6月25日は、菅原道真公の誕生日です。
そこで、道真公が誕生したと言われる吉祥院天満宮界隈を散策しました。
京都市内には北野天満宮をはじめ、菅原道真公ゆかりの地が多く残りますが、南区に残る道真公ゆかりの遺跡は意外と知られていないと思います。
① 六田の社
別名を"音ききの社"と言い、道真公は、この社で秋の月夜に虫の音を聞き、詩歌の題材にされたと伝わります。
現在は東レコーテックスの敷地内に碑が建っています。
③ 菅氶相硯之水碑(かんじょうしょうすずりのみずひ)
道真公幼少期にこの湧き水を手習いに用いたところ書道が上達したと伝わります。
今は枯れ井戸となっていますが。井戸の石組みは、平成26年(2014)頃に復元されています。
④ 菅原清公(きよきみ/きよとも)墳墓
菅原道真公の祖父で、平安時代初期の公卿であり文人でもあった菅原清公(771〜842)の墓とされています。
地元では「おこり山」と称され立ち入り禁止だったそうです。
平成25年(2013)に墳丘に御影石を敷く整備が行われています。
続編に続きます。
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