光りの「カナタニ」行くぞ!

日本の政治・経済・国防につてい情報発信します!
アジア情勢について情報発信します!
よろしく

中国の「暗号法」は危険なの? 【読者のギモン】

2020年01月12日 06時39分19秒 | 日記

中国の「暗号法」は危険なの? 【読者のギモン】
2020.01.11(liverty web)

 
《本記事のポイント》
「暗号」がブロックチェーンの鍵
 中国が初めて、デジタル通貨を発行する!?
 デジタル化を進める目的とは
 
「最近ネットで、中国の『暗号法』が危ない、という記事をよく見かけます。いったい、どういうことなのでしょうか?」(東京都・40代女性・H.Aさんより)
 
このような趣旨のお問い合わせが編集部に寄せられました。本欄では、この疑問になるべく分かりやすく答えてみたいと思います。
 
編集部では、読者の皆様の声を募集しております。あて先は、info@the-liberty.comまで。
 
本欄では、ニュースや日常生活で見聞きしたギモンに、随時お答えしていきたいと思います。年齢・性別・お住まいの都道府県・ペンネームを合わせてお送りください。
 
「暗号法」とは、中国で2019年10月に成立し、2020年1月1日から施行された、中国の国内法です。同法には、中国共産党が指揮を執ることが明記されたほどで、中国にとって、データの機密性を守るための暗号がいかに大切な技術かが伺えます。
 
暗号は、国家の極秘情報を守る「核心暗号」、機密情報を保護する「一般暗号」、国家機密と関わりのない情報を保護する「商用暗号」の3つに分類され、「核心」と「一般」は、政府が管理します。
 
政府や一般企業が構築する、国民の生活に関わる暗号は、商用にあたります。政府が直接に暗号を管理するわけではありませんが、中国の企業は全て、政府の息がかかっています。そのため、政府の管理下に置かれるリスクは否定できません。
 
ちなみに、中国ではモバイル決済が爆発的に広がっていますが、すべてのキャッシュレス決済が、中央銀行である中国人民銀行を介する仕組みになっています。そのため、政府に情報は筒抜けです。
 
日本でもモバイル決済が増えていますが、中国企業と業務提携をしているものもあります。モバイル決済を使う場合は、使用履歴が中国企業に共有されていることを自覚する必要があるでしょう。
 
 
デジタル通貨に注目が集まる
それでは、「暗号法」はなぜ成立・施行したのでしょうか。その背景には、中国が2020年にも発行すると言われている「デジタル人民元」の存在があります。
 
例えばデジタル人民元は、仮想通貨に使われているブロックチェーンの技術を用いると言われています。実際に習近平国家主席は19年10月、ブロックチェーン産業を育成する方針を表明。このブロックチェーンで鍵になる技術が、「暗号」です。
 
フェイスブック社が発行しようとしていた仮想通貨「リブラ」とは異なり、デジタル人民元は、人民元と連動させて、価格を安定させる仕組みと言われています。
 
デジタル人民元が発行されれば、中国は主要国で初めて、デジタル通貨を発行した国となります。そのため、こうした中国の動きは、世界から注目を集めています。
 
デジタル通貨の利点の一つは、従来の現金よりも送金がしやすいことです。そのため現状では、基軸通貨となっている米ドルで取り引きしていますが、国際取引ではより便利なデジタル人民元を使う人も出始めるでしょう。
 
デジタル人民元に対して、麻生太郎財務大臣は警戒感を示しており、6日に全国銀行協会の賀詞交歓会であいさつした際には、「国際決済に使われることを頭に入れておかないといけない」と述べています。
 
 
デジタルは監視に便利
中国では、デジタル人民元に先んじて、電子マネーの利用が進んでいます。QRコードを使ったモバイル決済の利用者は19年8月時点で44%と言われています。
 
ただ、ここで注意しなければいけないのが、デジタル化を進めている中国政府の思惑です。
 

『習近平の娘・習明沢の守護霊霊言』
大川隆法著
幸福の科学出版
大川隆法・幸福の科学総裁は2019年9月、習近平国家主席の娘である習明沢氏の守護霊霊言を収録。習明沢氏の守護霊は、中国で電子マネーの導入を進める理由をこう明かしていました。
 
「電子マネーになれば、要するに、最終的に、全国民の財布の紐を握れるので、国家が指名手配した者の電子決済をできないようにしてしまえば、一発で"干上がる"んです。一日で"干物"にできちゃうんです、この人を。(中略)だから、暴力を使わないで、人を完全に管理できる可能性があるんですよ」(『習近平の娘・習明沢の守護霊霊言』所収)
 
つまり中国は、デジタル化を進めることで、監視体制を強化しようとしています。
 
現金は「匿名性」が担保される部分がありますたが、電子マネーの場合は、お金の流れが全て記録されます。デジタル人民元のように、政府が発行するデジタル通貨ならなおさらです。
 
1月から施行された「暗号法」の背景には、こうした中国の思惑があります。デジタル人民元を使う日本人は少数かもしれませんが、自衛の策として、知っておくべきでしょう。
(飯田知世)
 
【関連書籍】

『習近平の娘・習明沢の守護霊霊言』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月号 あなたのお金が消える キャッシュレス4つのリスク Part.1
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16402
 
2020年1月号 フェイスブック「リブラ」が頓挫 「仮想通貨」神話の終わり - ニュースのミカタ 2
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16512
 
2019年12月22日付本欄 中国はデジタル人民元を導入? 新たに始まるデジタル通貨覇権
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16620


公的年金制度に「大きな不安」 次世代にツケを残さないために

2020年01月12日 06時34分54秒 | 日記

公的年金制度に「大きな不安」 次世代にツケを残さないために 【これだけ知っトクNews(1月11日版)】
2020.01.11(liverty web)

 
「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 公的年金制度に「大きな不安」 次世代にツケを残さないために
(2) 安倍首相が中東3カ国を訪問 仲介役としての役割を果たせるか
(3) 香川県、子供のスマホ依存対策に向けた条例の素案を発表


アメリカ・イランの対立の行方 軍事衝突のリスクは去っていない

2020年01月11日 06時36分14秒 | 日記

アメリカ・イランの対立の行方 軍事衝突のリスクは去っていない
2020.01.10(liverty web)

