緊急事態宣言発令を受けて しばらく休園していた京都府精華町の「けいはんな記念公園」を 久しぶりに訪問!
当園のホームページで6月1日からの再開園は知っていたのですが 今回はこの時期に見られる草花の「半夏生」が目的でした。
半夏生が見られる場所は 園内の2箇所で まずは水景園に入ってすぐの棚田の側に植え付けられています。
半夏生とは本来は季節の節目の一つで 夏至から11日目の7月2日~7日頃を言うようです。
植物の「ハンゲショウ」の名前の由来は 半夏生の頃に咲くからと 葉が半分白くなってあたかも化粧をしたように見えるからとの説が!
花は比較的地味なのですが 葉は中々の鮮やかさで 漢字としては「半化粧」と表記されることも・・・
もう1箇所の繁殖場所は 池を周回する「水辺の小道」の奥まった所にあり・・・
遠くから見ると 水際に少し白い葉が顔を覗かせています。
湿地帯に 結構な数が群生しています。
関西では 半夏生の日に「タコ」を食べる風習があるそうで 7月2日前後にはスーパーでタコが多く並べられています。
これは農業と関係しており 田植え後の稲がタコの足のようにしっかり根つき 強い稲が育つようにとの願いが込められているそうです。
今年も半夏生が見られて 取り合えず良かった!