「お母さんの木」の楽譜をお送りした先生からのお便り。
「今日音楽会が終わりました。子どもの力ってすごいですね。緊張をパワーに変えて素晴らしい合唱を発表しました。中には涙してくださる観客の方もおられて感激しました。
私の伴奏はつたなかったですが,この曲に出会えて,関われて本当に良かったと思った1日でした・・・」
こどもたちの歌っている姿が目に浮かびます。
先生方の努力に頭の下がる思いです。
「お母さんの木」、
今ちょうど朝ドラでやっている「おひさま」の今週あたりと時代背景が重なります。
そしてそれはちょうど私の父や母が学生の頃を生きた時代でもあります。
今一日のほとんどをベッドの上でごすごすようになった父と
たまにいっしょに見ながらその頃の話を聞いてみたり。
父はその頃は学生だったので主人公の陽子さんより少し年下。
招集されて戦地へもうすぐ行かなければならないという時に
戦争が終わった。
空を見上げて
「これで家に帰れる。」
と思ったそうです。
すてきですてきで。
もう亡くなった祖父に近い年齢設定ですが、
理想の父親像に近い。
ドラマの中でのお父さんは
お母さんの木のお母さんと同じように
思いを押し殺して息子たちを戦地に送りだした。
祖父も祖母もやっぱりそうだったのだと思います。
朝ドラに大河、ちょっと楽しみ。