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ウイグル弾圧に声を上げるイスラム教徒 「神を信じる国」と「信じない国」との戦い

2020年01月06日 06時01分31秒 | 日記

ウイグル弾圧に声を上げるイスラム教徒 「神を信じる国」と「信じない国」との戦い
2020.01.05(liverty web)

 

新疆ウイグル自治区カシュガル地区。国民休日の日に、中国の国旗が掲げられている様子。写真:Chris Redan / Shutterstock.com。
 
《本記事のポイント》
ウイグル弾圧に声を上げるイスラム教徒が現れている
中国の戦略は、投資や石油購入によって、イスラム教国を懐柔すること
今起きているのは、神を信じる国と信じない国との戦い
 
中国の新疆ウイグル自治区でイスラム教徒が中国当局による弾圧を受けていることに対し、他国のイスラム教徒が声を上げ始めています。
 
2019年12月下旬、トルコ・イスタンブールで、ウイグル弾圧に抗議するデモが行われ、1000人超が参加。参加者は東トルキスタンの旗を振り、「強制収容所を閉鎖しろ」と書かれたポスターを掲げ、中国国旗を燃やすなどしました。
 
同じく12月下旬、イスラム教徒が過半数を占めるインドネシアの首都ジャカルタでも、抗議デモが中国大使館前で行われ、数百人のイスラム教徒が参加しています。
 


北朝鮮が核開発・ICBM発射実験の再開を宣言 トランプ大統領の戦略とは

2020年01月05日 06時34分26秒 | 日記

北朝鮮が核開発・ICBM発射実験の再開を宣言 トランプ大統領の戦略とは
2020.01.04(liverty web)

 
《本記事のポイント》
北朝鮮がICBMの発射再開を宣言
制裁で追いつめられている北朝鮮
トランプ大統領の「対話」の真意とは
 
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長はこのほど開かれた党中央委員会総会で、核開発や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験の再開を宣言した。
 
金氏は、トランプ米大統領の名指しこそ避けたものの、「対話を唱えながらも、朝鮮を完全に窒息させ圧殺しようと二面的な態度を取っている」とアメリカを批判。また、「世界は遠からず、朝鮮が保有する新たな戦略兵器を目撃することになる」と述べた。
 
金氏の発言を受けトランプ氏は、「彼は約束を守る男だと思う」と、記者団に語った。
 
国際連合の安全保障理事会は、金氏の発言について議論を呼びかける国がないため、会合を開かない予定。ただし、各国は北朝鮮の動きを注視している。
 
 
追いつめられる北朝鮮
トランプ氏と金氏は2018年6月、史上初の米朝首脳会談を行い、非核化に関する合意文書に署名。アメリカは北朝鮮の体制を保証し、北朝鮮は非核化を約束した。
 
その後も、トランプ氏は交渉を重ねてきたが、19年2月の会談で、事実上決裂。北朝鮮は一方的に19年末を交渉期限に設定し、アメリカに制裁解除などの譲歩を求めていた。
 
そうした中、北朝鮮は中国との関係を強めようとしている。アメリカなどによる制裁によって、経済的に追いつめられているためだ。北朝鮮では、電力の供給不足に陥り、食糧難も深刻だという。
 
実際に2020年に入ってから、「中国から北朝鮮への食糧支援が始まった」という指摘があるほか、年内にも中朝国境の鴨緑江に「新鴨緑江大橋」が完成すると言われている。
 
中朝間での物資の運搬には、鴨緑江に架けられている中朝友誼橋が使われているが、1937年に日本が整備したものであるため、老朽化の懸念がある。新鴨緑江大橋が完成すれば、中朝のパイプはさらに太くなるだろう。
 
 
「対話」に込められた真意
それでも、トランプ氏が北朝鮮との「対話」の姿勢を崩さずにいるのは、中国が北朝鮮の「後ろ盾」になっているためだ。
 
2018年に米朝首脳会談が開催された直後、大川隆法・幸福の科学総裁は、金正恩氏の妹である金与正(キム・ヨジュン)氏の守護霊霊言を収録。金与正氏の守護霊は、トランプ氏の戦略をこう分析していた。
 
「中国が(北朝鮮への輸出を)完全に止めたら、北朝鮮が国として終わってしまうのを(トランプさんは)知っています。だから、あちら(中国)のほうをちゃんと揺さぶりながら、こちらのほう、北朝鮮に対しては、『微笑み外交』的に来ているんです。
 
中国のほうに対しては、今、関税のところでかなり揺さぶっています。(中略)二十兆円も貿易黒字を削減されたら、中国の『一帯一路戦略』とかいう、ああいうものはパーになりますよ。あっという間に"トントン"になって、赤字になる可能性があるので、覇権国家になろうとする中国の夢が、今、一斉に削られようとしているんですよ。その見返りが、ほんとは『北朝鮮の部分を落城させる』っていう考えなんですよね」(『北朝鮮の実質ナンバー2 金与正の実像 守護霊インタビュー』所収)
 
つまりトランプ氏は、北朝鮮の背後にある中国を弱らせ、中国と北朝鮮を同時に倒そうとしている。
 
実際、米中貿易戦争によって、中国経済は大きく失速。2020年の経済成長率目標を、これまでの「6.0%~6.5%」から、「6%程度」に下げるとみられている。また2030年には、経済成長率が3%にまで低下するとの指摘もある。
 
トランプ氏の「対話」戦略は、確実に北朝鮮と中国を締め上げている。
(飯田知世)
 
【関連書籍】

『北朝鮮の実質ナンバー2 金与正の実像 守護霊インタビュー』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年9月号 トランプ氏の北朝鮮入境 「北温存」で中国を倒す - ニュースのミカタ 1
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16076
 
2019年10月1日付本欄 制裁解除で金体制は半世紀延命 脱北者で北朝鮮専門記者が語る北朝鮮情勢
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16325


トランプ大統領が達成した2019年の成果トップ10とは:経済・外交・軍事面で次々に成果を挙げたトランプ政権

2020年01月04日 06時29分04秒 | 日記

トランプ大統領が達成した2019年の成果トップ10とは:経済・外交・軍事面で次々に成果を挙げたトランプ政権
2020.01.03(liverty web)

 
《本記事のポイント》
約6割のアメリカ人が「暮らし向きがよくなった」と回答
香港の支援・中距離核戦力の開発・イスラム国のトップ殺害で成果
裁判官の任命や人工妊娠中絶問題で保守回帰を実現
 
トランプ大統領が就任して3年が経った。保守派のアメリカ人識者はトランプ氏が達成した成果として何を評価するだろうか。
 
米保守系シンクタンク・アメリカン・エンタープライズ・インスティトゥート(AEI)のマーク・ティーセン氏がトランプ政権の成果トップ10を挙げ、ワシントンポスト紙で総評した。トップ10入りしたのは、トランプ氏の以下の業績だ(The 10 Best Things Trump Did in 2019)。
 
 
約6割のアメリカ人は、トランプ政権下で「暮らし向きがよくなった」
10. 失業率は史上最低の水準
失業者の数より求人数が初めて上回った。賃金が上昇し、低賃金の労働者の賃金上昇率は史上もっとも早い。57パーセントのアメリカ人が、「トランプ大統領が就任してから経済的に暮らし向きがよくなった」と答えている。
 
9.フード・スタンプの受給に就労条件を要求
公的な支援を受けるために就労を条件とするのは、人々が物質的な面だけでなく、尊厳とプライドが得られるように助けることでもある。働くことでコミュニティに貢献している感覚が得られるし、何よりも仕事は恵みであって罰ではないからだ。
 
 
外交・軍事面での成果
8.NATO加盟国が防衛負担を増額した
NATO加盟の同盟国は2016年から1300億ドル(1兆4千億円)、防衛費を増額した。GDPの2%を超える防衛費を負担する国の数は、トランプ氏の就任前と比較すれば2倍に増えたことになる。
 