 
「イラン政府と国民は一枚岩でない」──。
 
イランと対立するアメリカでは、複数のメディアがイラン批判を強めている。
 
イラン人のジャーナリストで女性の権利を訴えてきたマシー・アリネジャド氏は、米ワシントンポスト紙(7日付)で、「ソレイマニ氏の死去を嘆くイランのプロパガンダを信じるな」と題した記事を書いた。
 
今回のソレイマニ司令官の葬列においては、学生や公務員が参列を強いられ、移動手段は無料で使えるようになり、店は閉店するよう命じられた。中には、司令官をたたえる手紙を書くよう頼まれた子供もいるという。
 
昨年11月にイランで起きた、ガソリンの値上げに抗議する反政府デモでは、少なくとも7000人が拘束された。インターネットも5日間シャットダウン。イラン政府は正確な死者数を公表していないが、ロイター通信は、死者1500人以上と報じた。
 
マシー氏は、デモの死者の家族が遺体引き取りの際に賠償金を払うよう求められたことを伝えている。さらには、葬儀を放棄させられ、葬儀が執り行われた場合は秘密警察が葬儀を邪魔しに来た、と告発している。
 
 
「政府と国民の分断」がカギ?
8日の時点で、イラン・アメリカ両政府はこれ以上の軍事行動はひとまず控えると発表しており、各メディアも衝突の危機が回避されたという論調だ。しかし、9日付本欄でも紹介したように、本当の衝突は、今後起きる可能性がある。
 
10日には、大川隆法・幸福の科学総裁のもとに、4日に続いてソレイマニ司令官の霊が現れた。死の直後であるものの、冷静に両国の状況を見ている様子だった。特筆すべきは、アメリカが「イラン政府と国民の分断」を目指しているという分析だ。
 
ソレイマニ氏の霊は、トランプ米大統領が、イランの攻撃は止めるが、経済制裁は強化すると宣言している点について、「民衆とイラン指導部の分断」を狙っていると分析。アメリカが「解放者」としてイランに進軍し、「親イランのゲリラ部隊の攻撃」を受ける前に、できるだけ早くイランの司令部を攻撃して、親米の指導部に入れ替えようとしている、というのだ。
 
確かに、経済制裁を強化すればイラン国民の不満は高まり、イラン政府に矛先が向く。冒頭で紹介したワシントンポスト紙の報道のような事態も増えることが予想される。こうしてアメリカは、「解放」という大義を立てようとしているのだろう。
 
一方、ソレイマニ氏の霊はイラン側の思惑について、今回の殺害に対する「民衆の怒りが冷めないうち」に、アメリカへの撤退要求、あるいは実力行使を考えていると指摘した。
 
アメリカもイランも、「イラン国民の感情」に注目しながら戦略を練っている、という見立てである。
 
 
近代化が必要なイラン、イスラエル寄りのアメリカ
現実のイランの政治体制においては、国民一人ひとりの人権が軽視されている面がある。欧米や日本の水準から考えると、同国に改革や近代化が必要であるのは確かだろう。
 
しかし、単純な「アメリカ化」が失敗した例もある。1979年までイランを統治したパーレビ王朝は、アメリカからの経済支援を受けつつ、欧米化を進めた。ただ、極端な改革の中で生活が向上せず、イスラム教の信仰に立ち戻ることを求めた民衆が蜂起。イラン革命が起こり、その後はイスラム教シーア派の聖職者を国の最高指導者に据えた。
 
やはり、イランにおいて、イスラム教文化を尊重した形での近代化は必要と言える。
 
 
「アッラーは邪神」はイスラエルの論理
ただ、トランプ氏は大統領就任以降、極端なイスラエル寄りの政策を取り、イランに対しては強硬な態度をとってきた。その根底には、「神」に対する認識のずれがある。
 
ソレイマニ氏の霊は、「トランプさんの怒りがあまりにもイスラエルと連動しすぎている」と指摘。9日のトランプ氏の守護霊霊言でも、その本音が「イスラム教は悪魔の教え」であり、「アッラーは邪神」という認識であることが分かった。この「アッラーは邪神」というのは、イスラエルの論理でもある。
 

『リーダー国家 日本の針路』
大川隆法著
幸福の科学出版
2019年6月、大川総裁による霊言で、イスラエルのネタニヤフ首相の守護霊は、ユダヤ教徒として「ヤハウェ」の神を信じているとした上で、「創造主なら、ユダヤ教みたいな国を建てるべきで。ユダヤの国を建てるべきところにイスラム教を建ててるのはおかしい。だから、あれ(アッラー)は邪神だと思う」としていた。
 
イラン革命が起きた1979年以降、イランの指導者は、イスラム教が支配する地域を違法に占拠している、としてイスラエルを批判してきた。イランとイスラエルは「アッラー」の認識をめぐり、善悪の判断が真っ向から衝突しているのだ。
 
ちなみに、ユダヤ教の聖典である旧約聖書には、神の名として「ヤハウェ」と「エローヒム」が混在している。
 
だが、霊的真実では、「ヤハウェ」はユダヤの民族神であり、「妬みの神」とされていて、異教徒を殺すよう命じる神だ。一方、「エローヒム」は、創造主が中東に現れた際の名前であり、イスラム教の「慈悲あまねき神、アッラー」と同じ存在で、キリスト教の「父なる神」と同一の存在でもある。
 
信仰を中心として据える国家でありながら、一人ひとりの人権が尊重され、大切にされる国家をつくることが、イスラム教国の課題であることは間違いない。また、アメリカの側もアッラーやイスラム教に対する誤解がある。今必要なのは、相互の問題への理解である。
 
なお、10日には、ムハンマドの妻の一人である「アイーシャの霊言」も収録された。霊言ではその他にも、以下のような論点が語られた。
 
≪ソレイマニ司令官の霊言≫
イランの状況と、明治維新の日本との共通点
トランプ大統領をどう見るか
指導を受けているイランの神々の意見
ユダヤ人の歴史に対するイスラム側の見方
「エローヒム」をどう認識しているか
過去世の日本との縁とは
 
