光りの「カナタニ」行くぞ!

日本の政治・経済・国防につてい情報発信します!
アジア情勢について情報発信します!
よろしく

EU離脱に向かうイギリスへのエール 『ユートピア』の著者 トマス・モアのメッセージ

2020年01月19日 06時54分28秒 | 日記

EU離脱に向かうイギリスへのエール 『ユートピア』の著者 トマス・モアのメッセージ
2020.01.18(liverty web)

 
イギリスが揺れている。
 
昨年末にはジョンソン首相率いる保守党が総選挙で勝利し、EU離脱に向けての着実な一歩が踏み出された。一方、イギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃が「主要王族から退く」と発表したことが大きな波紋を呼んでいる。
 
そうした中、大川隆法・幸福の科学総裁は、王室のトップが最高権威者をつとめる英国国教会の成立に深く関係したイギリスの思想家、トマス・モアの霊言を収録した。
 
1516年に発行されたモアの主著『ユートピア』は、平和で、自由かつ規律ある、信仰者による国の姿を描いており、理想政治や社会を描くユートピア思想の先駆けとなった。この時代には、ローマ教会に抗議するルターの宗教改革がドイツで始まり、プロテスタントが形成。その時のイギリス国王だったヘンリー8世は当初、ローマ・カトリックを支持していた。
 
ところが、ヘンリー8世の離婚問題が勃発する。妻と離婚し、愛人のアン・ブーリンと再婚しようとしたのだ。宮廷に出仕していた大法官のモアは意見を求められたが、ローマ教皇の認めた婚姻であり、離婚を正当化する理由はないと告げた。結局モアは、反逆罪で逮捕され、ロンドン塔に幽閉、そののち処刑された。その歴史を取り上げた1966年の映画「わが命つきるとも」はアカデミー賞を受賞している。
 
 
現代の王室について
政治と宗教の理想を求めたモアの霊は、現代のイギリスや世界に関しても幅広い意見を語った。
 
イギリスはもちろん、日本やタイなど、皇室や王室のある国については、「王権神授説」、つまり王権を神から授かっている、という考え方を前提にしているとモアの霊は語った。民主主義の現代では、神に愛されていることの証明は難しいものの、それは「民意に愛されていることに裏打ちされていることが多い」とし、イギリス王室や日本の皇室のあり方への懸念を語った。
 
また、「EUは神聖ローマ帝国ですよ」と評価。かつてローマの宗教権と政治権が相まって神聖ローマ帝国が長く続いていたものの、イギリスを抑えるのは難しかったことを振り返り、「大陸とは、イギリスは考えが違うところがあった。日本の三分の二しか国土のない国が、七つの海を支配するというのは大きな神の力が働かなければならなかっただろう」とした。
 
現在のEUについては「先進国から血を吸うために入ってくる国が増えてきたから一緒にはいかない」「EUに亀裂が入ってくる。ドイツとフランスが次はきつくなってくる」と、今後を見通している。
 
最後に、「英米と、日本との結びつきも強くなると思う。日英米がトライアングルでしょう。これが、EUや、あるいは中国、ロシアとけん制し合う関係になるでしょう」「イギリスにもまだ繁栄はあるから、頑張ってほしい」とエールを送った。
 
霊言の中でモアの霊は現代にも生まれ、ある産業分野で世界的な活躍をしていることも明かしている。過去の転生でも、さまざまな分野で活躍した魂のようだ。モアが理想とした、思想・宗教・政治・経営が深いレベルで統合された「哲人」の姿を感じられる。今後の世界を見通し、「セルフ・ヘルプ」の精神に基づく繁栄を実現するために、重要な話に満ちている。
 
その他、本霊言では以下の論点についても語った。
ヘンリー8世とその娘エリザベス1世をどう見るか
アン・ブーリンの過去世と、英国国教会設立の関係
イギリスの産業革命以降の発展の奥に働いていた力とは
トマス・モアが理想とする政治体制は、現代では?
仏教とセルフ・ヘルプの精神
過去世で行った仕事とは
中国の独裁体制を崩すためのポイント
 
本霊言は、全国・全世界にある幸福の科学の支部、精舎、拠点において拝聴できます。
支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
 http://map.happy-science.jp/まで。
 
【関連書籍】

『イギリス・イランの転換点について』
 

『サッチャーのスピリチュアル・メッセージ』
 

『現代の自助論を求めて』
いずれも 大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2020年2月号 2020-2030 世界を読む Part 3 - ブレグジット後 日米英が黄金時代を拓く
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16598
 
2020年1月号 チャーチル、サッチャーが“予言" イギリスは EU離脱で復活する
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16499


「ウクライナ疑惑」でトランプ氏への弾劾裁判始まる

2020年01月19日 06時50分33秒 | 日記

「ウクライナ疑惑」でトランプ氏への弾劾裁判始まる 【これだけ知っトクNews(1月18日版)】
2020.01.18(liverty web)

 
「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1)「ウクライナ疑惑」でトランプ氏への弾劾裁判始まる
(2)「チバニアン」 に決定 日本初の地質年代


イランの元国王の子息レザー・パフラヴィー氏が米シンクタンクで講演:2020年は革命元年となる

2020年01月18日 06時27分55秒 | 日記

イランの元国王の子息レザー・パフラヴィー氏が米シンクタンクで講演:2020年は革命元年となる
2020.01.17(liverty web)

 
《本記事のポイント》
イラン民主活動家をまとめる元国王の子息がアメリカで講演
イランを全体主義的な体制と位置づけ、イラン国民への支持を訴える
現政権は変革を急がなければ、アメリカの戦略が実現する
 
 
イランではデモが続いている。昨年11月、イラン政府が予告なしにガソリンの値上げをしたことを契機に起きた反政府デモや、ウクライナ旅客機が撃ち落とされた反政府デモである。
 
一方、ソレイマニ司令官の殺害を機に起きた追悼式に集まった人々は百万人を超えると見られ、政府寄りの国民と反政府側のデモに参加する人々の間に横たわる溝は深い。
 
イランに詳しい関係者によると、政府寄りの国民と反政府的な国民との間で、内戦が起きてもおかしくない状況にあるという。
 
そのような状況で、イランでは2月21日に国会議員選挙を控えている。イラン政府は現職議員290人のうち、社会や経済の開放を訴える穏健派に属する90人の出馬を認めないと発表した。
 