7. 香港の人々の側に立った
トランプ氏は中国に対して香港の民主運動家たちに暴力を使って制圧しないように訴え、香港人権・民主主義法案に署名した。
 
6.中距離核戦力全廃(INF)条約から離脱し、中国と北朝鮮に対し挫折感を与えた
以前は禁止されていた中距離核戦力の実験を開始した。中国の核戦力に対抗するためであるし、また北朝鮮の有事の際に、空母打撃軍を派遣しなくても、緊急措置として代替手段となるためだ。
 
5.最大限のプレッシャーをかけてイランを事実上活動停止に追い込んでいる
イランはインフレが続いて経済が縮小し、ヒズボラやハマスなどの武装組織やイラン軍や革命防衛隊への資金提供を削減せざるを得なくなっている。イランでは1979年以来最大のデモが起きている。
 
4.メキシコに関税をかけた結果、メキシコが不法移民を取り締まるようになった
メキシコ政府は移民法を施行し、数千人もの国家警備隊を送り、移民の大移動を食い止めるようになった。下院は米・カナダ・メキシコの自由貿易協定を承認する予定だ。これは関税で脅威を与えなければ実現できなかっただろう。
 
 
人工妊娠中絶反対派の勝利
3.家族計画連盟に30年で最大の打撃を与えた
アメリカには人工妊娠中絶を連邦政府が資金的に支援する家族計画連盟(Planned Parenthood)がある。だがトランプ政権は「命を守る法律(Protect Life Rule)」を定め、連邦政府の税金がTitle Xと呼ばれる人工妊娠中絶プログラムに使われないようにした。この結果、家族計画連盟はTitle Xプログラムから撤退を余儀なくされた。これは人工妊娠中絶反対派(プロライフ)の勝利で、キリスト教保守の人たちがトランプをサポートしつづける理由だ。
 
2. イスラム国のバクダディ氏を殺害
テロリストが支配する地域でリスクの高い作戦を遂行し、イスラム国のトップのバグダディ氏を殺害した。失敗すれば責めを負うのはトランプ氏であるため、バイデン氏は副大統領時代、オバマ氏に急襲はすべきではないと助言していた。トランプ氏は、バイデン氏とは違って躊躇することはなかった。
 
 
保守系裁判官の任命で保守回帰
1.かつてないスピードで保守系の裁判官を任命しつづけている
12月に上院はトランプ氏が任命した50人目の控訴裁判所の裁判官を承認した。この控訴裁判所だけで年間6万もの裁判が開かれている。13の巡回区のうち、7つの巡回区の裁判所で保守系の裁判官が過半数を超え、3つの巡回区がリベラルから保守へと転じた。
 
 
内政・外交の両面で成果
ランク入りした成果をつぶさに見ていくと、イスラム国、イラン問題、中距離核戦力、香港問題とともに、国内経済や治安の向上に尽力してきたという内政における成果が目立つ。トランプ氏は、内政面でも外交・軍事面でも、アメリカ国民のみならず、世界のためにバランスよく成果を挙げてきていると言える。
 
とりわけ1位の裁判官の任命と3位の人工妊娠中絶の問題は、アメリカの保守層がトランプを支援してやまない理由を示す問題だ。法律に精通するのみならず、高潔な人格を持った判事は、健全な民主主義を維持するために欠かせない。本来の精神や能力にもとる判事が裁判官を務めれば、長期的な国の精神を変えてしまう。
 
また3位の人工妊娠中絶が税金によって行われていた問題は、保守層から見るとゆゆしき事態。幸福の科学でも、妊娠後、満9週目に入ったとき魂が宿るという霊的真実が明らかになっている。このため中絶は殺人にあたり、そもそも聖書における神との契約に反する行為であるとして、宗教心のあるアメリカ人にとって切実な問題となっている。
 
日本では宗教的な理解が欠けており、メディアでは報道されることはあまりないが、アメリカでは人工妊娠中絶に反対する宗教的な国民が人口の4割を占めている。弊誌はこれまでトランプ大統領が信仰心に基づいて国を立て直そうとしていることを論じてきたが、アメリカの向かう方途には宗教立国化があることも見逃してはならない。
 
 
アメリカのトップ10に匹敵する成果は日本にある?
トップ10の成果を見ると、アメリカ国民と世界のために、手を打ち続けるトランプ氏の姿が見えてくる。
 
一方、日本はどうだろう。安全保障上、重要な企業に対する出資規制を強化する改正外為法を成立させ(11月)、アフリカ開発会議(TICAD)を開催し(8月)、アフリカ諸国が中国の債務の罠にはまらないように資金面で中国の一帯一路の対抗措置を採った。また先端技術の人材育成にも力を入れ始めた。トランプ政権と足並みを揃えたこうした動きは評価できる。
 
だが外交問題については、日露平和条約の締結の先延ばしもあり中露が接近。イランとアメリカとの仲介役を買って出たものの、目立った成果は上げられず、米・イラン間の対立は深まっている。
 
アメリカがNATO諸国に防衛費の負担増を求め、それが実現したことについても、前出のランキングでトップ10入りの成果に掲げている。これを見れば、習氏の国賓待遇の準備を進める日本に対して、アメリカがもう一段強気に出てくる可能性も考えられる。
 
内政では、消費税率を10月に10%に上げ、景気の低迷を招いた。いま世論調査を行えば、安倍政権のもとでアメリカのように「暮らし向きがよくなった」と回答する国民は半数にも満たないだろう。国防強化のための憲法改正も、19年7月の参院選の主要な争点とはならなかった。
 
日本は今年、どんな成果を挙げる一年になるのか。首相の在任期間だけが成果ではない。一年の終わりに振り返って、達成した成果を誇らしく掲げられるような日本に生まれ変わらなくてはならない。
(長華子)
 
【関連書籍】

『トランプ新大統領で世界はこう動く』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月31日付本欄 ウイグル、移民、外為法、GAFA 2019年をリバティ本誌で振り返る
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16647
 
2019年12月27日付本欄 大型減税法案成立から2年 トランプ減税はブルーカラーや中所得者の味方
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16632
 
2018年8月7日付本欄 トランプ大統領の公約が実現し始めた:宗教立国化するアメリカが創る世界
https://the-liberty.com/article.php?item_id=14741


トランプ政権、イランの司令官を殺害 イランとの戦争は望まず

2020年01月04日 06時29分04秒 | 日記

トランプ政権、イランの司令官を殺害 イランとの戦争は望まず 【これだけ知っトクNews(1月4日版)】
2020.01.04(liverty web)

 
「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) トランプ政権、イランの司令官を殺害 イランとの戦争は望まず
(2) トランプ氏、キリスト教福音派の教会で今年初の演説
(3) オーストリアで緑の党が初の政権入り


【大川総裁公開霊言1000回突破】 霊言は永遠に続く

2020年01月04日 06時25分47秒 | 日記

【大川総裁公開霊言1000回突破】 霊言は永遠に続く
2020.01.03(liverty web)

 
幸福の科学専務理事
斎藤 哲秀

プロフィール
(さいとう・てっしゅう)1964年生まれ。神奈川県出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。1988年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学編集系統括担当専務理事 兼 HSU未来創造学部芸能・クリエーターコースソフト開発担当顧問。
 
「ザ・リバティ」編集長
綾織 次郎

プロフィール
(あやおり・じろう)1968年生まれ。鹿児島県出身。一橋大学社会学部卒。産経新聞に入社後、政治部で首相官邸などを担当し、2001年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学常務理事、HSUビジティング・プロフェッサーなどを兼任。
大川隆法・幸福の科学総裁の公開霊言が12月25日、「公開霊言1000回突破記念〈釈尊の霊言〉─情欲と悟りへの修行─」をもって、1000回を突破した。
 