≪アイーシャの霊言≫
イスラム教シーア派に対する強い思い
日本と中東のかかわりについての意見
など
 
両守護霊霊言は、全国・全世界にある幸福の科学の支部、精舎、拠点において拝聴できます。
支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
 http://map.happy-science.jp/まで。


ペットは生まれ変わるの? 【読者のギモン】

2020年01月11日 06時33分15秒 | 日記

ペットは生まれ変わるの? 【読者のギモン】
2020.01.10(liverty web)

 
「近年は、ペットを飼うことが一般化しています。その中で、ペットロスになって苦しんでいる人も多いと聞きます。ペットの死は必ず訪れ、死による別れを通じて、人はさまざまな学びを得ると思います。ペットの死後の様子やその死との向き合い方、ペットの供養などについてどう考えればいいのでしょうか?」
 
このような趣旨のメールが編集部に寄せられました。本欄では、このリクエストにお答えして、ペットのスピリチュアルな真実をお伝えします。
 
なお編集部では、読者の皆様の声を募集しております。あて先は、info@the-liberty.comまで。ニュースや日常生活で見聞きしたギモンに、随時お答えしていきたいと思います。年齢・性別・お住まいの都道府県・ペンネームも合わせてお送りください。


日本郵政社長の増田氏が就任後初となる会見 民営化に逆行する人事

2020年01月11日 06時28分48秒 | 日記

日本郵政社長の増田氏が就任後初となる会見 民営化に逆行する人事 【これだけ知っトクNews(1月10日版)】
2020.01.10(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 日本郵政社長の増田氏が就任後初となる会見 民営化に逆行する人事
(2) 中国で広まる肺炎、新種コロナウイルスが原因か


アメリカ・イランの対立の行方 トランプ、ロウハニ両大統領の守護霊が本心を語る

2020年01月10日 06時36分13秒 | 日記

アメリカ・イランの対立の行方 トランプ、ロウハニ両大統領の守護霊が本心を語る
2020.01.09(liverty web)

 
アメリカがイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことによる、イランとの応酬の行方が不透明になっている。
 
イランは8日未明(日本時間同日午前)、十数発の弾道ミサイルでイラク国内の米軍基地を攻撃。作戦名を「殉教者ソレイマニ」と名付けた。ザリフ外相がツイッターで、ひとまず作戦の終了を告げ、「緊張激化や戦争は望んでいない」と語った。
 
この攻撃を受けた後、アメリカのトランプ大統領は8日午前(日本時間9日未明)の演説で、「即座に新たな経済制裁を科す」とし、「軍事力を行使したくはない」と発言。さらなるイランへの報復攻撃は見送る姿勢を示している。
 
 
国家指導者の本心──これからどうなるのか?
ところが、地上の本人たちの発言と「本心」は異なっているようだ。
 
9日、大川隆法・幸福の科学総裁のもとに現れたトランプ氏の守護霊は、さらなる攻撃のチャンスを伺っていることを明かした。
 
トランプ氏守護霊は、イランの体制は古く、国民は洗脳されており、自由がないと主張。自身の魂のルーツにも言及し、さらなるイラン攻撃の必要性を語った。
 
その後、大川総裁のもとに、イランのロウハニ大統領の守護霊も現れた。米軍基地への攻撃は「警告」だったとし、今後の反撃の可能性を指摘。アメリカによるさらなる攻撃があれば、国家の指揮下にはないイスラムのさまざまなグループが米軍を攻撃する可能性もあると警告した。過激な行動に出るトランプ氏に影響を与えている霊存在の可能性についても語った。
 
こうした状況を踏まえると、今後も、両国の応酬が行われる危険性がある。
 
 
イランを徹底的に攻撃した場合のアメリカの「ダメージ」
軍事力を比べれば、圧倒的に優勢なのはアメリカだ。しかし、イランと大規模な戦闘に入った場合、アメリカが受けるダメージも大きい。
 
ロウハニ氏守護霊は霊言の中で、イランやイラクの戦闘地域で現地の子供や女性などの市民が数多く命を落とすことになれば、湾岸戦争やイラク戦争の時のように、戦闘地域に入ったアメリカ人兵士が精神に異常をきたすなど、大きなダメージを受ける可能性があると指摘。こうした事態の中で、アメリカ社会に厭戦気分が広がれば、トランプ大統領の再選も危うくなる。
 
また、中国とロシアは、イランを支持する姿勢を示している。中露が一体となってイランをはじめとする中東諸国の味方につけば、アジアからヨーロッパを支配下に置く中国の「一帯一路」構想がより一層促され、中国を増長させることにもなりかねない。
 
 
背景にある宗教対立
本欄でも伝えてきたように、両国の対立の背景には、「アメリカによるイスラム教国家への無理解」や、「イスラム教国側にも女性を差別的に扱うなど文化・風習のイノベーションが必要であること」をはじめ、さまざまな要因がある。
 
アメリカは、祭政一致の国であるイランを「宗教指導者の下の全体主義国家」と見ているようだ。しかし、祭政一致の政体は古来、日本にもあった。イランは北朝鮮のような完全統制の国ではない。大統領も選挙で選ばれており、非民主主義であるわけではない。
 
もちろん、イスラム教国家にイノベーションが必要なのは確かだ。
 
トランプ氏守護霊は今回の霊言の中で、イスラム教徒が「アッラーの神」を持ち出して嘘をついたり、殺人を行ったり、女性差別を行ったりするという点を挙げ、イスラム教徒が信仰する「アッラーの神」は、砂漠の悪霊である「ジン」であると主張した。
 

『イエス ヤイドロン トス神の霊言』
大川隆法著
幸福の科学出版
これについて、北米を霊的に指導し、トランプ氏にインスピレーションを与えているトス神は、昨年10月の霊言で、イスラム教社会について「アッラーのために生きているならいい。ただ、アッラーを利用している面もあると思われる。『すべてアッラーの思し召し』と考える」として、「人間的な間違いのほうだと思う」と指摘。
 
さらに、「全面戦争になることは望ましくないとしても、イスラム教がアッラーの名のもとに全体主義をやっている場合があることについては、個人の権利を認める余地は必要である」としていた。
 
