京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

乙文 太夫の会 新年祝

2024年01月26日 07時22分00秒 | 日記
 1月20日は、仕事を15時半に切り上げて京都島原にある京料理の名店「乙文」さんへ。





「乙文 太夫の会 新年祝」に参加しました。







女将さんの挨拶の後、島原に幕末から唯一残る格式高いお茶屋・輪違屋十代名当主の高橋利樹さんから島原の歴史についてのお話や太夫と芸舞妓との違いを詳しくお話頂きました。







輪違屋さんには5名の太夫が在籍していて、その中でも最も若い桜木太夫さんのご登場です。


島原の太夫は、正五位の位を有し知識、品格、遊芸とすべてにおいて極上、大名や公家たちのお相手を務めた芸妓の最高位です。


「太夫道中」や顔見せの儀式「かしの式」、
お点前、舞・胡弓などの技芸。
京料理やお酒を味わいながら、粋と艶を極めた絢爛な饗宴を堪能させて頂きました。

















出された料理もおせち料理を思わす八寸から始まり、吸物、刺身、椀物と続きます。

お寿司は京の冬の風物詩のひとつ"蒸し寿司"です。
錦糸たまごの下には穴子や銀杏をはじめ多くの具材が入ったいて、ほかほかの蒸し寿司はやっぱり美味しいです。

白魚の天ぷらにご飯、水物と京料理のフルコースです。

乙文さんの店舗の2階が座敷ですが、1階は全て厨房スペースになっていて、今も地元に愛される仕出し屋さんでもあります。

"仕出しをメインに商売をされているお店にハズレは無い"が僕の数少ない経験からの"勝利の方程式"です。

食事の間には桜木太夫とご当主が回って来られ島原談議にが咲来ます。

桜木太夫は地元出身の方で、小さな頃から太夫に憧れを持っていたそうです。
太夫に必要な演芸を身に着けられ、昨年10月に店出しされた太夫ほっかほっかの方です。









まだ20才の桜木太夫さん、、、ピチピチ感も満載です。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