霊言とは、あの世の霊を招き、その思いや言葉を語り下ろす神秘現象のこと。幸福の科学の霊言やリーディングは、仏教でいう「六大神通力」に相当する大川総裁の高度な霊能力を駆使して行われている。
 
これまで多くの霊言を目の当たりにし、質問者としても、多くの霊と対話をしてきた人からは、大川総裁の霊言はどう見えているのか。
 
本欄では、10月末発刊の本誌12月号「すべての人に希望を- いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念」に掲載しきれなかったエピソードを含めて、大川総裁の霊言の"衝撃"について5回にわたり掲載する。今回は、その最終回。
 
【大川総裁公開霊言 1000回突破】霊言の"衝撃"
2019年12月30日付本欄 1 質問者が語る霊言の驚き
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16643
 
2019年12月31日付本欄 2 教養人が霊言で見つけた真実
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16646
 
2020年1月1日付本欄 3 世論が霊言についてくる
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16650
 
2020年1月2日付本欄 4 霊言は"作れない"
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16653
 
 
◆             ◆             ◆
 
世界に受け入れられる霊言

『リーダー国家 日本の針路』

『日本の使命』

『イランの反論』

『サッチャーのスピリチュアル・メッセージ』
大川隆法著
幸福の科学出版
斎藤(以下、斎): 総裁の霊言は、31カ国の言語に翻訳されて、海外でも出版されています。霊言で明かされた「真実」を人種や国籍を超えて人々が信じ、感動することも、霊言のすごさだと思います。
 
綾織(以下、綾): イランのハメネイ師やロウハニ大統領の守護霊霊言は、発刊後すぐ、日本のイラン関係者の間で読まれているそうです。
 
斎: 宗教的な土壌がある国の方のほうが、霊言を身近に感じるのかもしれません。
 
総裁は、さまざまな霊の意見をより上位の概念で統合した上で、教えを説かれます。最近は中東情勢にも言及されていますが、対立している国のトップの考え方の違いを霊言で明らかにされるので、戦争をなくすための共通の理解の基盤を学べますね。
 
綾: 他にも、中国共産党系メディアが霊言に即座に反応したり、イギリスでマーガレット・サッチャーの霊言が話題になっていたり……興味深いですよね。
 
 
 
「霊言に始まり、霊言に終わる」!?
綾: 霊言はどの宗教にもあるものです。イスラム教の「コーラン」は、アッラーのメッセージをガブリエルが仲介している「霊言」ですし、キリスト教で、イエス・キリストが「天なる父の言葉を伝えます」と言っているのも「霊言」です。
 
ただ、イエスにしても、ムハンマドにしても、誰からインスピレーションを受けているのか不明瞭な部分もあったと言われています。
 
一方、総裁の場合は、誰からの霊言かを特定している。さらに、霊言を受けて、法が紡がれていくというのが、他の宗教と比べると特異かもしれません。
 
斎: 多くの霊能者は、自分の記憶も失うような状態で、霊に体を乗っ取らせるようにして霊を降ろします。しかし総裁の場合は、霊の主張を冷静に「判定」しながら語らせているんですよね。同じ「霊言」でも、レベルがまったく違います。
 

『天照大神の「信仰継承」霊言』
大川隆法著
幸福の科学出版
結局、霊言は突き詰めると、「霊を信じるか、信じないか」の二者択一を迫られるんですよね。
 
綾: 確かに、教えだと"つまみ食い"ができるのかもしれませんが、霊言では難しいですよね。近年では、宇宙人リーディングなどもされていますが、総裁が降ろされている霊言は、時代が後になればなるほど、その価値が分かるのではないかと思うこともあります。
 
斎: その意味では、霊言は「未来科学」と言えるのかもしれません。人類が未来に、タイムカプセルのように総裁の霊言にたどり着いたときに、初めて価値がわかるものもあるかもしれません。
 
仏陀には過去・現在・未来を見ることができるという「三明(さんみょう)」の悟りがありますが、まさに霊言はこの三明で物事を見ていますよね。
 
ですから、霊言の探究は果てしないと思います。総裁は初期の頃、「霊言に始まり、霊言に終わる」と言われています。
 
もともと幸福の科学は、総裁の大悟という宗教的な悟りがその根本にありますが、その現れとしては、霊界通信としての自動書記や『日蓮の霊言』の発刊からスタートしていますからね。最近は、あの世に還られてからも、霊言で通信を送るとおっしゃっています。その意味では、霊言は永遠に続きます。(了)
 
【関連サイト】
大川隆法 公式サイト
https://ryuho-okawa.org/#/home
 
幸福の科学 公式ホームページ 霊言・リーディングについて
https://happy-science.jp/ryuho-okawa/reigen/
 
【関連記事】
2019年12月26日付本欄 大川総裁の公開霊言が1000回を突破 霊言を収録し続ける意味とは何か
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16628
 
2020年2月号 霊言を行い続ける理由 - 大川隆法総裁 講演Report 「永遠の法灯をともして」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16603
 
2015年2月号 「霊言学」のすすめ - 500人超の霊言を研究する - Part1
https://the-liberty.com/article.php?item_id=8928
 
2019年12月号 すべての人に希望を - いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16398

 


日本政府、ファーウェイなど中国製機器を制限する新法を制定へ

2020年01月04日 06時22分52秒 | 日記

日本政府、ファーウェイなど中国製機器を制限する新法を制定へ 【これだけ知っトクNews(1月3日版)】
2020.01.03(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 日本政府、ファーウェイなど中国製機器を制限する新法を制定へ
(2) 中小企業の承継で、個人保証の二重取りを原則禁止に


【大川総裁公開霊言1000回突破】 霊言は"作れない"

2020年01月03日 06時18分16秒 | 日記

【大川総裁公開霊言1000回突破】 霊言は"作れない"
2020.01.02(liverty web)

 
幸福の科学専務理事
斎藤 哲秀

プロフィール
(さいとう・てっしゅう)1964年生まれ。神奈川県出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。1988年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学編集系統括担当専務理事 兼 HSU未来創造学部芸能・クリエーターコースソフト開発担当顧問。
 
「ザ・リバティ」編集長
綾織 次郎

プロフィール
(あやおり・じろう)1968年生まれ。鹿児島県出身。一橋大学社会学部卒。産経新聞に入社後、政治部で首相官邸などを担当し、2001年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学常務理事、HSUビジティング・プロフェッサーなどを兼任。
大川隆法・幸福の科学総裁の公開霊言が12月25日、「公開霊言1000回突破記念〈釈尊の霊言〉─情欲と悟りへの修行─」をもって、1000回を突破した。
 
霊言とは、あの世の霊を招き、その思いや言葉を語り下ろす神秘現象のこと。幸福の科学の霊言やリーディングは、仏教でいう「六大神通力」に相当する大川総裁の高度な霊能力を駆使して行われている。
 
これまで多くの霊言を目の当たりにし、質問者としても、多くの霊と対話をしてきた人からは、大川総裁の霊言はどう見えているのか。
 
本欄では、10月末発刊の本誌12月号「すべての人に希望を- いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念」に掲載しきれなかったエピソードを含めて、大川総裁の霊言の"衝撃"について5回にわたり掲載する。今回は、その第4回。
 
【大川総裁公開霊言 1000回突破】霊言の"衝撃"
2019年12月30日付本欄 1 質問者が語る霊言の驚き
2019年12月31日付本欄 2 質問者が語る霊言の驚き
2020年1月1日付本欄 3 世論が霊言についてくる
 
 
◆             ◆             ◆
 
教団に不利な霊言も公開

『世界紛争の真実』

『中東で何が起こっているのか』

『ムハンマドよ、パリは燃えているか。』

『ムハンマドの幸福論』
大川隆法著
幸福の科学出版
綾織(以下、綾): 霊言の中には、善悪の判断基準を世の中に示すため、幸福の科学にとって不利なことでも、あえて公開するものもあります。
 
