「今日から2学期ね。」といっても、この頃は2期制のところは「27日から始まっている」とか、私立は「土曜日始まり」のところもあって、スタートはばらばら。
「宿題全部できた?」と聞くと「まだ~。」
みんなに聞いていると一番残っているのが「読書感想文」。
「私はレーナ・マリアの伝記の感想文書いた!」
という小2の子がいました。
「きれいな声ね、確かCDかビデオかあったよ」
私が言うと
「貸して貸して貸して~!!!」
で、探したけれど本しか見つからない。
「あれはどこにいったかな~?」
で、人生のたくさんの時間を使っているような。
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私は30代子どもがほしくてフルタイムの仕事をしながら長いこと不妊治療を続けていたことがあります。フルタイムの仕事をしながらの疲れた体での病院通い、自分の体に合わせて休みを取ったりすることの罪悪感、かなりきついものがあります。保険もきかないので高度な治療をしようとすればお金は際限なく必要になるし・・・消耗していたところに「子宮ガン」。
「ゴールのないマラソン」「どんなに努力しても、自分の力ではどうしょうもないことがある」
きっぱりあきらめたのに心は納得していない。
そんな時に励ましをもらったものの一つが彼女の言葉です。
「私が生きるのに必要な力や喜びは、すべて神様が与えてくださることがわかったので、私は『乏しい』ことはないのです。だから神様に『この体をどうして治してくれないのよ』などと言って腹を立てたり、恨んだりしたことは一度もありません。いい人生だと思っています。」
(「マイ・ライフ」レーナ・マリア著より)
私は特に何かの宗教を信じているのではないのだけれど、心の中で問いかける神様、なにか「大いなる力」は信じています。
「人はそれぞれ。あなたにしかできないことがある。」
そう思います。
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