国会議員の3分の1にあたる議員の出馬を阻止して、イラン国内の民衆の矛先が政権に向かうことを阻止しようという狙いなのかもしれない。しかしそれはイラン国民の自由で活発な言論を封殺し民主的体制に逆行する決断で、さらなる反発を招きかねない。
 
そのような中、米シンクタンクのハドソン研究所で、パフラヴィー朝イランの第2代にして最後の皇帝となったパーレビ国王の子息レザー・パフラヴィー氏が講演を行った。パフラヴィー氏は、もし現政権が崩壊した場合、反体制派がリーダーと仰ぐ人物である。講演の概要は以下の通りだ。
 
 
(1) イラン政府の罪状
1979年のイラン革命後、民族や宗教を理由として、多くの人が投獄された。同じ年にイランではアメリカ人外交官や海兵隊員52人を人質に取り、444日間拘束した。
 
1983年のレバノンの首都ベイルートに米海兵隊が派遣された際は、アメリカ海兵隊の宿舎が自爆テロで狙われ、241人が死亡した。
 
1988年には、イランでは数千人の若者たちが、左翼的思想にかぶれているとされ、ホメイニ師の命令で処刑された。
 
1994年には、当局はブエノスアイレスのユダヤ人のセンターで85人を殺害。
 
2009年にも、反体制運動である「グリーン・ムーブメント」で、治安部隊は多くの国民を殺害した。
 
イランの革命防衛隊のコッズ部隊は、国民を弾圧したシリアのアサド政権を支持してきた。
 
昨年11月のデモで当局の治安部隊は、1500人のデモ参加者を殺害し7000人を拘束している。
 
40年間、西側などの諸外国は貿易等と外交でイランと関与し、イランの行動を変えようとしてきたが、すべてが失敗。イランは普通の国家ではなく、今後も変革できないと見るべきである。
 
この政権がある限り、緊張が緩和される見込みはない。私の同胞のイラン人にとっては、イランの現政権は、イラン人を抑圧する占領勢力でしかない。
 
アメリカにとっても、現政権は中東における平和と安定と繁栄に対する唯一最大の脅威だと理解すべきである。
 
私の同胞たちは何年も、命を懸けてこの政権と戦ってきた。アメリカが無条件で対話をすれば、支援を必要とするイラン国民を無視することになる。
 
全体主義的政権を転覆させるには、国際社会のサポートが必要である。
 
今後は、イランの主権が存在する「国民」とどうかかわっていくのかという議論が非常に重要だと考える。
 
現政権は、最大限の制裁を受けるに価する。同時に、イラン国民は最大限の支援を受けるに価する。
 
 
(2) 軍部を含め、政権から人々の気持ちは離れ始めた
質疑応答では、次の点に触れた。
 
イランの人々がソレイマニ司令官の葬儀に反対していることや、ソレイマニ氏の肖像画を燃やして抗議をする人は報道されないなど、イランに関する報道は十分ではない。
 
私は、イランの革命防衛隊の人たちが、国会議員とともに、非暴力の市民的不服従運動に参加し、現政権と距離を置けるよう導いてきた。こうしたことが功を奏し、人々はこの40年で初めて、革命の兆しを感じている。2020年は、革命政権の「終わりの始まり」がスタートした年と見るべきである。
 
イランの国民にとって、トンネルの終わりに光があると信じられることが必要で、彼らにはレトリックを超えたサポートが提供されなければならない。
 
体制転換について議論されることが多いが、この40年間置き去りにされてきたのは、イラン国民の心情である。エスカレーションを避けるには、現政権に頼るのではなく、イラン国民との対話が必要だ。
 
武器を置き、通りに出て国民のデモに参加すべきだという軍部の人々は増えてきている。
 
「イラク戦争で失敗した」と考え、孤立主義的政策から、イランに介入すべきではないと考えるアメリカ人がいることは知っている。だがイラクやアフガニスタンと違い、イランでは国民の大多数が民主化を求めている。これは「自由」「人権」の問題であるため、党派的な問題にすべきではないと考える。
 
亡命政府の創設は、現実的な案ではない。憲法制定に向けて、憲法制定会議を立ち上げることが必要だが、そのメンバーはイランにおける選挙で選出されるべきだ。
 
 
イラン・イスラーム革命とは何だったのか
1979年のイラン・イスラーム革命で、アメリカの傀儡政権であったパフラヴィー王朝が転覆した。「反国王」「宗教の復活」「反イスラエル」を掲げ、宗教立国を実現しようとしたのが別名ホメイニ革命と呼ばれるイラン革命だった。
 
ホメイニ師は、パフラヴィー王朝の政教分離政策で脱イスラム化を目指す欧化政策は、国民の価値観を揺るがすものと考え、イスラムを根底に据えた「美徳ある社会」の実現を目指した。それはプラトンが描いた哲人王ならぬ最高指導者が導くユートピア国家だった。
 
 
アメリカではなく中国の傀儡になったイラン
しかし、イランの事情に詳しい関係者によると、この40年で革命の当初に目指していた格差是正も、繁栄する社会も実現できなかっただけでなく、イスラム教もより原理主義的な解釈が行われるようになったという。そうした解釈を行うイスラム法学者を、政権は資金的に支援している実態があるという。
 
シーア派のイランでは教義上、コーランを柔軟に解釈し、現代に順応することが可能ではあるが、復古主義的な運用が行われ、国民を苦しめていると言える。
 
また40年前のパフラヴィー朝は、冷戦時代にイランがソ連の支配下に入るのを恐れたアメリカがつくった傀儡政権であったが、現在の政権は中国の傀儡政権となり、ウイグルで同胞のイスラム教徒が苦しんでいても、見て見ぬふりを決め込んでいるという。
 
国家経営の失敗、不寛容な宗教解釈によって、国民から自由が奪われ、本来の理想とした国家建設に失敗。さらに全体主義国家・中国にイランがのみ込まれつつある様子も伺える。
 