例えば、「ムハンマドの霊言」は、イスラム教世界の方々には議論を呼び、攻撃もされるかもしれません。ただ、ムハンマドの「今」の考え方を知ることが、イスラム教徒にも必要だし、世界に正しさを示す上でも必要だから、公開している訳ですよね。これは、「正しさを探求する」姿勢の表れだと思います。
 
斎藤(以下、斎): 確かに、批判を受けたり、危険を呼び込んだりする可能性すらあります。"商売"の発想とは真逆の考え方ですよね。総裁は、とても誠実で正直な姿勢をお持ちなので、霊言は「知的正直さ」に溢れていると感じます。
 
つまり、公開することで「自分が損をするか」ではなく、「真実を示す」ために霊言を出されているんですよね。そう考えると、商売行為だとか、人気取りが目的でないことは明白です。なにより、最終的には、「人を幸福にしよう」と思われていますから。
 
また、「公開霊言」ではなく、「非公開」霊言もたくさんありますよね。
 
綾: 公開になっていないだけで、実はたくさん収録されていますよね。そう考えると、仮に霊言が"イタコ芸"で、"商売"だとしたら、お蔵入りになっている非公開霊言があるなんて、あまりにも非効率的です。
 
 
 
ゴーストライターではボロが出る
斎: 1000回の公開霊言のうち、500数十冊が本として出版されました。これまでに総裁は2600冊以上の本を出版されてきましたが、一番多い時は、1カ月で38冊の本が出版されました。このうち、16冊は霊言だったんです。また、年間の出版数が最も多かった2014年には、霊言も含めて、1年間で196冊出版されました。90%以上は、その年に収録されたものです。
 
想像で作為的に書いていたとしたら、このスピードでは出せないと思います。「2日に1冊発刊」より速いペースですよ。海外翻訳版を含めたら、もっと発刊点数は増えます。これはやはり、何か霊的な「真実」につながっているからできる、人間知を超えた力が働いていると考えるのが自然ではないでしょうか。
 
綾: 話したことが、活字になって出版されて、その後何年も、何十年も検証され続けるというのが、人間の頭脳による知的生産だけで可能なのかという話ですよね。
 
「ゴーストライターがいるのではないか」と言われることもありますが、仮に私が何か書いたとしても、1カ月も経てば、ボロが出ると思います(笑)。残念ながら、弟子にはそこまでの能力がありませんよね。
 
斎: 私も同感です。総裁の場合、中身のある内容ばかりなので、話したことを文字に起こすと、そのまま本になるのですから驚きです。あえて譬えるなら、モーツァルトが修正せずに楽譜を書き続けたような状態が、延々と続いている感じでしょうか。これは、作為的には難しいと思います。
 

『毛沢東の霊言』
大川隆法著
幸福の科学出版
斎: 最近では、「毛沢東の霊言」が驚きでした。我々真理の学習者であっても、二重底・三重底で霊に"騙されて"しまうところもあることが分かりました。総裁ご自身も、空手でいう"寸止め"をしていたところをさらに踏み込んで、壁を打ち破って探究していくと、とんでもないことになっていたことが分かって。これは、予測したり、想像したりしてやっているものでは到底分からない部分だったと思います。
 
綾: 「大川総裁はたくさん勉強をしているのだから、霊言ではなく、自分の意見として言えばいい」と言う方もいらっしゃいますが、霊言は勉強して"作り出している"ものではないんですよね。
 
毛沢東にしても、毛沢東について基本的なことは、当然総裁は調べられています。それでも、分からないことがあるから、霊言という形で霊的に探究をして、毛沢東の霊が今どういった状況に置かれていて、どういった考え方をしているのかを明らかにされたわけですよね。
 
ですから、「霊言をやめた方がいい」という考え方は、知的探究も霊的探究もやめるということになり、なんだか変な感じがします。
 
斎: 霊言は、科学の世界で言うと「実験」に近いところがあると思います。かなりリアリスティックな目で見ている、霊界の探究実験であるような気がします。
 
 
霊の思いを正確に表現するためには
綾: 幸福の科学には、総裁以外にも、霊を身体に入れることができる「チャネラー(霊媒)」が何人もいます。チャネラーの体に霊を入れるとき、総裁は、導師として霊を呼ばれ、審神者(審神者)として霊の発言を聞かれています。
 
この時、総裁は作為的にチャネラーの発言を作ることはできません。こうしたチャネラーの存在自体が、霊言は総裁の勉強によって作り出されているものではないという証明だと思います。
 
斎: 確かにそうですよね。チャネラーにしても、「自分が知らなかったこと」が口からついて出ていますからね。
 
これはチャネラーの方から聞いたことなのですが、霊を身体に入れると、場合によっては数日、影響が残るそうなんです。こうした体験も、霊言ならではのことだと思います。
 
綾: 私はチャネラーの方から、本を読む量を何倍かに増やすと、言葉の精度が上がってきて、霊の思いを正確に表現できるようになると聞きました。知識や言葉を知っていると、歴史上の人物が特定できることもあるんですよね。つまり、知識を"道具"に使って、霊に言葉を語らせていると言えます。
 
斎: 確かにそうですね。複数のチャネラーに同じ霊を入れたこともありましたが、どれも同じような結論になりましたね。(続く)
 
【関連サイト】
大川隆法 公式サイト
https://ryuho-okawa.org/#/home
 
幸福の科学 公式ホームページ 霊言・リーディングについて
https://happy-science.jp/ryuho-okawa/reigen/
 
【関連記事】
2019年12月26日付本欄 大川総裁の公開霊言が1000回を突破 霊言を収録し続ける意味とは何か
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16628
 
2020年2月号 霊言を行い続ける理由 - 大川隆法総裁 講演Report 「永遠の法灯をともして」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16603
 
2015年2月号 「霊言学」のすすめ - 500人超の霊言を研究する - Part1
https://the-liberty.com/article.php?item_id=8928
 
2019年12月号 すべての人に希望を - いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16398

 


科学者が奇妙なエイリアン遭遇体験を公表

2020年01月03日 06時14分03秒 | 日記

科学者が奇妙なエイリアン遭遇体験を公表
2020.01.02(liverty web)

 

《本記事のポイント》
 遭遇した3体の生命体
 最高の陶酔感に襲われる
「霊性」に目覚めさせるよう敢えて科学者を選んだのか?
 
 
科学者が自らの奇妙なエイリアン遭遇体験をツイッターに投稿し、反響を呼んでいる。
 
話題の科学者は、カナダ・トロントで量子コンピューターを研究する科学者ディープ・プラサド氏。彼は、量子コンピューター企業ReactiveQのCEOでもある若き秀才だ。
 
彼は、2004年の米海軍UFO遭遇事件の調査グループに投資するという形で、UFO研究に協力している。量子コンピューターの専門家が、なぜUFOの調査に関わるのかと思われていたが、どうやらエイリアン遭遇体験をしたことが、そのベースにあるようだ。
 
 
遭遇した3体の生命体
彼のツイッターの内容を要約すると次のようなものだ
 
「今年の2月1日の朝9時45分、家にいたところ、(ベッドの上で)意思に反して体が麻痺し、動けなくなった。すると3体の生命体がそこにいるのを見た。幻覚なのかどうかわからなかった」
 
「その生命体は、日本語とエジプトのヒエログラフをかけ合わせたような文字でメッセージを伝えてきた。ほとんど動けず、事態を掌握できず、恐怖を感じていた。シンボルの意味を読み取ろうとしたが理解できずイライラした。文章は素早く入れ替わっていき、3回『DNA』という英語を見た」
 
「頭を少し上げると自分の部屋が消えたが、元に戻すと自分の部屋に戻り、再び例のシンボルが現れた。恐ろしくはあるが、少しずつ冷静になり周囲を観察するようにした。彼らの着ているもの、サイズ、行動様式、自分の気分がくるくると変わる感じなど……」
 