こうした背景も手伝っているのか、「アッラーの神」の理解については、トランプ氏の守護霊も混乱しているようだ。
 
イスラム教の聖典コーランでは、ユダヤ教における、キリスト教、イスラム教の「唯一なる神」は同じとされている。幸福の科学の霊査では、トス神もその「唯一なる神」の分身であるという。このことを、ロウハニ氏の守護霊は認識していたが、トランプ氏の守護霊は一貫して否定していた。
 
「神」の認識の問題が背景にある対立は、戦闘によっては解消しない。日本としても、本来は、アメリカとイランの対立が決定的なものにならないよう、両国の友好国として仲を取り持つ必要がある。そのためには、相互の宗教理解を深めつつ、自由・民主・信仰の価値観が世界をリードするよう、各国の協力関係を築くことが必要だろう。
 
両霊言ではその他にも、以下のような論点が語られた。対立の原因を理解し、解決策を見出すためにも、拝聴をお勧めしたい。
 
≪トランプ大統領の守護霊霊言≫
なぜ、攻撃を行おうと考えるのか
ユダヤの神への思い
日本の「武士道」をどう見ているか
イランの体制をどう見ているか
 
≪ロウハニ大統領の守護霊霊言≫
中東でのアメリカの戦争を振り返って
アメリカはなぜイランを攻撃したか
イランとアメリカの政治体制の違い
今後の米・中・露・日をどう見ているか
 
両守護霊霊言は、全国・全世界にある幸福の科学の支部、精舎、拠点において拝聴できます。
支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
 http://map.happy-science.jp/まで。


イラン現地でささやかれる「ソレイマニ司令官暗殺の真因」

2020年01月10日 06時33分26秒 | 日記

イラン現地でささやかれる「ソレイマニ司令官暗殺の真因」
2020.01.09(liverty web)

 
《本記事のポイント》
 イランでささやかれる「米国がソレイマニ司令官を殺害した理由」
 ハメネイ師の死後、司令官が国のトップに立つ可能性があった
「軍事的英雄」の求心力で、イランが強くなることを恐れていた?
 
城取 良太

プロフィール
(しろとり・りょうた)HS政経塾(第1期生)在籍時に中東研究を専攻し、2012年にカイロ・アメリカン大学に留学。現在、幸福実現党広報本部に所属。
1月3日、イラン革命防衛隊で対外工作を主とするクドゥス部隊(アラビア語でエルサレムの意味)のソレイマニ司令官が、米軍のドローン攻撃によって暗殺されました。
 
これに対し、イランは7日、報復としてイラクにある米軍基地をミサイル攻撃しましたが、翌8日、トランプ米大統領は声明で「被害はゼロだった」として、これ以上の軍事行動について、現段階では明言を控えている状況です。
 
「米国はソレイマニ司令官をなぜ暗殺したのか」という点に関して、イラクにおける米軍と親イラン・シーア派武装組織の衝突激化が直接的要因として報じられています。
 
 
現地でささやかれる「革命防衛隊のクーデター」
しかし、今後のイラン政治の展望について、現地の政治情勢に詳しいイラン人に取材したところ、ソレイマニ司令官殺害について、違った側面が見えてきました。
 
それは、既に80歳と高齢の域に達している最高指導者ハメネイ師が死去した後、イランはどうなるのかという視点です。
 
現地では、先代のホメイニ師が提唱した「法学者の統治(ヴェラヤーテ・ファキーフ)」を継承し、宗教指導者を国のトップに据えるのではなく、革命防衛隊がクーデターによって軍事政権を樹立するのではないかと、まことしやかにささやかれているというのです。
 
そもそも革命防衛隊は、イラン革命(1978~79年)で樹立されたイスラム体制を守る親衛隊的存在でした。しかし、時代的変遷を経て、空軍、海軍等も併せ持つ軍隊として、国軍に並び立つ存在になっていきます。
 
また、軍産複合体として、石油やインフラ敷設など「イラン最大のゼネコン」と呼ばれるぐらい、幅広く経済活動にも従事しています。
 
 
イランのトップに立つ可能性があったソレイマニ司令官
そのような革命防衛隊において、イラク、シリア、レバノン等を中心とした対外工作を担う、精鋭クドゥス隊のソレイマニ司令官は、まさにイランを代表する軍事的英雄でした。
 
ソレイマニ司令官について、欧米や日本のメディアは、クドゥス隊による反体制派への弾圧や要人殺害などに対し、「テロリストの親玉」というレッテルを貼りがちです。
 
客観的事実として、そうした面はあるものの、「軍人としての傑出した有能さ」「信念の強さ」「国に全てを捧げる自己犠牲の精神」「人格の高潔さ」に対して、たとえ反体制派の人であっても、異論を挟むことは出来ない存在だったようです。
 
そうしたある種の「徳の高さ」を認められていたため、現体制下でも、有力な大統領候補の一人として呼び声が高かったのは当然です。
 
しかし、それ以上に信ぴょう性が高いのは、前述した通り、ハメネイ師の死後、イランが誇る軍事的英雄として革命防衛隊に担がれ、クーデターによって国のトップとなるという見立てです。
 
 
アメリカは「軍事的英雄」の求心力を恐れていた?
もしそうなっていたら、イラン国内の情勢、また米国から見ると、どのようになったでしょうか。
 
現在、イラン国内においては、一応、民主的なプロセスを経て、議員や大統領が選ばれていますが、民主制が排除される、または、実質的に大幅に制限される政治体制になる見込みが強いとも推測されます。
 
また、民主化を求めるようなデモに対しても、現在よりも強硬な手段を採ることも十分ありえます。
 
確かに、中東・北アフリカのイスラム国家において、歴史的に、クーデターによる軍事政権化は少なくはありません。しかし、いずれもイスラム体制とは一線を画しており、革命防衛隊のような、いわば「政教一致」的な軍事組織はありませんでした。
 
米国の視点から見ると、62歳と若い軍事的英雄ソレイマニ司令官を求心力に、革命防衛隊がイランの軍事政権を担うことになったら、今までより遥かに、米国の中東政策は困難になる、と考えてもおかしくありません。
 
そういう意味でも、米国にとってイラン人の中で最も脅威だったのは、ソレイマニ司令官だったともいえるでしょう。
(幸福実現党広報本部 城取良太)


ゴーン元会長が逃亡先のレバノンで会見 日本の司法制度を批判

2020年01月10日 06時30分35秒 | 日記

ゴーン元会長が逃亡先のレバノンで会見 日本の司法制度を批判 【これだけ知っトクNews(1月9日版)】
2020.01.09(liverty web)

 
「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) ゴーン元会長が逃亡先のレバノンで会見 日本の司法制度を批判
(2) 相模原殺傷事件の初公判 「障害者は魂の教師の役割を持っている」
 


イランが米軍基地を攻撃 石油が高騰すれば、日米の経済が減速する

2020年01月09日 06時09分42秒 | 日記

イランが米軍基地を攻撃 石油が高騰すれば、日米の経済が減速する
2020.01.08(liverty web)

 

《本記事のポイント》
ハメネイ師の守護霊「イランは独裁体制ではない」と発言
石油価格の高騰は世界経済にマイナス
エネルギーの供給が不安定になれば、東京五輪効果が帳消しに!?
 
