ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

水冷マシンが「○冷法」マシンになってしまった。

2010年05月08日 16時22分02秒 | バイク
五月の連休に5日間ほどのバイク旅行をしてきた。
帰途に着いた日が運悪く雨中走行になってしまった時の経験談である。
最初小雨の雨足が本降りになったが、カッパも着ているしブーツもゴアテックス素材と表記してあるブランド物だし、休みも取らずに2時間ほど走りましたが、ライダーの下半身中心部がどうにも冷たく感じて走行中にタンクの後端部分に目をやりました。
なんとそこは雨水の溜まり場と化しているではありませんか。
ラヂエターの冷却風が抜けるダクト部より、水滴が筋になってライダーの内股に集まり下半身中心部を直撃しているではありませんか。
下半身の鍛え方に「○冷法」とやらがあるらしいが、まさにその状況である。今この状況でそこを鍛えてどうなるんだ、などと思いながらも雨宿りと着替えが出来る場所までたどり着きました。
通りすがりの道の駅で休憩と着替えをし、雨のやむのを待って再出発となりました。
あのときの道の駅の管理人さんには、感謝の念で一杯です。小生のために空調の温度を上げてくれたり、気分転換に雑談をしたりなど、本当にお世話になりました。

さて、雨もやみ路面も乾いてきたのでその後は快調に走行できました。連休後でもあり、道路も空いていると走行にも余裕が出てきます。何でタンクの後ろ部分に雨水が集まりやすいのかなどと、考えました。
下肢の外側より内側の方が多く濡れるのには、次のような原因が考えられます。
ラヂエターを冷却するために走行風を効率的に利用するためにダクトがもうけられていますが、その仕組みがまずいのです。
前輪が巻き上げた雨水が走行風とともにラヂエターのコアを通り抜けてタンクの丸みに沿って流れて、ライダーの内股に集中し「○冷法」を行っていた訳です。

バイクの心臓であるエンジンを冷やす仕組みが、ライダーの心臓とも言うべき○玉をも冷やす働きもしている事に、KLE400の設計者はご存知であろうか。

ちなみに、小生所有の水冷バイク、TZR250のラヂエターの走行風排出ダクトの形状は画像のようになっており、雨水が下半身の中心部に直接あたることはありませんでした。
排出風が車体の外側に行くようになっており、タンクとの間に隙間があり、水が車体本体と接触することなく冷却風とともに出てゆく構造の為と思われます。
  
        「○冷法」の○は週の終わりから2番目にあるのは言うまでもありません。

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