「彼らは服の真ん中ぐらいに美しい金色のホログラムを映し出していた。ある時点で彼らは自分の上に乗ってきた。彼らは、『ETならこんな感じだろう』と思われるようなものには見えなかった。彼らは、エーテル体のようなもので、とても説明のしにくいものだった。」
 
 
最高の陶酔感に襲われる
「奇妙な光が頭に当たったように感じたとき、突然、最高の至福感と陶酔感に襲われた。宇宙が自分の存在を認識しているという感じで、暖かく、懐かしい感じだった。まるで、それは宇宙には生命が溢れており、他の存在全てがお互いに繋がっていることを思い出させるようだった。それを『ONENESS』(ワンネス=一体性や同一性といった意味)」という言葉で表そうと思う」
 
「この体験の後、『ワンネス』の感覚が無くなっていない事に気づいた。不安やストレス、トラウマ、恐れが無くなった。すべての人に愛を感じる。そして無神論から霊的に変化したのだ」
 
「私はUAP(未確認空中現象=俗に言うUFO)の中を見るという夢を見始めた。主としてソーサーとオーブのことだ。夢の中に出てくるものとはテレパシーで話した。このようなことは初めてのことだ。MRIで脳の検査をしようかとも思った。2週間経つと、この心の状態は次第に弱くなり、再び元の自分に戻った」
 
「時々、私はあの体験後の2週間の状態に戻れたらと思う。しかし、この体験の2番目に良かったことは、意識的に努力すれば、その心の状態に戻ることができるということだ」
 
「私は何が起こったのかわからないし、頭がおかしくなったのではないと証明もできない。しかし、私はこの体験に感謝している。私達は、このミステリーをいずれ解明し、将来、人間性が信じられないほど前進することを信じている」
 
彼は多くの人から、彼の部屋に侵入したのはどのような生命体だったのかと聞かれ、手書きのメモも投稿している。それによると典型的なグレイのように見える。現れたシンボルは、あくまでイメージだが、確かにヒエログリフのような東洋の文字のような興味深い文字だ。不思議なことに、彼らの体重は感じなかったのに、硬いプラスティックのような感触があったという。
 
 
「霊性」に目覚めさせるよう敢えて科学者を選んだのか?
プラサド氏は、優秀な若手の科学者であり企業家でもある。科学者やビジネスの世界で不利になるかもしれない内容をあえて公表したのは、この体験が単なる思い込みではなく、明らかに自分の心に大きな変化を与えた事実だからだろう。
 
これは、「UFOに拉致されて、実験をされた」というエイリアン・アブダクションとは異なる、新しい現象かもしれない。エイリアンたちは地球の科学者の心に霊性を目覚めさせたようだ。あえて科学者を選んだのかもしれない。いずれにせよ、この体験が公表されたことで、新たな体験者がまた出てくるかもしれない。(純)
 
【関連書籍】

『ネバダ州米軍基地「エリア51」の遠隔透視』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月10日付本欄 メディアの大物がUFO番組で証言 「米政府はエイリアンのUFOの残骸を持っている」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16561


2020年元旦 新聞の社説を読み比べる 「人類の自由のために何ができるか」

2020年01月02日 06時13分02秒 | 日記

2020年元旦 新聞の社説を読み比べる 「人類の自由のために何ができるか」
2020.01.01(liverty web)

 
元旦の新聞の社説欄には、各紙の「主義・主張」が色濃く反映される。
 
大手紙6紙の社説を読み比べ、各紙が2020年をどのような問題意識で見通しているか、という点について見ていきたい。
 
 
保守に分類される、読売、日経、産経の3紙
読売:平和と繁栄をどう引き継ぐか
前回の東京五輪から56年。日本は、まれにみる平和と繁栄を享受している。世界に大きな戦争の兆しはない。安倍首相の長期政権下で政治は安定。米中の覇権争いはあるが、全面衝突には制御が利くのではないか。
 
習近平国家主席の来日は、日中対話を深める好機。問題があれば、率直にただせばよい。北朝鮮は軍事挑発を続けている。局地的な軍事衝突の可能性は排除できない。日米同盟の抑止力は欠かせない。
 
成長の鍵は、世界に広がる「経済のデジタル化」への対応だ。ただ、デジタル化し、AIやロボットが制御する省力化経済の社会では、新領域で知識やデータを握った勝者に利益が集中しがち。経済への正と負の影響を検証する必要がある。
 
民間企業には460兆円の内部留保があり、家計が保有する金融資産全体は1864兆円ある。この「眠れる資金」を掘り起こして政策に活用できないか。社会保障や福祉、少子化対策に役立てたい。
 
 
日経:次世代に持続可能な国を引き継ごう
世界景気は減速し、米中新冷戦や朝鮮半島情勢などに不透明感も漂う。日本は改革を進める年にしなければならない。
 
第1になすべきは、企業の変革。産業競争力を高め、生産性の引き上げ、意思決定の速度を上げるなど、競争環境の変化を先取りし、攻める分野に資源を集中する事業の棚卸しも必要だ。「働き方改革」が進めば女性は出産、育児がしやすくなる。夫も育休取得や家事参加に積極的になるだろう。
 
第2に、国が責任をもって少子化対策や持続可能な社会保障への転換を推進すること。年齢にかかわらず、負担能力に応じて診療代などを払う「応分負担」を徹底する。
 
第3に、国は、エネルギー・環境政策を一体として立案し、工程表をつくることだ。前提としている原発30基の再稼働は極めて厳しい。再生エネルギーを使いやすい電源にし、その比重を高めるイノベーションが必要だ。
 
 
産経:政権長きゆえに尊からず
東京五輪の夢に世界が酔ってくれる保証はない。今年、世界情勢が激変するのは間違いない。というより、中国の人権問題、イランを震源とする中東危機、地球温暖化対策などの懸案に何も解決策が見いだせず、昨年より事態が悪化する可能性が高い。特に、北朝鮮。朝鮮有事が起きないと誰が言えようか。
 
国際社会で安倍首相にかかる期待は大きい。だが、秋元衆院議員の逮捕など、足元でタガの緩みが顕在化してきた。講演会で「靖国神社を6年も参拝しないのは許せません」という意見をいただいた。(執筆者は)黙ってうなずくしかなかった。
 
平和の祭典を心から祝い、2度目の東京五輪を成功させるためにも首相にはやるべきことがある。
 
読売は網羅的に、日経は産業面から、産経は中国と歴史問題を軸に主張を展開しており、それぞれの特色が出ている。
 
気になるのは、読売が、国の責任を問うあまり、「大きな政府」を志向している点だ。財政が厳しい中で、民間企業や家計が持つ資産を、「社会保障や福祉、少子化対策に役立てたい」と論じている。
 
日経も、政府主導の「働き方改革」に期待を寄せているが、4月から始まる中小企業の残業時間の罰則付き上限規制や有給休暇の取得義務化は、ただでさえ消費増税で苦しくなっている各企業の首をさらに絞めることになるだろう。
 
 
リベラルに分類される、朝日、毎日、東京の3紙
朝日:「人類普遍」を手放さずに
国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)は、17の「普遍的な」目標を掲げている。たとえば、貧困や飢餓をなくす、質の高い教育を提供する、女性差別を撤廃する、不平等を正す、気候変動とその影響を軽減する、などだ。「誰も置き去りにしない」という精神が、目標の普遍性を端的にあらわす。
 
だが、今、「普遍離れ」とでもいうべき危うい傾向が、あちこちで観察される。プーチン露大統領は昨年6月、移民に厳しく対処すべきだとの立場から、「リベラルの理念は時代遅れになった。それは圧倒的な多数派の利益と対立している」と述べた。
 
プーチン氏は強権的なナショナリズムを推し進め、アメリカのトランプ大統領も移民を敵視し、自国第一にこだわる。欧州では、排外的な右派ポピュリズムが衰えを見せない。香港で続くデモは、自由という価値をめぐる中国共産党政権との攻防である。
 