 
イランは8日未明(現地時間)、米軍とイラク軍が共用するイラクの基地2カ所にロケット弾を発射した。イランとアメリカが軍事衝突する可能性が一気に高まったことで、石油価格は一時高騰し、世界経済に影響を与えている。
 
トランプ米大統領は、情報を精査し、8日午前に声明を発表。すぐさま反撃しなかったものの、アメリカとイランが全面衝突する可能性がくすぶっている。
 
発端となったのは、米軍がイランのソレイマニ司令官をドローン攻撃で殺害したことだ。イラン国営テレビによると、今回の報復作戦は「殉教者ソレイマニ」と名付けられ、イランの革命防衛隊の航空宇宙部門が実施したという。
 
 
「イランは独裁体制ではない」
それに先立つ日本時間の7日深夜、大川隆法・幸福の科学総裁のもとに、イランの最高指導者ハメネイ師の守護霊が現れた。同氏の守護霊は、米軍に反撃する決意があると述べた上で、欧米が持つ誤解を正そうとした。守護霊はこう述べる。
 
「民主主義の意見に基づくなら、何らかの報復活動をしないと収まりません。民衆はデモをし、議会も全員一致で報復の考えを持っていて、国辱というふうにみんな感じております」
 
ハメネイ師の守護霊は、イランは民主主義の体制を有しており、欧米などが考える単なる独裁体制ではないことを強調した。
 
アメリカとイランの考え方には大きな溝があることは事実だろう。
 
 
石油価格の高騰は世界経済にマイナス
今回の攻撃を受けて、原油価格の指標となる米国産の標準油種は、一時4.4%上昇した。石油価格は、中東情勢が不安定化している昨年以降、右肩上がりとなっている。
 
日本のガソリン価格は8日、7カ月ぶりとなる150円台に突入。LNGの価格も、ガソリン価格と連動するなどしているため、中東情勢の緊迫化は、日本のエネルギー供給事情を圧迫することは避けられない。
 
中東情勢の緊迫化は、同時に、これまで世界経済をけん引してきたアメリカにもマイナスに働く。
 
車社会であるアメリカでは、ガソリン価格が4ドルを超えると、消費が低下すると言われている。そのためトランプ氏は、イランなどに制裁を科す一方で、中東産油国には原油の増産を求めていた。
 
 
東京五輪効果が帳消しに!?
中東情勢の混乱は、世界経済に大きな影響を与える。
 
アメリカとイランが全面衝突となれば、湾岸戦争のように、石油価格が急騰することも考えられる。その結果として起きるのは、「世界同時不況」だろう。
 
日本政府は今年、東京オリンピックの開催で景気を底上げしたい考えだ。しかし、中東情勢の混乱によっては、昨年の消費増税によってただでさえ減速している経済が、一気に冷え込む可能性もある。
 
日本としては、中東情勢とエネルギー供給の安定化は重要な国益だ。アメリカとイランの戦争回避に全力を注ぎつつも、脱原発などに向かうエネルギー政策の見直しも考える必要があるだろう。
(山本慧)
 
【関連書籍】

『イランの反論 ロウハニ大統領・ハメネイ師 守護霊、ホメイニ師の霊言』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2020年1月7日付本欄 イラン司令官暗殺にどう反撃するか 「イランの行動は、歴史と文化への誇り」とハメネイ師守護霊
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16667
 
2020年1月5日付本欄 大川隆法総裁、法話で習近平主席の国賓来日に反対
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16662


日本No.1企業トヨタ、中国市場が日本市場超える

2020年01月09日 06時05分12秒 | 日記

日本No.1企業トヨタ、中国市場が日本市場超える 【これだけ知っトクNews(1月8日版)】
2020.01.08(liverty web)

 
「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 日本No.1企業トヨタ、中国市場が日本市場超える
(2) 通常国会は「カジノ疑獄」!?
(3) 日中韓の経営者へのアンケート「トランプ氏再選」が7割


イラン司令官暗殺にどう反撃するか 「イランの行動は、歴史と文化への誇り」とハメネイ師守護霊

2020年01月08日 06時16分20秒 | 日記

イラン司令官暗殺にどう反撃するか 「イランの行動は、歴史と文化への誇り」とハメネイ師守護霊
2020.01.07(liverty web)

 
アメリカがイランのソレイマニ司令官を殺害したことで、中東の緊張が急速に高まっている。
 
トランプ氏は、この攻撃の理由として、ソレイマニ氏がアメリカ人の軍関係者や外交官への攻撃を実施しようとしていたとして、「戦争を止めるため」に行ったものだと発言している。
 
現在、イランでは反米デモが沸き起こっており、隣国イラクなどのシーア派にも反米の機運が広がっている。イランは欧米との核合意を破棄し、ウラン濃縮を無制限に進めることを宣言した。イラン側の怒りは頂点へと達しており、戦争の危機が迫っている。
 
 
イランは独裁体制ではない
そんな中、7日深夜、大川隆法・幸福の科学総裁のもとに、イランの最高指導者ハメネイ師の守護霊が訪れ、その真意を語った。ハメネイ師の守護霊霊言は、2019年から複数回にわたって収録されている。
 