 
イランは国内の変革を急げ

『アメリカには見えない イランの本心』
大川隆法著
幸福の科学出版
女性のサッカーの観戦が許されるようになるなど、漸次的に改革は進むが、亡命者もあとを絶たない。自由を抑圧すれば、国民の心はさらに政府から離れてしまう。大川隆法・幸福の科学総裁により、死の翌日、1月4日に収録されたソレイマニ司令官の霊言では、アメリカは国民とイラン政府とを分断させる戦略をとると指摘していたが、イラン国民の心はすでに政府から離れつつある。
 
宗教を国の支柱に据えた宗教国家の理想は、それ自体は良かったとしても、理想通りに実現しなかった部分については、国民の声に耳を傾けて修正を重ねるのが民主主義である。
 
外圧による本格的なイスラム改革を迫られる前に、イランは国の軌道修正を迫られていると言えそうだ。
(長華子)
 
【関連書籍】

『アメリカには見えない イランの本心』
大川隆法著 幸福の科学出版
 

『イエス ヤイドロン トス神の霊言』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2020年1月10日付本欄 アメリカ・イランの対立の行方 軍事衝突のリスクは去っていない
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16675
 
2019年12月号 日本人として知っておきたい イランは本当に危ない国?
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16395
 
2019年12月6日付本欄 アメリカ、中東増派で緊張高まる 日本は苦悩するイランを理解し橋渡しを
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16553


次期衆院選青森3区 幸福実現党・三國佑貴氏が出馬会見

2020年01月18日 06時25分10秒 | 日記

次期衆院選青森3区 幸福実現党・三國佑貴氏が出馬会見
2020.01.17(liverty web)

 
幸福実現党の三國佑貴(みくに・ゆうき)氏は17日、青森県庁で記者会見を開き、次期衆院選で幸福実現党の公認候補として、青森3区から出馬することを表明した。
 
今回の選挙は三國氏にとって、2016年の参院選、2017年の衆院選に続き、3回目の国政チャレンジとなる。
 
三國氏は、幸福実現党公認の地方議員が全国で38人、そのうち2人は青森県内で誕生していることに触れた上で、「先人の方々が残された仕事を乗り越えて、若い力で、新しい故郷を創っていきたい。次の世代につないでいきたい。青森の若い力で、故郷の皆様のお声を国会にお届けしていきたい」などと、出馬への決意を語った。
 
三國氏は、「故郷の未来を創る 津軽繁栄プラン2020」を掲げ、今選挙に挑む。主要政策は、以下の6つだ。
 
(1)故郷の安全・安心を守る
「憲法9条」を改正し、自衛隊を「国防軍」として位置付ける。
個人情報保護の観点から、地方自治体内での情報管理を強化する。
安全保障の観点から、「スパイ防止法」を制定する。
違法操業船や不審船の取り締まり、漂着木造船や海岸漂着物の処理など、日本海沿岸の警備体制を強化する。
避難場所や避難経路を今一度見直し、地域全体で防災教育に取り組む。
 
(2)中小企業を全力で応援
所得税、住民税、消費税、社会保険料等の合算が所得に占める「国民負担率」を20%台に下げる。
相続税、贈与税をなくし、事業継承をしやすくする。
給付型ではなく、積み立て型の新しい年金制度に移行する。
 
(3)農業・漁業を活性化させ、青森をもっと豊かに
長期的にりんご産業を維持していくために、経営が困難になった農地を集約し、株式会社化する。
青森りんごを輸出する販路を、アジアや中東、西洋諸国に拡大する。
りんごの黒星病への対策を強化する。
 
(4)故郷の未来を創る子供たちを育てる
地域の偉人を大切にする歴史教育で、郷土愛を育てる。
いじめを根本的に解決するために、「いじめ防止対策推進法」を改正し、いじめの報告や対応を義務付け、放置、隠ぺいした教員に対する罰則規定を設ける。
日本語学校の設立などで、県内にある廃校の校舎を有効活用する。
 
(5)夢を与える文化・芸能・美術・スポーツ関連事業に積極的に投資
弘前市運動公園野球場(はるか夢球場)の有効活用。2030年までに青森県を本拠地とするプロ野球球団を招致する。
地域活性化のため、青森の魅力を全国に発信し、文化・芸能事業を積極的に支援する。
 
(6)短命県返上に向けた健康長寿につながる取り組みを支援
予防医学を普及し、がん死亡率、脳卒中死亡率を下げる。
青森りんごの食育事業を支援する。
 
 
次の世代に誇れる故郷を遺す
三國氏は、故郷・青森への思いをこう力強く語っている。
 
「青森県は、作家の司馬遼太郎氏が『北のまほろば』と讃えたように、海の幸、山の幸に恵まれた土地です。また故郷には、温かい日本の心が息づいています。次の世代に誇れる故郷を遺していけるように、力を尽くしてまいります」
 
「安全保障の危機」「増税による中小企業の倒産」「人口減少」など、青森県が直面している問題に真正面から真摯に向き合い、「故郷の皆様の幸福を実現したい」と語る三國氏。次の世代の政治家に必要なのは、そうした「誠実さ」ではないだろうか。
 
【関連書籍】

『幸福実現党宣言』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月23日付本欄 幸福実現党 釈量子党首が衆院選に向けて記者会見 第一次公認決定者を発表
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16623


阪神大震災から25年 教訓を活かす被災地の姿

2020年01月18日 06時23分23秒 | 日記

阪神大震災から25年 教訓を活かす被災地の姿 【これだけ知っトクNews(1月17日版)】
2020.01.17(liverty web)

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 阪神大震災から25年 教訓を活かす被災地の姿
(2) トヨタが「空飛ぶ車」開発に向けて米企業と提携


プラハと台北の姉妹都市協定に中国反発 プラハ市長「中国は信頼できないパートナー」

2020年01月17日 06時21分51秒 | 日記

プラハと台北の姉妹都市協定に中国反発 プラハ市長「中国は信頼できないパートナー」
2020.01.16(liverty web)

 
《本記事のポイント》
チェコのプラハ市が台湾の台北市と姉妹都市協定を結び、中国側は反発
チェコは一帯一路に協力する一方、ファーウェイやZTEの排除を決めた
チェコには反共の歴史がある。反共意識に目覚め、中国に対抗を
 
 
中国・上海市政府は14日、チェコの首都プラハ市との友好都市関係を解消し、公的な交流を中断する意向を発表した。この決定は、プラハが13日に台湾の台北市と姉妹都市協定を結んだことへの対抗措置となる。
 
