NYタイムズ世論調査で「トランス女性は女子スポーツに参加すべきでない」との回答が8割 トランプ氏の政策は独善的ではない
2025.02.07(liverty web)
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《ニュース》
トランプ米大統領はこのほど、トランスジェンダーの女性選手が女子スポーツに参加することを禁止する大統領令に署名しました。
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アメリカでは近年、男性から女性に性別変更したトランス女性が、水泳や陸上の女性種目に参加して記録を塗り替えるといったケースが相次ぎ、特に学生を中心に物議を醸してきました。訴訟にまで発展したケースもあります。
そうした中、トランプ氏は「『女子』を名乗る男性が3500以上の勝利を奪い、1万1000を超える女子競技に侵入した」として、多くの女子アスリートに囲まれながら大統領令に署名しました。
大統領令は、女性だけが利用できるロッカールームを保護できるよう教育長官に求め、女子スポーツに男性を参加できるようにする教育機関や競技団体に対して、資金提供を取り消すなどの強制的な措置を取るよう指示しています。
これを受けて、全米大学体育協会(NCAA)が今月6日、「女子競技には出生時に女性だった選手のみが参加できる」とトランスジェンダー選手に関する規定を改定しました。NCAAは、約1100校、50万人以上の選手を擁するアメリカ最大の大学スポーツの統括団体です。
トランス女性の女子スポーツへの参加をめぐっては、多くの米国民から懸念の声が上がっていました。米紙ニューヨーク・タイムズ/イプソスが1月に行った世論調査では、「参加すべきではない」との回答が79%に上り、民主党支持者・民主党寄りの人々に限って見ても、67%が「参加すべきではない」としています。
これにはリベラルメディアのCNNのレポーターでさえも、「国民の79%が何かに同意することは滅多にない」として、大多数の国民が反対している現実を認めています。
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