ハメネイ師の守護霊は、アメリカが民主主義を錦の御旗に掲げて改善を迫っていることを挙げた上で、「民主主義の意見に基づくなら、何らかの報復活動をしないと収まりません。民衆はデモをし、議会も全員一致で報復の考えを持っていて、国辱というふうにみんな感じております」「単なる独裁なら私の一存でどうにでもいけますが、私の一存でできるようにはなっておりません」として、「最高指導者による独裁体制」を否定した。
 
イランは今回、核合意を破棄したが、アメリカのほうもソ連(ロシア)との間で締結した中距離核戦略(INF)廃棄条約を破棄しているとして、「そちらの合意を破っている」と指摘。アメリカが戦略核兵器でもって、国際合意なしに、一方的に他国を侵略・攻撃することになるのではないかとした。
 
 
たびたび、攻撃を予見していた

『イギリス・イランの転換点について』
大川隆法著
幸福の科学出版
これまで、イランの指導者は幸福の科学の霊言においてその考えを明らかにしてきた。イランのロウハニ大統領の守護霊は、2019年12月14日の霊言で、アメリカが攻撃準備に入っているという見通しを示し、「早ければ1月、2月ぐらいに、突然、攻撃をかけてくる可能性はある」としていた(右、書籍に所収)。
 
その際、同時に行われたハメネイ師守護霊の霊言においても、イランを攻撃し、指導者である自分たちを殺害すれば、アメリカが熾烈なゲリラに悩まされることになると警鐘を鳴らした。
 
今回のハメネイ師守護霊の霊言でも、中東で反米勢力が一気に力を吹き返しており、ここで中露、北朝鮮の応援があればイランが核兵器を手にすることもでき、世界大戦になる可能性もあると示唆した。
 
 
世界大戦を避けるためには、相互の宗教理解が必要
ハメネイ師の守護霊の主張の中核は何か。それは、「イスラム教は悪魔の教え」であるとして、イランをアルカイダやISIS(イスラム国)などと同じテロ組織と認識して攻撃することへの反論だ。
 
ハメネイ師の守護霊は、イランにおける民衆のデモは、欧米の経済制裁による生活難とインフレに起因するものであると主張。中国共産党の全体主義に対し、香港の人々がデモで抵抗しているのとは性質が違うことを訴え、イランは正当な国家であると念押しした。
 
また、日本に対し、戦争になった場合の和平交渉を期待しているとした。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教をめぐる宗教対立が現象化している現在、日本はさらに広い視野を持ち、紛争解決などに取り組まねばならないだろう。
 
本霊言ではその他にも、以下のような論点が語られた。
イランとシーア派連合による対アメリカ攻撃のポイント
イスラエルとの関係は
トランプ政権をどう見るか
「司令官の殺害」、日本で言えばどのようなこと?
イランだけでない、シーア派のつながりについて
ハメネイ師が受けている霊指導とは
在米イラン人に迫る危機とは
 
本守護霊霊言は、全国・全世界にある幸福の科学の支部、精舎、拠点において拝聴できます。
支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
 http://map.happy-science.jp/まで。
 
【関連書籍】

『イランの反論 ロウハニ大統領・ハメネイ師 守護霊、ホメイニ師の霊言』
 

『鋼鉄の法』
いずれも大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2020年1月5日付本欄 大川隆法総裁、法話で習近平主席の国賓来日に反対
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16662


中国に9割依存している北朝鮮経済

2020年01月08日 06時13分32秒 | 日記

中国に9割依存している北朝鮮経済 【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2020.01.07(liverty web)

 
《本記事のポイント》
「出稼ぎ」を封じられる北朝鮮
 中国への出稼ぎだけ"のんびり"!?
 貿易も対中国依存度が90%
 
 
2019年12月22日、北朝鮮の労働者が世界中の滞在先から"追放"された。
 
2017年、国連は安保理決議2397号にもとづき、核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮に、制裁を科した。同年11月29日、同国が大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」を試験発射したためである。その制裁の一つに、ホスト国は北朝鮮労働者を2年以内(2019年12月22まで)に"追放"するという条項が含まれていた。
 
 
「出稼ぎ」を封じられる北朝鮮
約10万人と言われる北朝鮮労働者が稼ぐ外貨は、同国にとって貴重だ。米国国務省は、彼らが稼ぐ収入を年間200万~500万ドル(約2.18億円~5.45億円)と推計している。
 
国外で働く北朝鮮労働者は、24時間当局の監視を受ける。さらには、一日の半分以上働いても、収入のほとんどは国に没収される。それでも、北朝鮮内では人気のある仕事の1つだというから、同国の貧しさは筋金入りだ。
 
昨年12月初めまでに47カ国が提出した中間報告書によると、北朝鮮へ戻った労働者は約2万3000人にのぼる。ロシアは1万8533人、クウェートは904人、アラブ首長国連邦(UAE)は823人の北朝鮮労働者を帰国させた。
 
東南アジアの国々でも、北朝鮮労働者の帰還を促した。カンボジアでは、昨年11月30日、首都プノンペンとシェムリアップ(アンコール・ワット、アンコール・トムなどが存在するアンコール遺跡群の観光地)で、北朝鮮レストラン6カ所が一斉に閉店されたという。タイでも11月下旬までの1、2カ月の間に、2つの北朝鮮レストランが店をたたんだ。
 
 
中国への出稼ぎだけ"のんびり"!?
そんな中、経済制裁の事実上の抜け道をつくっているのが中国である。
 
中国は安保理決議を誠実に履行するとの立場を表明しているが、北朝鮮労働者に対しては、極めて"寛容"だ。中国内には、未だ約5万人近くの北朝鮮労働者が働いているという。
 
中国側としては、北の安い労働力を確保したい思惑がある。北朝鮮側としても、労働者を中国で働かせて外貨を獲得したいだろう。両者の思惑は完全に一致している。
 
そのためか、中朝の国境の街である遼寧省の丹東市では、北朝鮮労働者のほとんどが、12月22日になっても、慌てて北へ帰る様子がなかったという。
 
実際、就労ビザ(Z)で働いている北朝鮮労働者は、別のビザを取得すれば良い。例えば、交流、訪問、視察等のためのビザ(F)、中国が必要とする外国人高度人材や専門分野人へのビザ(R)である。あるいは、観光ビザ(L)や長期・短期留学ビザ(X1・X2)などもある。
 