上海市政府は声明で「無責任に中国の内政に干渉し、公的に『一つの中国』原則を挑発してきた」「政府と人民は強烈な非難と厳正な抗議を表明する」などと反発した。
 
一方のプラハのフジブ市長は、12日付の独週刊紙ウェルト日曜版への寄稿で、中国との関係を断絶する気はないとしつつも、同国を「危険で信頼できないパートナー」と批判。「脅威や脅迫を前にして、自らの価値観や誠実さを放棄しないよう皆に求める」と呼び掛けた。中国への対抗の意思表示のためか、プラハの市庁舎には、チベットの旗が掲げられた。
 
 
揺れるチェコ
チェコは、中国の経済圏構想「一帯一路」の覚書に署名し、対中関係を前進させる意思を示してきた。中国とヨーロッパを結ぶ鉄道計画にも参加すると見られている。それだけに、姉妹都市提携についてチェコ外務省は、「プラハが決めたことであり、国の判断ではない」と弁明した。
 
その一方で、チェコは2018年に、東ヨーロッパ諸国として初めて、安全保障上の理由により、中国企業ファーウェイとZTEの排除を決めた。ファーウェイは同国で、顧客情報を中国大使館に提供し、事実上のスパイ活動を行っていたことも判明している。
 
チェコの対中政策は揺れていると言えよう。
 
 
チェコは中国・香港の民主化運動のモデル
だがチェコの過去を振り返ると、共産主義への戦いが歴史に刻まれている。
 
東西冷戦中に、旧チェコスロバキアで起きた民主化運動「プラハの春」。民主化の活動家が自由化や西側諸国のシンボルだったジョン・レノンが亡くなったことを悼み、レノンの歌詞を壁に書いた「レノンの壁」。言論の自由や信教の自由などの基本的人権を擁護した文書「77憲章」。
 
いずれも、中国や香港の民主活動家に影響を与えている。例えばプラハの春は、78年に起きた民主化運動の「北京の春」に、77憲章は、ノーベル平和賞を受賞した故・劉暁波(りゅう・ぎょうは)の「08憲章」に、それぞれ影響を与えている。
 
チェコはそうした反共意識に目覚め、反中国の姿勢を鮮明にすべきだろう。
 
台湾の蔡英文総統が総統選に勝利した直後に、自由や民主主義を守る決意を示したプラハの判断を歓迎したい。日本はこの決定を支持し、一帯一路にのみ込まれつつある東ヨーロッパから共産主義を排除する運動を支えたいところだ。
(山本慧)
 
【関連書籍】

『愛は憎しみを超えて』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年5月号 台湾の自由、民主、信仰を中国全土に広げる - 大川隆法総裁 台湾巡錫レポート
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15566
 
2019年9月号 台湾総統選候補者が出そろう アメリカが台湾防衛に動いた - ニュースのミカタ 2
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16075
 
2020年1月号 「台湾としては日米との同盟を実現したい」 - 幸福実現党 地方議員団 訪台レポート
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16501
 

 
【公開収録講演のお知らせ】
「未来編集」の公開収録講演を開催いたします。どなたでもどしどしご参加ください。
 
テーマ
『総統選後の日台の未来』
2020年を占う台湾総統選が1月11日に行われます。これについて、日本語が堪能である台湾の軍事専門家に、選挙の総括と今後の中国情勢の解説を聞けます。
 
講師
台湾国防大学校務諮詢委員 邱 伯浩
(チョウ・ボハオ)1967年生まれ。台湾出身。陸軍軍官学校、国防大学陸軍参謀学院、国防大学政治研究所などを卒業。政治学博士。現在は国防大学校務諮詢委員や日本安全保障戦略研究所研究員を務める。
 
日時
令和2年1月21日(火) 19:00~20:30(受付開始18:30)
 
場所
カフェ・ジュリエ 東京都中央区銀座5-13-16 東銀座三井ビル1F 地下鉄東銀座4番出口から徒歩1分
 
参加費
2,000円(学生1,000円)
 
お申し込みフォーム
https://ssl.form-mailer.jp/fms/990b55e6644653
 
お問い合わせ
30day.liberty@gmail.com


映画『夜明けを信じて。』、2020年秋公開決定

2020年01月17日 06時19分03秒 | 日記

映画『夜明けを信じて。』、2020年秋公開決定
2020.01.16(liverty web)

 
映画『夜明けを信じて。』(製作総指揮・原作/大川隆法)が、2020年秋に公開されることが決定した。
 
本作は、累計動員48万人、興行収入6.2億円を果たし、全国で感動を呼んだ映画『さらば青春、されど青春。』(18年)のリメイク版。前作にはなかったシーンも盛り込んだ"完全版"として、再び劇場公開される。
 
主人公である一条悟(田中宏明)は、子供の頃から勤勉に学問に励み、東京の有名大学に進学する。そこで出会った水瀬千晶(長谷川奈央)に想いを寄せるが恋は成就せず、就職活動もうまくいかない。
 
大学卒業を控えたある日、悟の身に、突如として霊的存在とのコンタクトが始まる……。
 
悟は大手商社に就職する。その勤勉な姿勢は変わらず、異例のスピードで出世を果たしていく。私生活においては、立花美穂(千眼美子)と出会い互いに惹かれ合っていく。
 
そんな順風満帆に見える生活を送る日々だったが、悟の中では次第に「自分の思想を世の中に説く」という使命感が強まっていった。
 
その使命を果たすには、悟が今まで築いてきた社会的地位、そして、大切な人と過ごすであろう生活を捨てなければならない。将来の幸せを選ぶか、それとも自身の使命に従うか。悟が出した決断とは……。
 
悟を演じる若手俳優・田中宏明(たなかひろあき)は、本作で映画初主演となる。
 
ヒロイン役の立花を演じる千眼美子は、世界8カ国で35もの賞を受賞し話題を呼んだ映画『世界から希望が消えたなら。』(19年)でも、主人公を支える重要な役を好演している。千眼と長谷川の2人は、5月15日公開の映画『心霊喫茶「エクストラ」の秘密ーThe Real Exorcistー』(主演は千眼)でも共演中だ。
 
