おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

大宇陀で城跡と歴史的町並みを散策!・・・宇陀松山城跡 薬の館 かぎろひ

2019年12月10日 08時02分50秒 | ハイキング

 ハイキングサークルの今年最後の例会で 奈良県の東部に位置する宇陀市の「大宇陀」周辺を歩きました。
当地区は 信長 秀吉の戦国期から江戸期にかけて城下町として栄え 薬を中心とする商家町として繁栄しました。
 そして今でも山城跡や 江戸期から続く歴史的な町並みが残っており 重要伝統的建造物群保存地区に選定されている場所なのです。

 まずは榛原駅前からバスで約15分 「道の駅大宇陀」に移動し 宇陀市観光協会のボランティアガイドさんと待ち合わせ。

 

 

 ガイドさんの案内で 町歩きの前に ちょっとした山登りで 古城山(標高473m)一帯に築かれた「宇陀松山城跡」を見学しました。
良く整備された山道を登っていくと・・・

 

 所々に 城の石垣が残っています。

 

 

 天守跡は広々としており 見晴らしが良く 宇陀市の町並みや 遠くには大峰山までが見渡せました。 

 

 

 別方向の山を見ると 雪を被っているのが確認できました。 さすが 奈良市内と比較すると相当気温が低いようです。 

 

 山を降り道の駅に戻り レストランでの食事 あるいは設置されている足湯に浸かりながらの弁当等 思い思いに昼食休憩! 

 午後からは 別のボランティアガイドさんの案内で 宇陀松山の町並みを散策しました。

 

 ここに残る歴史的町屋の特徴として まずは「袖うだつ」と呼ばれる独特の形の袖壁があります。

 

 

 また 色々な形状の格子や 矢来という仮囲いも多く見られます。

 

 

 こちらは薬問屋で 藤沢薬品工業創始者を生んだ旧細川家住宅で 今は「薬の館」として一般公開されています。
当館正面の 古い薬の看板とその上の手の込んだ飾り物は 見事です。

 

 内部はこんな感じで 薬関係の資料や古い看板が多く展示されています。   

 

 

 おまけですが 大宇陀には万葉集にも詠まれている「かぎろひ」と呼ばれる幻想的な自然現象があり 毎年観る会が催されています。
これは 厳冬の良く晴れた日の 日の出前に 東の空を彩る陽光のことを言うそうで 滅多に見られないとのことです。
 たまたま 薬の館内にパネル写真が展示されていましたので それをカメラで撮らせてもらいましたので紹介しておきます。

 

   雰囲気のある町歩きの仕上げに 清酒「初霞」の造り酒屋である久保本家酒造の「酒蔵カフェ」を訪れ 三種類の酒を飲み比べました。

 

 

 今回は地元のガイドさんの案内付きでしたので 大宇陀の歴史が良くわかりました。 

 中々の町並みに 感心!  一見の価値ありですよ。

 その後 当日の宿泊先である温泉旅館にチェックインし しっとりした湯に浸かり 疲れを取ってから忘年会で盛り上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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