もし北朝鮮労働者に中国在住の中国人親族家族(配偶者、父母、子女、子女の配偶者、兄弟姉妹、祖父母、孫子女、及び配偶者の父母)がいれば、「彼らを訪問するため」という名目でビザ(Q1・Q2)を取得し、滞在が可能となる。
 
このように中朝間には、いくらでも抜け道が存在する。
 
 
貿易も対中国依存度が90%
韓国国際貿易協会が2019年12月に発表した『南北朝鮮貿易報告書』によると、北朝鮮の貿易額に占める対中国の割合(米ドル計算)は2001年に17.3%だったが、昨年に91.8%になった。5.3倍も上昇している。
 
実は日本は2001年時点で、北朝鮮にとっての第1位の貿易相手国だった。しかし。自民党政権による独自経済制裁で2007年から貿易が停止されている。
 
韓国も2010年時点で、北朝鮮の貿易相手国として第2位だったが、2016年の開城工業団地の閉鎖でほとんどの貿易がストップした。
 
こうして、北朝鮮の海外労働者が中国に集中し、貿易も中国にほとんどを依存するようになった。
 
北朝鮮の生殺与奪の権は今、中国が握っている。
 

拓殖大学海外事情研究所
澁谷 司
(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~2005年夏にかけて台湾の明道管理学院(現、明道大学)で教鞭をとる。2011年4月~2014年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界新書)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。
 
 

『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』
澁谷 司著
経済界

『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』
澁谷 司著
電波社
 
【関連書籍】

『北朝鮮の実質ナンバー2 金与正の実像 守護霊インタビュー』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月28日付本欄中国内でも評判ガタ落ちのファーウェイ 【澁谷司──中国包囲網の現在地】
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16637


自衛隊が人事異動にAIを導入する方針を固める

2020年01月08日 06時10分06秒 | 日記

自衛隊が人事異動にAIを導入する方針を固める 【これだけ知っトクNews(1月7日版)】
2020.01.07(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 自衛隊が人事異動にAIを導入する方針を固める
(2) ミサイルを迎撃する新型地対空弾を沖縄へ優先配備
(3) イギリス初の宇宙飛行士が「宇宙人は存在する。地球にいる可能性も」と断言

 


台湾総統選直前 台湾の識者は、日本に何を期待しているか

2020年01月07日 06時22分15秒 | 日記

台湾総統選直前 台湾の識者は、日本に何を期待しているか
2020.01.06(liverty web)

 
台湾総統選の投票日が1月11日に迫っている。
 
再選を目指す民主進歩党の蔡英文(さい・えいぶん)総統と、最大野党・中国国民党の韓国瑜(かん・こくゆ)高雄市長の、事実上の一騎討ち。昨年末、台湾の大手テレビ局が調査、発表した支持率は、蔡氏45%、韓氏29%で、「蔡氏優勢」を伝えている。
 
しかし台湾には、「一国二制度」に名を借りた中国による侵略の危機が迫っている。2日には、軍幹部13人を乗せたヘリコプターが墜落し、軍ナンバー2で制服組トップの沈一鳴・参謀総長ら8人が死亡。原因は不明だが、年明けから不穏な空気が漂う。
 
香港、台湾を支配下に置くことを目指す中国が、近くにある沖縄・尖閣諸島の占領を視野に入れていることは間違いない。日本は、台湾・アメリカと共に、「自由・民主・信仰」を大切にする国家として、「神を信じない国・中国」を封じ込める必要がある。
 
本欄で紹介するのは、前回2016年の総統選後に行った、台湾の現地取材の一部。台湾の民主化と日台交流に尽力した元駐日代表のインタビューだ。
 
※2016年6月号本誌記事を再掲。内容や肩書きなどは当時のもの。
 
◆            ◆            ◆
 
インタビュー 
 
日本人には台湾との関係を大切にしてもらいたい
 
日本をはじめ各国の要人との人脈を築き上げ、世界を舞台に活躍しながら
台湾の自由と民主主義を守り続けている羅福全氏に、話を聞いた。
 
元駐日台湾代表

羅福全
(ら・ふくぜん)1935年、台湾嘉義市栄町生まれ。経済学者。台湾安保協会名誉理事長。元国際連合大学高等研究所副所長。
 
『台湾と日本のはざまを生きて』

羅福全 著
藤原書店刊
――台湾の民主化運動に目覚めたきっかけを教えてください。
羅氏(以下、羅): 台湾大学を卒業後、日本とアメリカに留学し、自由と民主主義に触れ、感動したからです。
 
 早稲田大学は当時、安保闘争の真っ最中で、学生が「反米」「反政府」を叫んでいました。また、アメリカのペンシルベニア大学では、ベンジャミン・フランクリンがサインした独立宣言を見て、「世界にはこれほど自由な国があるのか。台湾にも自由がほしい」と強く感じました。
 
――1月の選挙で大勝した民進党の蔡英文氏は、対中関係について「現状維持」を掲げました。
羅: 今回の選挙は、台湾人が民主国家の誇りを持って未来を考えた初めての選挙です。蔡氏が訴える「現状維持」は、中国が台湾を統治していない現状を維持するということです。
 世論調査では、国民の約7割が台湾として独立したいと考えています(下グラフ)。だからこそ、蔡氏の主張は台湾の国際的な地位を高める、極めて民主的なものなのです。
 

 
 中国は一党独裁で、侵略的。一方、台湾は民主的で平和的。これだけ考え方が違うのに、なぜ統一する必要があるのでしょうか。
 台湾と中国は、アメリカやインドなどと同じ「外国」。敵ではなく、互いに尊重し合う関係です。
 
 
抑止力があるから戦争を防げる
――台湾には中国の軍拡の脅威が迫っています。日米に期待することはありますか。
羅: 私は駐日代表の時にも「日台関係は日米同盟の延長線上にある」と述べていました。日米同盟はアジアの平和と安定の公共財です。今、中国が南シナ海で軍事力を拡大していることは、バランスを崩すことになります。
 以前、パネッタ米国防長官(当時)が「2020年にはアジアにおける軍事力を、海外の軍事力の50%から60%まで高める」と発表した。中国の軍拡に対し、抑止力を保つためです。
 また、主要な先進国や、ASEAN、オーストラリアなどの59カ国が日本の安保法制に賛成しているということを、日本人は知るべきです。軍事力があるから戦争する? とんでもない。抑止力があって初めて、戦争を防ぐことができるのです。
 