また、出演経歴豊富な芦川よしみと石橋保が脇を固め、本作に重厚感を持たせる。
 
メガホンをとるのは『世界から希望が消えたなら。』に引き続き、赤羽博。前作で描き切れなかった思いまでを、余すことなくスクリーンに映し出す。
 
<赤羽博監督コメント>
「人生での20代、未来に向かって最難関の大学に合格し、その後の仕事においては未来の社長候補として期待され、理想の女性にも巡り合う。正に人生順風の中、己の心の叫びから、ある使命に気づき全てを棄て空手に立つと決意。真暗な闇の中、夜明けを信じて一本の道を歩み続ける主人公。ただ一人往くこの男の背中に、若者は自分を重ね、青春もすでに遠くに過ぎ去った人達も、もう二度とない季節に戻れる時があるのかと、この主人公と共に己の心の叫びを感じてほしいと思います。…この使命とは、一体なんだったんだろう……。」
 
脚本は大川咲也加が担当。昨年10月に公開された映画『世界から希望が消えたなら。』にて数々の映画祭で脚本賞を受賞した彼女が、本作でもその手腕を発揮する。前作の圧倒的な世界観はそのままに、脚本、キャスト、撮影カット等を一新。前作では描かれなかった人間ドラマが更に濃密に描かれる。
 
『夜明けを信じて。』
公開日:2020年秋 全国ロードショー
【製作総指揮・原作】
大川隆法
【キャスト】
出演/田中宏明、千眼美子、長谷川奈央、芦川よしみ、石橋保
【スタッフ】
監督/赤羽博 音楽/水澤有一 脚本/大川咲也加
【製作等】
製作/幸福の科学出版 製作協力/ARI Production、ニュースター・プロダクション
制作プロダクション/ジャンゴフィルム
【配給等】
配給/日活 配給協力/東京テアトル
 
映画『夜明けを信じて。』公式ホームページ
https://yoake-shinjite.jp/
©2020 IRH Press
 
【関連記事】
2019年12月20日付本欄 アカデミー賞の審査対象が発表 日本から「世界から希望が消えたなら。」「家族のレシピ」などが選出
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16614


グーグルが個人ユーザーのデータ提供を取りやめ

2020年01月17日 06時16分19秒 | 日記

グーグルが個人ユーザーのデータ提供を取りやめ 【これだけ知っトクNews(1月16日版)】
2020.01.16(liverty web)

 
「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) グーグルが個人ユーザーのデータ提供を取りやめ
(2) プーチン大統領が憲法改正を目指すと表明、内閣は改造
(3) 米中が第一段階の貿易合意に署名
 


地球環境論の見方(1)地球温暖化について

2020年01月16日 06時43分13秒 | 日記

地球環境論の見方(1)地球温暖化について 【HSU・木村貴好氏の連載・番外編】
2020.01.15(liverty web)

 

HSU未来産業学部 アソシエイト・プロフェッサー
木村 貴好
(きむら・たかよし)1971年、埼玉県生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒。同大学院修士課程(環境科学)修了、同農学研究科博士課程単位取得後退学。博士(農学)。応用昆虫学分野の研究を行う。農業生産法人、茨城県農業総合センター生物工学研究所を経て、2008年、幸福の科学に奉職。現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティの未来産業学部アソシエイト・プロフェッサー。「自然と環境」「基礎生物B」などの授業を担当。著書に『スピリチュアル自然学概論』。
 
 
◎ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)未来産業学部のホームページ
http://future-industry.happy-science.university/
 

スピリチュアル自然学概論
木村貴好著
HSU出版会
本記事は、連載途中の「生命の探究に向けて」の番外編(3回分)です。テーマは、地球温暖化です。
 
約2万年間の地球の気温と海水面の変化におけるダイナミズムに思いを馳せてみたいと思います。
 
今から約2万年前、海水準は現在より低く、例えば瀬戸内海は陸地でした。海水準が今より低いということは、海水は陸地に存在していた、つまり氷河期だったということです。
 
参考サイト:嵐山町web博物誌「25000年~15000年前の日本列島と旧石器人の渡来経路」
http://www.ranhaku.com/web04/c1/1_01map.html
 
当時、北欧やアメリカ大陸のカナダはほとんど氷河で覆われていました。年平均気温は現在より7~8℃低く、海水準は百数十メートル低かったと考えられています。


地層内の花粉分析から、瀬戸内海の辺りには、現在の東北地方に多いブナや針葉樹が多かったことが分かっています。また海底からは、ナウマンゾウの化石も見つかっています。


日本企業の倒産件数、11年ぶりに増加

2020年01月16日 06時40分06秒 | 日記

日本企業の倒産件数、11年ぶりに増加 【これだけ知っトクNews(1月15日版)】
2020.01.15(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 日本企業の倒産件数、11年ぶりに増加
(2) 米シンクタンク、中国対策で米海軍の脆弱性を指摘
(3) イエメンのネットが不通 原因は海底ケーブルの切断


IR汚職事件 問題の企業は中国国営企業傘下だった

2020年01月15日 06時18分43秒 | 日記

IR汚職事件 問題の企業は中国国営企業傘下だった 【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2020.01.14(liverty web)

 
《本記事のポイント》
 逮捕された中国企業幹部らの不思議な経歴
「日中友好協会」設立者や、沖縄の市議会議員!?
 問題企業は中国国有企業の傘下だった
 
 
2019年12月25日、東京地検特捜部は自民党衆院議員(東京15区)の秋元司容疑者(48歳)を、IR(統合型リゾート)誘致をめぐる収賄容疑で逮捕。今月14日には、さらに賄賂をもらっていたとして再逮捕している。賄賂の合計額は約730万円となった。現職国会議員の逮捕は、2010年1月の石川知裕衆院議員以来、約10年ぶりである。
 
 
逮捕された中国企業幹部らの不思議な経歴
また同特捜部は、贈賄容疑で中国企業「500ドットコム」日本法人元役員ら3人を逮捕した。
 
「500ドットコム」は本社が広東省深センで、インターネット上でのゲームやスポーツくじ等の事業を展開している。2017年7月には日本法人を設立した(「500ドットコムジャパン」)。
 