国会での論戦を避けたり、報道・表現の自由を威圧する安倍政権のふるまいを見ると、「普遍離れ」という点で、世界の憂うべき潮流と軌を一にしていることはまぎれもない。
 
 
毎日:あきらめない心が必要だ
深刻なのは、民主政治の起源でもある欧米の多くの国々で、ポピュリズムが大手を振っていることだ。共通しているのは、敵か、それとも味方かの二分法で分断を深める政治手法だ。
 
温暖化や海洋汚染などの地球の生態系に関する問題や、核軍拡競争の懸念が深刻の度合いを増している。国家単位で答えを出すことが困難な問題がうねりを増す中で、ポピュリスト政治家は国際秩序に大きな価値を認めない。安倍首相は、このポピュリズムの潮流に沿う。
 
たとえ、市場経済との二人三脚が崩れたとしても、民主政治の旗を掲げることは重要だ。日本は大国ではないが、世界の中で重要なアクター(行為者)ではある。民主政治の旗を掲げ続けることによってこそ、米国に世界秩序への関与を働きかけることができる。
 
 
東京:誰も置き去りにしない
2015年、国連サミットの会議で「持続可能な開発のための2030アジェンダ(政策課題)」が採択された。貧困、教育、気候変動など17分野にわたり、世界と地球を永続させるべく取り決めた開発目標(SDGs)だ。
 
SDGsの合言葉は2つ。1つ目は「誰一人も置き去りにしない」。いまだに数十億の人々が貧困にあえぎ、いや増す富や権力の不均衡。採択後4年たつ今もやまぬ紛争、テロ、人道危機……。2つ目は「地球規模の協力態勢」。全ての国の人々がそれぞれ可能な分野で協力し、複数の課題を統合的に解決していくしかない。
 
2008年、「年越し派遣村」の村長を務めた社会活動家の湯浅誠さんが、昨年暮れ、都内で、民間の協力で運営する、全国の子ども食堂の支援の会合に出ていた。子ども食堂は、誰も置き去りにされない。多世代が頼り合う地域交流の場として必要とされ始めた。
 
リベラル色の強い3紙。朝日と毎日が、トランプ米大統領に象徴される政治手法を「ポピュリズム(大衆迎合主義)」と批判し、朝日と東京が「誰も置き去りにしない」という国連サミットのメッセージを軸に論じているところは興味深い。
 
トランプ氏は、モノの言い方に過激な面もある。だが、100万人を超えるウイグル人を強制収容所に入れている中国共産党政府を「悪」として、中国との「新冷戦」を戦っている。世界を標準化するグローバリズムが、実は各国の主権を弱め、富める者から奪い取ることを是とする悪しき共産主義であることも見抜いている。
 
また、「誰も置き去りにしない」という精神は普遍的な真理だが、それを実現するためにも、やはり、日本は「大きな政府」ではなく、「小さな政府」を目指すべきだ。「英国病」でも分かるように、多くの国民が政府に援助を求める社会は成り立たない。
 
 
「人類の自由のために、何ができるかを問うてほしい」
「国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国家のために何ができるかを問うてほしい」──。
 
1961年、アメリカのケネディ大統領は就任演説で、そう米国民に呼びかけた。
 
当時のアメリカは、ソ連を筆頭にした共産主義勢力の挑戦を受けており、翌年のキューバ危機で、核戦争が起きる一歩手前まで対立が深刻化した。
 
ケネディの演説には、続きがある。世界の人々に向けて、次のように呼びかけていた。
 
「アメリカがあなたのために何をしてくれるかではなく、われわれが人類の自由のために、一緒に何ができるかを問うてほしい」
 
2020年も、リバティWebは、「マスコミが言わない、次の日本。」をコンセプトに、この国の未来・危機・可能性について、「ハッ」とする情報・視点を提供していきたい。
(山下格史)
 
【関連書籍】

『いま求められる世界正義』
大川隆法著 幸福の科学出版
 

『トランポノミクス』
スティーブン・ムーア、アーサー・B・ラッファー 共著
藤井幹久 訳 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月31日付本欄 年末年始セミナー「2019年の総括と、2020年の見通し」 【ザ・リバティキャストMovie】
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16645
 
2019年12月27日付本欄 評論家・宮崎正弘氏が読む『トランポノミクス』 「実に面白い本だ」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16634


【大川総裁公開霊言1000回突破】世論が霊言についてくる

2020年01月02日 06時10分24秒 | 日記

【大川総裁公開霊言1000回突破】世論が霊言についてくる
2020.01.01(liverty web)

 
幸福の科学専務理事
斎藤 哲秀

プロフィール
(さいとう・てっしゅう)1964年生まれ。神奈川県出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。1988年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学編集系統括担当専務理事 兼 HSU未来創造学部芸能・クリエーターコースソフト開発担当顧問。
 
「ザ・リバティ」編集長
綾織 次郎

プロフィール
(あやおり・じろう)1968年生まれ。鹿児島県出身。一橋大学社会学部卒。産経新聞に入社後、政治部で首相官邸などを担当し、2001年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学常務理事、HSUビジティング・プロフェッサーなどを兼任。
大川隆法・幸福の科学総裁の公開霊言が12月25日、「公開霊言1000回突破記念〈釈尊の霊言〉─情欲と悟りへの修行─」をもって、1000回を突破した。
 
霊言とは、あの世の霊を招き、その思いや言葉を語り下ろす神秘現象のこと。幸福の科学の霊言やリーディングは、仏教でいう「六大神通力」に相当する大川総裁の高度な霊能力を駆使して行われている。
 
これまで多くの霊言を目の当たりにし、質問者としても、多くの霊と対話をしてきた人からは、大川総裁の霊言はどう見えているのか。
 
本欄では、10月末発刊の本誌12月号「すべての人に希望を- いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念」に掲載しきれなかったエピソードを含めて、大川総裁の霊言の"衝撃"について5回にわたり掲載する。今回は、その第3回。
 
【大川総裁公開霊言 1000回突破】霊言の"衝撃"
2019年12月30日付本欄 1 質問者が語る霊言の驚き
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16643
 
2019年12月31日付本欄 2 質問者が語る霊言の驚き
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16646
 
 
◆             ◆             ◆
 
「世界皇帝」を自称した習近平守護霊

『世界皇帝をめざす男』
大川隆法著
幸福の科学出版
綾織(以下、綾): 霊言の内容と、世間の情報が逆になる場合もあります。その典型例は、中国の習近平国家主席です。
 
2010年、習氏が副主席になって、次の国家主席になることがほぼ固まった時に収録された守護霊の霊言は、衝撃的でした。
 
当時、世の中に出ていた習氏についての情報は、「政権基盤が非常に弱い」「性格的にも弱い」「親日派」といったものでした。しかし、霊言で守護霊が「世界帝国をつくる」と考えている超強硬派であることが分かりました。
 
主席に就任した後は、年を追うごとに、守護霊が語っていたことがじわじわと現実化しているのは、周知のとおりです。
 
仮に、総裁が書籍などで勉強したものを元に霊言をしていたとしたら、内容が嘘であることが後になればなるほど分かるはずなんです。ところが、守護霊が霊言で語った内容は、当時の世の中の情報とは全く逆でした。むしろ後になればなるほど、発言の内容の通りに習氏は行動していることが分かるんですよね。
 
斎藤(以下、斎): 世間のものの見方と真逆の内容が霊言で明かされて、数年後に霊言の内容の通りに現実化していくというのは、霊言の先見性を物語っていると思います。その意味では、霊言は「予言の書」でもありますよね。
 
確かに、習氏が国家主席に就任する前は、「穏健派」とまで言われていたくらいで、マスコミも「おとなしい人」と言っていました。習氏の守護霊霊言が収録されたのは、そうした無名の頃でした。
 