――国連職員として、中国の経済問題にも取り組まれました。
羅: 私は中国人を恨む気持ちは全くありません。むしろ、独裁政権に支配されている中国人は本当にかわいそうです。大部分の中国人は、国民党や共産党が勝手に書いた中国の歴史しか知りません。
 私は、将来、中国の民主化は教育の力で実現すると思います。中国が香港のように、教育制度を高度化・国際化すれば、共産主義体制や独裁体制は成り立たなくなる。これが、中国人の幸福です。
 社会がいったん民主国家の流れに入れば、絶対に後には引けません。特に台湾の若い人は民主国家の素晴らしさを知っています。今さら中国のような一党独裁の国に戻るのは不可能でしょう。
 
 
台湾と日本は奇跡的な関係
――日台関係の今後については。
羅: 2011年、安倍晋三首相が台湾に来た際、「日本は自由、民主主義、法治、人権を尊重する国であり、台湾は重要なパートナーだ」とおっしゃった。これらは、中国には一つもありません。日本、台湾、アメリカなどの民主国家との最大の違いです。
 国と国との間には、政治的な利害関係が生じるものです。しかし台湾と日本は、利害を超えた、奇跡的な思いやりの関係をつくってきました。日本人には、「自国が平和ならそれでいい」ではなく、こうした日台関係を大切にしてもらいたいです。
 

2011年9月、台北で台湾安保協会の国際シンポジウムが開かれた。この時、羅氏(左から2人目)は蔡英文・民進党主席(中央)と安倍首相を引き合わせた。(写真提供:台湾安保協会)
 
羅福全氏の歩み
1935年 日本統治下の台湾に生まれ幼年期を日本で過ごす。
1958年 台湾大学経済系卒業。
1963年 早稲田大学で経済学   修士号を取得。
1968年 米国ペンシルベニア大学で地域科学博士号を取得。
蒋介石政権下で、台湾独立運動に参加したため、30年以上故郷への帰国を許されなかった。
1973年 国連地域開発センターで働き始める。40数カ国を訪問、地域開発や経済協力に携わる。
1990年 国連大学高等学術審議官となる。
1992年 李登輝政権の時に台湾に帰国を許される。
2000年 民進党の陳水扁政権下では駐日代表(駐日大使に相当)を務める。

 
【関連記事】
2016年6月号 台湾ルポ -国防女子が行く!- 日本と台湾は運命共同体だった
https://the-liberty.com/article.php?item_id=11225
 
2020年2月号 2020年2月号 2020-2030 世界を読む Extra Edition Interview - もし中国軍が台湾を侵攻したら
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16597


大川隆法総裁、法話で習近平主席の国賓来日に反対

2020年01月06日 06時08分14秒 | 日記

大川隆法総裁、法話で習近平主席の国賓来日に反対
2020.01.05(liverty web)

 
大川隆法・幸福の科学総裁は5日、東京都内の教団施設「東京正心館」で、法シリーズ最新刊『鋼鉄の法』を参考書籍とする、「『鋼鉄の法』講義」と題した講演を行った。会場には約1200人がつめかけ、その模様は幸福の科学グループの中継網を通じて全国に中継された。
 
 
アメリカとイランの対立
大川総裁は法話の冒頭、「2020年は結構厳しい年になるかなと思います」と今年を展望。新年早々に起きた米軍によるイランのソレイマニ司令官の殺害に触れ、「ポイントは、結局は考え方のぶつかり合いだと思うんですよ」と述べ、欧米諸国とイスラム教国で対立する考え方を整理したうえで、日本が世界のあるべき姿に向けて努力しなければならないとした。
 
なお法話の中で、昨夜、ソレイマニ司令官の霊言を収録したことを明らかにした。
 
 
日本はかつての誤ちを繰り返すのか
日本については、今春に予定している中国の習近平国家主席の国賓来日に言及。ウイグルなどを弾圧している習主席は、独裁者ヒトラーの罪状を超える寸前になっているとして、「平和を求める諸国民でない国もありますから、そういう国の国家主席はどうか国賓で呼ぶのはやめてください」と述べ、国賓来日に反対。会場から賛同の拍手が起きた。
 
日本はかつて、天安門事件で国際的に孤立した中国に対し、現職の首相や天皇陛下が訪中し、経済制裁の解除に向けた突破口を開いてしまった。ウイグル弾圧や香港問題などで孤立する今の中国を、再び手助けすることはあってならない。
 
大川総裁は、中国は今年尖閣諸島をめぐって威嚇に出る可能性があるとし、憲法9条の抜本的な改正の必要性も指摘した。
 

会場は約1200人が参加し、参加者は熱心に法話を聞き入った。
 
 
消費税を地域で異なった税率に
日本経済は長らく停滞から抜け出せず、昨年の消費増税によって「消費不況」に突入しつつある。2019年10月の景気動向指数は、前回の消費税8%への増税時よりも落ち込んだ。
 
"衰退"する日本について大川総裁は、「日本がただ単に衰退していくだけであってはならない。まだこの国を力強く変えていく方法は残っています」と指摘。消費税を全国一律の税率でとるのではなく、地域の経済事情に合わせて独自に税率を設定する、といったアイデアを提示するなど、減税による景気回復を目指すべきとした。
 
実際アメリカでは、地域ごとに、日本の消費税に当たる付加価値税の税率が異なっている。日本も地方の税率を下げれば、企業の「地方回帰」が起き、地方経済を活性化させることができるだろう。
 
最後に大川総裁は、「神仏が存在し、我々の魂も永遠の転生輪廻の中、この地球を地場として魂修行を続けているという真理のもとに人間社会の発展と、そして神の理想の実現を目指したい」と語り、法話を締めくくった。
 
なお、大川総裁の講演では、他にも、以下のような論点への言及があった。
イスラム教改革の方向性とは
台湾で起きた参謀総長の事故死の真相
核開発の再開などを宣言した北朝鮮情勢
来日を示唆するグレタ・トゥーンベリさんが主張する環境問題への考え方
アメリカに繁栄をもたらしている経済政策について
アベノミクスへの評価