逮捕されたのは同法人の元役員、鄭希ことジェン・シー(37歳)及び同社元顧問、紺野昌彦(48歳)と同、仲里勝憲(47歳)である。
 
彼らの経歴が、なかなか興味深い。
 
鄭希容疑者は、中国東北部出身にして、日本で"活躍"するエリートだった。
 
「500ドットコムジャパン」の元副社長で、高校卒業後、信州大学経済学部へ留学している。その後、東京大学大学院へ進学した。
 
大学院修了後、三菱商事、リクルート、メタップスを経て、2019年には17(イチナナ)Media Japan(日本No.1ライブ配信アプリ「17 Live<イチナナライブ>」を運営)の常務執行役員COOに就任した。なかなかの華麗なる経歴の持ち主である。
 
そして、沖縄在住の紺野昌彦(兵庫県出身)容疑者は、真相の程は分からないが、現職のある参議院議員の"隠し子"だという噂もある。また、2008年には、拳銃を所持していたため、沖縄県警に逮捕され、服役したことがある。
 
さらに2017年2月、紺野容疑者は一般社団法人「沖縄県日中友好協会」を設立した。その設立祝賀会には、中国側から程永華大使(当時)や総領事など幹部クラスの外交官が参加している。
 
また、仲里勝憲容疑者は沖縄県浦添市の市議会議員を務めたことがある。
 
後半二人の経歴は、ただのビジネスマンというよりも、いささか"政治的"な匂いもある。
 
 
問題企業は中国国有企業の傘下だった
さらに注目すべきは、「500ドットコム」の筆頭株主が「Tsinghua Unigroup International Co., Ltd.」(清華紫光集団)という点だ。この紫光集団は、清華大学傘下の国有企業である。中国の国有企業が「500ドットコムジャパン」の経営に関与していたのは明白だろう。
 
結局、「500ドットコムジャパン」は、2019年12月30日付で、陳旭東会長と潘正明CEOを一時的に解任した。そして、会長の後任に、紫光集団幹部、呉勝武をすえている。
 
今回の汚職事件は、掘れば掘るほど、闇深そうな雰囲気がある。
 

拓殖大学海外事情研究所
澁谷 司
(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~2005年夏にかけて台湾の明道管理学院(現、明道大学)で教鞭をとる。2011年4月~2014年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界新書)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。
 
 

『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』
澁谷 司著
経済界

『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』
澁谷 司著
電波社
 
【関連書籍】

『愛は憎しみを超えて』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2020年1月7日付本欄 中国に9割依存している北朝鮮経済 【澁谷司──中国包囲網の現在地】
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16666


ヘンリー夫妻の英王室"引退"が波紋呼ぶ

2020年01月15日 06時14分24秒 | 日記

ヘンリー夫妻の英王室"引退"が波紋呼ぶ 【これだけ知っトクNews(1月14日版)】
2020.01.14(liverty web)

 
「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) ヘンリー夫妻の英王室"引退"が波紋呼ぶ
(2) トランプ政権、中国の「為替操作国」を解除
(3) 中国の豚肉価格、1年で2倍


減薬の取り組みで診療報酬を上乗せへ どうすれば、薬を減らせるのか?

2020年01月13日 17時43分17秒 | 日記

減薬の取り組みで診療報酬を上乗せへ どうすれば、薬を減らせるのか?
2020.01.13(liverty web)

 
《本記事のポイント》
厚労省が薬の過剰処方への対策で診療報酬上乗せ
生活習慣の転換によって、飲むべき薬も減らせる
明るく、希望に満ちた、ポジティブな感情を
 
 
厚生労働省が、医療費の無駄遣いの原因となっている「重複処方」「薬の飲み残し」防止対策の一環で、入院時の処方薬の整理や、重複投薬や残薬の確認を行う病院に対し診療報酬を上乗せする方針であることを、13日付日経新聞が報じた。
 
患者が必要以上に多くの薬を服用し、ふらつきなど副作用のリスクが高まるポリファーマシーを防ぐことが目的だ。複数の病院にかかることで、同じ効果の薬が重複して処方されることや、患者が管理しきれず飲み残しにつながることなどの改善を目指すという。日本薬剤師会によれば、75歳以上の在宅患者の残薬は、年500億円規模になるという。
 
薬の「過剰処方」の対策は、医療費削減の重要な施策となるだろう。同時に、医療者の働き方次第で、「飲むべき薬」自体も減らすことができるのではないだろうか。
 

『生涯現役人生』
大川隆法著
幸福の科学出版
大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『生涯現役人生』の中で、「年配者のなかには、薬漬けになっている人も多いでしょうが、努力して運動を継続し、『薬をだんだん減らしていこう』と思っていれば、減らしていけないことはありません。(中略)検査の数値に大きな変化が現れたら、薬は減っていくはずです」と、生活習慣の改善によって処方が必要な薬を減らせるはず、と指摘する。
 
本誌2014年9月号では、「患者を"卒業"させる病院を目指せ - 医療の「常識」逆転 後編」と題し、医療費削減のための様々な対策を取り上げた。ここで紹介した、生活習慣を変えるなどして「飲むべき薬を減らす」取り組みを行っている、伊皿子坂医院院長の河野克典氏のインタビューを紹介する。
 
◆           ◆           ◆
 
生活習慣の見直しには心の見直しを
 
伊皿子坂医院 院長
河野 克典
プロフィール
(かわの・かつのり)1957年生まれ。山口大学医学部を卒業後、同大学脳神経外科、東京女子医科大学付属病院循環器内科、東京都立府中病院循環器科を経て現職。日本内科学会認定総合内科専門医、日本抗加齢医学会(アンチエイジング)専門医。
患者さんの中には、健康に悪い生活習慣を変えようとせず、薬を飲むという簡単な方法で対処しようとする方や、病気を治してもらおうと医者に依存する方が多いのは事実です。
 
ただ、医者の側も「生活習慣を直せば薬を減らすことができますし、場合によっては薬を止めることも可能です」ときちんと伝えるべきでしょう。
 
私自身、10年前は血圧とコレステロール値が高く、降圧薬2種類とコレステロールを下げる薬を飲んでいましたが、生活習慣の改善により現在はすべて正常値となり、薬はまったく服用していません。
 
 
希望を持つことで生活習慣が変わる
生活習慣を改められないと言う患者さんは、生活上のストレスが溜まっていたり、不満や怒りで心が一杯になっていたり、快楽を求める心に流されていたり、人生に失望していることが多い。幸福感が少ないのです。
 
