていると思っていても、途中で悪霊がやってきて欲望を煽ることもあり得るということだ。
 
そうした負荷がかかるにもかかわらず、大川総裁は、公開霊言のほかに、未公開の霊言も多数収録している。
 
大川総裁は初期のころから、霊言に内容の一貫性があることを常に確認する姿勢を大事にしていた。1987年に行われた第一回目の講演会「幸福の原理」において、このように説いている。
 
「日蓮さんという人がまちがいないかどうかを確認するまで、三年、四年、我慢したのです。彼の性格は、四年たってもいっこうに変わりませんでした。まったく同じ個性です。そして、言っていることは一貫しております。その言っている内容は、常識人と比べてみても、おそらく生きている人であれだけのことを言える人はいないはずです」
 
例えば、前出のプーチン大統領の守護霊霊言は、2012年から2019年の間に合計6回収録されている。プーチン大統領の守護霊は一貫して「中国、北朝鮮を抑えるために、日露の友好関係を進展させる」と語っている。続けて読んでも矛盾のない内容で、霊人の個性も同じだ。
 
また、スピリチュアル・エキスパートとして霊言現象を行う職員はいるが、大川総裁の指導のもと行っている。正しい霊が入って語っているのか、判別が極めて難しいためだ。
 
 
創作は無理 (4)辞めた人が告発するわけでもない
また、霊言が本当に創作であるならば、その「創作」の具体的なプロセスが存在するはずだろう。公開霊言だけで1000回を超えるため、その「創作」を手伝った人の証言があってもおかしくない。ところが、これまでに元職員を含め、そのような証言を行った人はいない。
 
大川総裁は、30歳の時に幸福の科学を立ち上げ、それから30年以上、誠実な霊言収録などにより、霊界の実在を訴え続けてきた。それと同時に、人々の苦しみを解決するための心の教え、社会問題や国政の在り方、世界情勢についても指針を説き続けている。
 
霊言収録の背景にある、宗教家として、救世主としての大川総裁の努力の姿勢に、今一度目を向けるべきだろう。
 
【関連書籍】

『信仰者の責任について』
大川隆法著 幸福の科学出版
 

『娘から見た大川隆法』
大川咲也加著 幸福の科学出版
 
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