今年はキトラ古墳壁画発見から40年を迎え それを記念して現地では壁画公開も実視されているようです。
その関連で 平城宮跡歴史公園いざない館でも「飛鳥のモティーフ~葬りのカタチ~」という企画展が開催されています。
キトラ壁画の文字に惹かれ 会場である企画展示室へと向かいました。
入場すると 正面にキトラ古墳で発見された壁画である「朱雀」復元図が展示されています。
先に調査されていた高松塚古墳の四神図(青龍 白虎 朱雀 玄武)では 朱雀だけが消滅していたので発見時大きな話題になったようです。
ちなみに 復元図ではなく本物の壁画はこんな感じです。
(玄武)
(朱雀)
会場内の様子はというと 色々な資料展示とともに奇妙な石の像が目立ちます。
これは 飛鳥路を歩いていると色々な場所で遭遇する「猿石」という石像の複製品で 男 女 僧等の姿の像があるようです。
何の目的で作られたのかは謎が多いようですが ユーモラスな表情が良いですね。
墳丘(牽牛子塚古墳)の復元模型も展示されていました。
こちらは 古墳から出土した土器や装飾品のようです。
飛鳥地区はハイキング企画等で何度か訪れており 高松塚古墳は間近で見て 壁画も修復の様子を見学させてもらいましたが・・・
キトラ古墳は未訪問ですので 今回の展示を見て そのうち飛鳥に出向き古代ロマンに思いを巡らせるのも良いかなと思いました。