まず私は、患者さんの話を聞いてご本人を取り巻く状況を理解し、解決できる点について相談に乗ります。その際、「病気だから自分はダメなんだ」とは思わなくていいと伝え、「この病気を、現在の生活を見つめ直すきっかけにしましょう」と伝えています。時には、家族を含めたメンタル面の相談に乗ることもあります。
 
ストレスの根源である、他人への怒りや自分を許せない心は病気を悪化させます。それを乗り越えるには、自らの生き方を反省するという宗教的なアプローチが有効です。
 
ネガティブな感情を手放し、将来への希望を持つと、患者さんは自ら積極的に生活習慣を見直すようになります。
 
例えば、仕事上の付き合いで飲酒の機会が多く、生活も不規則で、重度の高血圧と糖尿病と診断された方は、「世の中に貢献できるような仕事を長く続けたい」と決意して生活習慣を改善した結果、薬が要らなくなりました。
 
また、高血圧と糖尿病、肥満だった女性も、「子供が成人していないので病気で倒れるわけにはいかない」と反省し、食事の献立を研究し、運動を始めたところ、あっという間に数値が改善しました。
 
生活習慣を変え始めた患者さんの中には、「先生が一生懸命病気を治そうと頑張ってくれているから、自分が何もしないわけにはいかない」と話してくださる方も多いです。やはり、医療者側の誠意と熱意も重要だと痛感します。
 
 
本来の自分を取り戻すサポートを
患者さんは「本来の自分を取り戻さなければならない」と決意した瞬間から、生活習慣を改めようとされます。この事実を目の当たりにすると、患者さんに本来の自分を取り戻していただくことが医者の存在意義の一つであり、それをサポートすることが薬に頼らない健康生活をもたらす「最良の薬」になると実感します。
 
健康に生きるには、明るく、希望に満ちた、ポジティブな感情を持つことが最も大切だと思います。(談)
 
【関連書籍】

『生涯現役人生』
大川隆法著 幸福の科学出版
 

『超・絶対健康法』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2014年9月号 患者を"卒業"させる病院を目指せ - 医療の「常識」逆転 後編
https://the-liberty.com/article.php?item_id=8166
 
2015年7月号 医療負担はもっと安くできる - 幸福実現党の設計図 2025 第3回
https://the-liberty.com/article.php?item_id=9642


台湾・蔡英文総統が再選 日本はともにアジアの「自由・民主・信仰」を守れ

2020年01月13日 06時24分03秒 | 日記

台湾・蔡英文総統が再選 日本はともにアジアの「自由・民主・信仰」を守れ
2020.01.12(liverty web)

 
《本記事のポイント》
台湾の総統選で蔡英文総統が再選
昨年、大川隆法総裁が台湾で講演
日本は台湾の盟友としてアジアの自由・民主・信仰を守るべき
 
 
台湾の総統選が11日に投開票され、民進党の蔡英文総統が、国民党の韓国瑜高雄市長らに大差をつけて再選した。
 
蔡氏の得票率は817万票を超え、史上最高得票を記録。民進党は立法院でも過半数の61議席を確保した。再選を受け、蔡氏は記者会見で「勝利をしても反省を忘れず、国家主権を守り続ける」「民主的な台湾、選挙で選ばれた政府は脅しに屈することはないと、北京当局が理解することを望む」などと述べている。
 
この歴史的勝利には、香港の存在がある。昨年前半まで蔡氏の支持率は低迷していたが、昨年6月に香港の抗議デモが本格化すると、台湾世論の緊張感が高まるにつれ、支持率も回復を遂げた。
 
台湾の人々が香港の現状に危機感を覚えたのは、昨年1月初めに行われた、中国の習近平国家主席の重要演説がある。習氏は演説で「(中台の)平和統一の実現」「一国二制度の適用」などの5項目における台湾政策に言及。「中国人は中国人を攻撃しない」としながらも、「台湾への武力行使を放棄しない」と強調した。
 
 
台湾はすでに中国と「別の国家」

『愛は憎しみを超えて』
大川隆法著
幸福の科学出版
習氏の演説により、台中関係が緊迫していた昨年3月3日、大川隆法・幸福の科学総裁は台湾の台北市内で、講演「愛は憎しみを超えて」を行った。
 
大川総裁は複数のマスコミを含む約800人の聴衆を前に、「(台湾は)独立などする必要はありません。もうすでに、台湾自体が『別の国家』として成長してきています。この国家は別の国家だと思います」と話し、台湾の人々を鼓舞。
 
台湾が中国化するのではなく、台湾が育んできた繁栄や神仏への信仰心が中国本土に広がることによってこそ、中国の人々の幸福にもつながると述べた。
 
この講演は台湾の多くの人々を勇気づけた。さらに講演後、蔡氏の活動が活発化する。昨年7月、中国の圧力に対抗するために、台湾と国交のある国の国連代表を招いたパーティーを米ニューヨークで開催。9月の国連総会で台湾支持を表明するよう呼び掛けた。総統が国連大使と面会するのも、台湾の代表機関がアメリカでの活動を公開するのも初めてのことだった。
 
そしてトランプ米政権は昨年8月、武力統一をちらつかせる中国に対抗するため、台湾へのF16V戦闘機66機の売却を正式決定するなど、かつてない強固な結びつきのもと、支援を続けている。
 
蔡氏の再選を受けてポンペオ米国務長官は声明を発表。蔡氏が中国の圧力に負けず、中台関係の安定維持に取り組んできたことを称賛し、「台湾が蔡氏の下、自由、繁栄、国民のためのより良き道を希求する国々の輝かしい手本となり続けることを期待する」と表明した。
 
蔡氏の中国の脅しに決して屈しない強い意志と成果が、支持率回復につながったと言えるだろう。
 
 
アジアの自由・民主・信仰を守る
再選により、今後、台湾とアメリカは強力な「同盟関係」を構築していく可能性が高い。
 
一方で日本は現在、台湾と正式な国交はない。アジアの自由と民主、信仰を共に守る盟友となるためにも、台湾との国交回復、さらにはもう一歩踏み込んで、「台湾との同盟関係の樹立」を目指すべきだ。
 
日台米の三カ国が力を合わせて、アジア太平洋圏の自由な世界を護ることは、アジア、そして世界の平和を守ることにつながる。そして、その価値観を中国本土にも波及させることが望ましい。
(駒井春香)
 
