当ハイキングの仕上げに メイン目的地であった「カップヌードルミュージアム」を訪れました。
正式名称は「安藤百福発明記念館」で 日清食品創業者である安藤氏のインスタントラーメン開発の歴史を楽しく学べる施設です。
安藤百福氏は 1958年に世界初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」を発明し 1971年には世界初のカップめんである「カップヌードル」を発明し 今や世界中で年間1,200億食ものインスタントラーメンが消費されています。
その原点となった研究小屋が再現され 安藤氏はこんなありふれた道具だけで 日夜研究し不屈の精神で世界的な発明を生み出したそうです。
館内には 開発初期からのインスタントラーメンのラインナップを年代順に並べた「ラーメントンネル」が展示されています。
1958年の世界初のチキンラーメンパッケージですが 現在まで大きくは変わっていません。
インスタントラーメンの歴史をグラフィカルに展示したコーナーもあります。
こちらは宇宙食ラーメン「スペース・ラム」のコーナーで 宇宙飛行士の野口聡一氏は人類初の宇宙でラーメンを食べた人になりました。
この展示は今年の3月までの限定企画になっていますが 野口氏は当館の名誉館長にも就任されているそうです。
また当館での楽しみは インスタントラーメン作りを体験できる点にあります。
「チキンラーメンファクトリー」では 事前予約が必要ですが 小麦粉のこねから始まり のばし 蒸し 乾燥等の工程を実際に体験出来ます。
お手軽なのは「マイカップヌードルファクトリー」で 世界で一つだけのオリジナル「カップヌードル」を作ることができます。
自販機で専用カップを購入し ハイキング仲間と参加しました。
参加者の方々は テーブルに備えられたカラーマジックで思い思いに言葉や図柄をデザインされています。
私はこんな感じにデザインしてみました。
4種類の中から好みのスープと 12種類の中から4つのトッピング具材を選ぶことが出来 組み合わせは合計5,460通りにもなります。
スタッフの方に フタ付けとシュリンク包装をしていただき エアーパッケージに空気を入れて マイカップヌードルが完成しました。
チキンラーメンは味付け麺ですので 子供の頃にはおやつとして そのままかじっていたのを思い出しました。
インスタントラーメンの開発環境や歴史に触れるとともに 手作りも体験でき大満足でした。
その後 大阪梅田の居酒屋に移動し定例の懇親会で 今回のハイキングを打ち上げました。