11月22日は、京都古文化保存協会主催の秋季京都非公開文化財で初めて曇華院門跡(どんげいんもんぜき)を拝観しました。
鹿王院の並びにあり、今までその存在は知っていましたが、拝観の機会が全く無かったです。
今回は、庭園を含めて内部は撮影禁止でした。
掲載している写真はネットからお借りしたものです。
曇華とは三千年に一度花開くという優曇華(うどんげ)の花のことであり、花咲く時に聖王が出現すると言われています。
曇華院門跡、竹の御所、正式には嵯峨・曇華院の日光と言います。
京都の7尼門跡寺院のうち、大聖寺門跡、宝鏡寺門跡に次ぎ、3番目に列せられる尼門跡寺院で山号は瑞雲山と言います。
臨済宗系の単立尼寺、本尊は十一面観世音菩薩。
尼寺霊場の一つに数えられています。
当初は現在の京都文化博物館あたりに創建されたそうですが、度重なる火災により伽藍を失っています。
明治4年(1871)に鹿王院に隣接する末寺であった瑞応院の寺域に再建されています。
本堂前の庭園は、東西に長く奥には築山には数々の樹木や四季の花が植えられ尼門跡に相応しい雰囲気があります。
現在では樹木の樹高が高くなっていますが、かっては嵐山を借景にした庭園だったそうです。
次に東隣りにある鹿王院を拝観します。
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