ところが、国家主席に就任したら、急に汚職事件の対策として「根絶」を強く打ち出して、「トラもハエも叩く」と言い出して、攻撃的になっていきました。その人の本性が現実に現れていったというのは、時間とともに証明されるので、霊言の内容を正しく理解するには、数年かかることの方が多いかもしれません。
 
綾: それにしても、世の中に出ている情報と全く逆のことを出すというのは、かなりのリスクを取っていますよね。
 
斎: そうですよね。"売り物"でこうしたことをすると、信用が崩れるので、普通はできないんですよね。総裁はこれまでに、2600冊以上の本を出されていますが、このうち、600冊弱が霊言です。
 
 
「トランプの勝利」をいち早く明言

『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』

『アメリカ合衆国建国の父 ジョージ・ワシントンの霊言』
共に大川隆法著
幸福の科学出版
斎: ドナルド・トランプ氏は2016年のアメリカ大統領選挙で、最後は逆転して当選しましたが、世論は9割、ヒラリー・クリントンでしたよね。
 
ところが総裁は、「トランプ氏が大統領になる」と予測されて、トランプ氏の守護霊霊言を収録しました。
 
その後、ジョージ・ワシントンの霊言では、トランプ氏の守護霊であることが明かされました。
 
 

『大川隆法 ニューヨーク 巡錫の軌跡 自由、正義、そして幸福』
大川隆法著
幸福の科学出版
さらに大統領選を目前に控えた16年10月には、ニューヨークで講演をされて、「トランプ氏のほうが適任です。彼には世界の問題を解決する力があるからです」と語られました。その後、11月の大統領選でトランプ氏は逆転勝利しましたが、世の中の流れが変わった理由は、その背景に総裁の霊言・講演があったと思います。
 
普通、そこまで世論に逆行して「トランプ氏が大統領になる」と言うことは、かなりリスクがあると思います。知識だけで取り上げて未来予測することは、できないと思います。
 
総裁は宗教的には、「私の言葉の上に未来は築かれる」と仰います。常識的なものの見方だけ見れば、少し傲慢なようにも聞こえるかもしれませんけれども、トランプ大統領の誕生の事例から見ても、現実には、本当に発された言葉通りに、世の中が動いていますよね。まさに「言葉の上に未来が築かれる」という現象ですね。
 
その意味で、霊言で明かされている内容は人類の「未来シナリオ」でもあるので、知識をこねくり回して、想像だけで作るのは難しいですよね。やはり、宗教的には「予言者的な力」、この世的には「先見力」と言うのかもしれませんが、そういった力があるからこそできるものだと思います。
 
綾: そうですよね。これまでに霊言は600冊近く出版されていますが、普通なら半分当たるかどうかだと思います。ところが総裁の霊言の場合は、「これは違うな」と感じるものがありません。
 
"イタコ芸"と揶揄されることもありますが、イタコ芸では、総裁の霊言のように、ここまでリスクを取り続けることができないと思います。
 
 
ウイグル弾圧への世論が変化

『Love for the Future』

『習近平守護霊 ウイグル弾圧を語る』
共に大川隆法著
幸福の科学出版
斎: 2018年10月には総裁は、ドイツのベルリンでも講演をされました。その時も、中国によるウイグル弾圧について、わざわざ言及されました。
 
帰国された後、習近平氏の守護霊霊言がありましたが、あの時は、習氏に「ウイグル人の強制収容所の存在を聞いてみよう」と、質問の切り口が収録直前になって決まりました。そして、その「正体を暴く」べく、綾織さんとも一緒に質問することになりましたね。
 
世論が変わったのは、まさに"あの後"でしたよね。直後に、中国によるウイグル人の弾圧についての記事が日本の新聞にも載り始めました。この事例は、世の中の動きに先行して、総裁がリスクを取っている典型例だったと思います。(続く)
 
【関連サイト】
大川隆法 公式サイト
https://ryuho-okawa.org/#/home
 
幸福の科学 公式ホームページ 霊言・リーディングについて
https://happy-science.jp/ryuho-okawa/reigen/
 
【関連記事】
2019年12月26日付本欄 大川総裁の公開霊言が1000回を突破 霊言を収録し続ける意味とは何か
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16628
 
2020年2月号 霊言を行い続ける理由 - 大川隆法総裁 講演Report 「永遠の法灯をともして」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16603
 
2015年2月号 「霊言学」のすすめ - 500人超の霊言を研究する - Part1
https://the-liberty.com/article.php?item_id=8928
 
2019年12月号 すべての人に希望を - いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16398

 


新年のご挨拶 2020年代の「苦難」を乗り越える ザ・リバティ編集長 綾織次郎

2020年01月01日 06時09分26秒 | 日記

新年のご挨拶 2020年代の「苦難」を乗り越える ザ・リバティ編集長 綾織次郎
2020.01.01(liverty web)

 

新年、あけましておめでとうございます。
 
2020年代が幕を開けました。この10年間は、どういう時代になるでしょうか。
 
振り返れば、2019年は、大川隆法・幸福の科学総裁の著書『青銅の法』で説かれた内容そのままの年になりました。
 
同書第3章「青銅の扉」では、「非常事態のときや人々を敵から護らなくてはいけないとき、あるいは正義が守られない時代においては、教会は『戦い』や『抵抗』の象徴として、要塞の機能も持っていなければいけない」と述べられていました。
 
香港でのデモは、キリスト教の信仰者たちが中心となって起こし、中国共産党に対し、信教の自由や言論の自由を護ろうとしたものでした。それが今や中国本土の学生たちがネット上で、「共産党は共通の敵」「中国本土にも自由と民主主義を」といった書き込みをするまでになり、「青銅の扉」の精神が本土にも広がっています。
 
このほど発刊された大川隆法著『鋼鉄の法』もまた、2020年という年を象徴する書籍になると思われます。同書のあとがきには、「苦難や試練」「闇」と書かれており、厳しい時代が予想されます。2020年は、東京オリンピック・パラリンピックの開催の年で、華やかなムードが漂いますが、まったく逆の重苦しい年になるのかもしれません。
 
 
2020年代に次々起こってくる「苦難」
2019年12月、大川総裁による法話「新しき繁栄の時代へ」では、2020年代に起きてくるさまざまな「苦難」について説かれました。
 
(1)まず、「大きな政府」、社会主義的な政府が肥大化し、日本が衰退してしまう問題です。「他人に頼る方が多くなりすぎると、その国は必ず衰退するのです」と警鐘を鳴らしました。
 
(2)次に、中国経済のバブル崩壊から引き起こされる世界的な金融危機です。日本政府が無為無策ならば地銀の9割が潰れると警告しました。
 
(3)この流れの中で、中国共産党政府が「一帯一路」の国々の富を借金のカタに奪い取っていくだろうという予測も語られました。中国は各国に投資し、港湾を造ったり、都市開発をしたりしていますが、重点的な場所はオーストラリアやアラブ首長国連邦、ブラジルなどの資源国や食糧生産基地です。ここが"侵略"されるかもしれません。
 
(4)日本のエネルギー危機も迫っているとしました。原発の再稼働がほとんど前進しない中で、地球温暖化問題を理由に「石炭火力発電を止めろ」と国際社会から圧力がかかっています。中東での戦争の危機も高まっており、石油輸入のほとんどが止まるかもしれません。
 
(5)さらに、人間が神やあの世を知らないAI(人工知能)に頼るようになれば「神のいない社会」ができてしまう危険性を指摘しました。
 
日本の衰退や世界恐慌、中国による戦争、日本のエネルギー危機、AIの下の唯物論社会──。2020年代は、「苦難や試練」「闇」が一気に広がりかねない時代です。
 
 
闇を打ち破るには
日本人として、また地球人の一員としてこれらの困難に立ち向かうための考え方も、『鋼鉄の法』に書かれています。
 
「鋼鉄のようであれ。しなやかに、かつ、迷わずの心でもって、闇を打ち破れ」
 
私たちはしなやかに考え、行動できるでしょうか。
 
(1)「大きな政府」や金融危機の「闇」に対しては、自分の家族や企業、国がサバイバルできるよう戦う勤勉の精神や企業家精神を呼び覚ますしかありません。大川総裁は法話「新しき繁栄の時代へ」で「自分のできることは自分でやるので、余計なことはしないでくださいと言い返せるぐらいのプライドがほしい」と語っています。どんなマイナスの環境からでも、与えられた中で自ら道を開いていこうという気概が、日本の「大きな政府」、社会主義的な政府を終わらせます。
 