【関連書籍】

『愛は憎しみを超えて』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年5月号 台湾の自由、民主、信仰を中国全土に広げる - 大川隆法総裁 台湾巡錫レポート
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15566
 
2019年9月号 台湾総統選候補者が出そろう アメリカが台湾防衛に動いた - ニュースのミカタ 2
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16075
 
2020年1月号 「台湾としては日米との同盟を実現したい」 - 幸福実現党 地方議員団 訪台レポート
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16501
 

 
【公開収録講演のお知らせ】
「未来編集」の公開収録講演を開催いたします。どなたでもどしどしご参加ください。
 
テーマ
『総統選後の日台の未来』
2020年を占う台湾総統選が行われました。これについて、日本語が堪能である台湾の軍事専門家に、選挙の総括と今後の中国情勢の解説を聞けます。
 
講師
台湾国防大学校務諮詢委員 邱 伯浩
(チョウ・ボハオ)1967年生まれ。台湾出身。陸軍軍官学校、国防大学陸軍参謀学院、国防大学政治研究所などを卒業。政治学博士。現在は国防大学校務諮詢委員や日本安全保障戦略研究所研究員を務める。
 
日時
令和2年1月21日(火) 19:00~20:30(受付開始18:30)
 
場所
カフェ・ジュリエ 東京都中央区銀座5-13-16 東銀座三井ビル1F 地下鉄東銀座4番出口から徒歩1分
 
参加費
2,000円(学生1,000円)
 
お申し込みフォーム
https://ssl.form-mailer.jp/fms/990b55e6644653
 
お問い合わせ
30day.liberty@gmail.com


揺れるキリスト教界 「LGBT」を巡り米大手プロテスタント教団が分裂へ

2020年01月13日 06時19分33秒 | 日記

揺れるキリスト教界 「LGBT」を巡り米大手プロテスタント教団が分裂へ
2020.01.12(liverty web)

 
《本記事のポイント》
 LGBTへの立場を巡って米大手プロテスタント教団が分裂へ
「性の自由」をどこまで認めるかでキリスト教界が揺れている
 人間の本質は魂であり、自分が今生きている性別には魂を磨く意味がある
 
 
「LGBT(セクシャルマイノリティ)」についての立場を巡り、米キリスト教界が揺れている。
 
プロテスタント主流派の「合同メソジスト教会(UMC)」は、同性婚およびLGBTの聖職者の容認を巡って、教団が分裂する見通しだという。教会指導者らが3日に公表した(米ワシントン・タイムズ紙4日付電子版)。
 
同教会は、「南部バプテスト連盟(SBC)」に次いでアメリカで二番目に大きなプロテスタント主流派。同性婚やLGBTの聖職者を容認するか否かについて、ここ数年に渡って激しい議論を重ねてきた。
 
2019年2月には、アフリカなどを含め全世界から864人もの代議員を招集し、UMC特別総会が開催された。そこで教団の立場を定める投票が行われ、同性婚やLGBTの聖職者を容認しない「伝統的な案(Traditional Plan)」が賛成多数で可決。「同性愛はキリスト教の教えと相容れない」という保守的なスタンスを貫くことになった。
 
一方で、賛成438票に対して反対384票と意見は大きく分裂したまま。LGBT容認派の牧師や教会の多くが、教団脱退の意向を示している。
 
相対する立場の違いを受け、教団内の保守派とリベラル派の両者が、今年5月に開かれる総会で「分裂」に投票することで合意。各地教会の意思で教団から脱退できるよう調整するという。
 
かつて聖書の解釈の違いで宗派が分かれたように、LGBTに対する立場を巡ってキリスト教界が分裂しつつあるようだ。
 
 
イエス・キリストを同性愛者に描く映画
「性の自由」をどこまで許容するかは、非常に難しい問題だ。セクシャルマイノリティが差別を受けるような事態になってはならないが、自由度が高くなり過ぎると、節度や貞節など宗教に基づく倫理観そのものが崩壊しかねない。
 
19年12月には、イエス・キリストを同性愛者として描いた短編映画「最初の誘惑」(原題:The First Temptation of Christ)が、米動画配信大手ネットフリックスで公開された。
 
製作したのは、ブラジルの人気コメディーグループ「ボルタ・ドス・フンドス」。イエスが自身の性別や救世主としての役割に疑問を抱き、同性愛者の愛人を両親に紹介する場面が描かれるほか、「東方の三賢人」が売春婦連れでイエスの実家を訪問するシーンもあるという。
 
当然、キリスト教会や信者から激しい批判を受けており、ネットフリックスに対しては配信停止を求める署名が235万以上も集まっている。
 
 
人生の「目的」に立ち返る
LGBTを考えるには、人間が何のために生まれてくるのかという「原点」に返る必要がある。
 
人間の本質は肉体ではなく神に創られた魂だ。その魂を磨くため、何度も地上に生まれてはさまざまな経験を重ねている。そうした転生輪廻の過程で、男性として生まれることもあれば、女性として生まれることもある。どちらの性で生まれるかというのも「人生計画」の一つであり、自分の魂経験に必要な環境を各人が自分で決めて生まれてきている。
 
つまり、自分が今生きている性別には、魂を磨くための意味があるということだ。
 
例えば、男性の転生が多かった魂が女性として生まれれば、違和感を覚えることもあるだろう。だが、実は自分自身が「女性として生きることで、慈愛や調和の心を身に着けたい」と決意して選んだ結果かもしれない。
 
だからこそ、持って生まれた性を受け入れ、与えられた人生を最大限に輝かすことが、自身の魂の向上につながる。
 
LGBTが差別されてはいけないが、マイノリティを守ろうとするあまり、かえって多くの魂の成長を阻害するような論調にも気を付ける必要がある。
(片岡眞有子)
 
【関連書籍】

『イエス ヤイドロン トス神の霊言』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月号 私たちがこの世に生きる意味 - 大川隆法説法 3000回突破記念 「The Reason We Are Here」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16404
 
2019年10月25日付本欄 カナダの「同性愛」推進の霊的背景を探る 「本物の愛」とは何か?
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16416
 
2019年2月8日付本欄 各宗教界は「同性愛」「LGBT」をどう受け止めているの?
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15387