東大寺の敷地内(二月堂 三月堂近辺)に立派な神社があります。
「手向山(たむけやま)八幡宮」と言い 東大寺建立の際に九州の宇佐八幡宮より東大寺守護の神として迎えられたとのことです。
歴史のある神社でもあり ここの狛犬は風格があり 中々のものなのです。
右側に座る「阿像」は口を開いた角のない狛犬で・・・
左側の「吽像」は口を閉じた角のある狛犬で 二人作業での息の合った様子は「阿吽(あうん)の呼吸」と例えられます。
また ここで面白いハートマークを見つけました。 この神社の神使である鳩が向き合い形作っています。
これは 「猪目」と言い イノシシの目がハートに似ていることから名付けられたとのこと。
ハート形でも恋愛成就ではなく 魔除けを意味するそうで 神社では色々な場所で猪目が使われているようです。
本殿の前の全ての灯籠にも張り付けられていました。
これはオマケですが 近くで見かけた猫団子です。
東大寺二月堂には頻繁に訪れているのですが すぐ近くの手向山八幡宮はパスすることが常だったのですが・・・
今回 その良さを認識することが出来ました。
今後神社を訪ねた際には 猪目を探してみようと思います。