(2)中国バブル崩壊からの金融危機は、銀行への税金投入など短期的な対策を立てつつ、国内で投融資の資金が回るようにしていかなければなりません。アメリカのトランプ大統領や台湾の蔡英文総統は中国に進出した製造業の国内回帰を進めており、それがお手本となります。最終的には未来産業をつくるための莫大な投資が必要です。
 
 
「神のいる世界」を取り戻す
(3)中国による戦争や日本のエネルギー危機も2020年代のどこかで起こってくるわけですが、日本と他の国々の安全を同時に護るには、自己犠牲的な武士道精神の復活が欠かせません。アメリカと力を合わせ、アジア各国の独立・平和を護る体制をつくることが急務です。
 
(4)エネルギー危機に対しては、原発の安全性を確認し、早期に再稼働させる。政治的主張である「CO2温暖化説」に惑わされず、日本の優れた石炭発電を守り、世界にも広げる。地球温暖化問題は中国が先進国の経済を弱体化させるために仕掛けた"世論戦"と言えるので、一つひとつ論破していかなければなりません。
 
(5)中国はAIや監視カメラなどによるデジタル監視社会によって、人々が「神仏の目」ではなく「支配者の目」を意識して生きる社会をつくり、世界に広げようとしています。
 
「火をくぐり、水をくぐって、鎚打たれた刀剣のように、本物の信仰が確立するには、苦難や試練を乗り越えてゆかねばならない」(『鋼鉄の法』あとがき)
 
鋼鉄のような信仰心を持った人たちの登場と行動が、「神のいる世界」を取り戻します。
 
「ザ・リバティ」は2020年代、勤勉の精神や企業家精神、武士道精神、そして信仰心の大切さを啓蒙し続けてまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「ザ・リバティ」編集長 綾織次郎
 
【関連書籍】

『鋼鉄の法』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2020年2月号記事 日米と中国のマネー戦争 ─2020年代の「富」「豊かさ」「繁栄」 - 編集長コラム
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16593
 
2020年2月号 日本企業の「中国ファースト」の終わり ─経営者にとっての「真・善・美」 - 編集長コラム
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2019年12月号 2020年代 中国に勝つ「兵法」 - 編集長コラム
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ウイグル、移民、外為法、GAFA 2019年をリバティ本誌で振り返る

2020年01月01日 06時06分43秒 | 日記

ウイグル、移民、外為法、GAFA 2019年をリバティ本誌で振り返る
2019.12.31(liverty web)

 

2019年は、米中貿易戦争の激化や香港問題、イラン問題など、さまざまなニュースが飛び交った。
 
リバティでは、本誌やWebを通じて、今年1年、さまざまな発信や提言を行い、日本や世界のあるべき姿を指し示そうとしてきた。
 
今回、リバティ本誌をもとに、2019年の政治ニュースを振り返りたい。
 
 
ウイグル弾圧の追及、移民政策推進

2018年7月号
2019年は中国の人権弾圧がクローズアップされた年と言えるだろう。特に、ウイグルの強制収容所問題は物議を醸し、中国の悪質な独裁性が世界に知れ渡った。
 
それより前となるリバティ2018年7月号では、「ウイグル人100万人が臓器を奪われる危機?」と題して、中国の人権弾圧を詳細レポート。「信教の自由」を守るために、世界が連帯すべきであることを提言した。
 
その後、世界ではウイグル問題が広く知られ、中国の圧政に光が当たるようになった。
 
また同じ号では、人口減少が進んでいることを背景に、「親日外国人を育て、戦力化すべきである」ことも提言している。
 
リバティ本誌を発刊した直後の6月15日、安倍政権は、単純労働に従事する外国人労働者を受け入れることを「骨太の方針」に盛り込むことを決定。2019年4月より、外国人を積極的に受け入れるようになっている。
 
 
外為法改正で、中国への技術や情報流出を防ぐ

2018年10月号
安全保障上、重要な企業に対する出資規制を強化する改正外為法が、2019年11月22日に成立した。中国を念頭に、海外に先端技術や機密情報の流出を防ぐことが狙いだ。
 
それについてリバティ2018年10月号では、日本政府に対して、技術の流出を防ぐために次のような提言を行っていた。
 
「中国による知的財産の盗用を受け、アメリカは外国企業による投資の規制範囲を拡大した。日本も同様に、外国為替法を改正し、規制範囲を拡大し、審査を厳格化すべきだ。その上で、個人情報を収集している(中国IT企業)ファーウェイやZTEが製造した通信機器を政府関係者などが使わないように排除するとともに、国民にも警鐘を鳴らす必要がある」
 
 
IT企業の個人情報保護へ

2018年8月号
現在、米IT企業グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4社(いわゆるGAFA)に対する目が厳しくなっている。取引会社への締め付けや個人情報の大量収集・濫用など、企業や個人の自由を軽視する姿勢に批判が起きている。
 
ところが2018年までは、マスコミの多くは、GAFAのビジネスモデルを称賛し、プライバシー保護の問題などを報じていなかった。そうした中、ザ・リバティ2018年8月号は、以下のような提言を行い、自由を守る意義を指摘していた。
 
「消費者の利益を守るためにも、GAFAに対して独占禁止法の適用を検討する。優越的な地位を濫用している巨大IT企業の独占にメスを入れ、『競争の自由』を確保すべきだ。見えない独裁体制に、NOを突き付ける時期が来ている」
 
この後、公正取引委員会は2018年12月、IT企業の取引慣行を調べるべく、大規模な実態調査を行うことを決め、19年10月に報告書を公表。独禁法の適用を視野に、個人情報の収集に懸念を示した。
 
 
安倍外交の対中政策への批判

2019年2月号
安倍晋三首相は2020年春に、中国の習近平国家主席を「国賓待遇」で迎える予定だ。これに対し、自民党内や保守系の有識者の間で異論が相次いでおり、対中外交の見直しを求める声が上がっている。
 
それについてもリバティ2019年2月号で、米中覇権戦争に突入する中、「一帯一路」の協力などを進める安倍外交の軌道修正を提言。その上で消費増税を断行すれば、景気が悪くなり、中国への依存が高まり、安倍外交が行き詰まることになることを予想した。
 
事実、安倍政権は増税を断行し、中国人観光客を増やすなどして対中依存度を強めつつある。
 
以上は、リバティが提言をしてきた一部にすぎない。今後も、世界に正義を打ち立て、多くの人の幸せに貢献できるよう、発信し続けるつもりだ。2020年も引き続き、ご愛読をお願いいたします。
 
【関連書籍】

『鋼鉄の法』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月24日付本欄 日中首脳会談が開催 「日中新時代」の中国との付き合い方とは
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2018年8月31日付本欄 日中財務対話 安倍首相の手土産は中国を延命させ、アメリカを裏切る
https://the-liberty.com/article.php?item_id=14840


インドネシアやマレーシアで、ウイグル弾圧に反発するデモが活発化

2020年01月01日 06時04分03秒 | 日記

インドネシアやマレーシアで、ウイグル弾圧に反発するデモが活発化 【これだけ知っトクNews(12月31日版)】
2019.12.31(liverty web)

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) インドネシアやマレーシアで、ウイグル弾圧に反発するデモが活発化
(2) プーチン大統領がトランプ大統領に情報提供への感謝を伝える