おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

寺の境内にひっそりと咲く青い花!・・・喜光寺 ミズアオイ

2020年09月11日 06時48分17秒 | 

 奈良の「喜光寺」で 東日本大震災の記憶を繋げる 小さな青い花が咲いているとのことで出向いてみました。
東大寺を思わせる南大門より入場します。

 

 門の両脇には 金剛力士像(上が阿形 下が吽形)が睨みを利かせています。

 

 入場すると 正面に風格ある本堂が・・・

 

 そして 本堂の裏手に回ると お目当ての青い花「ミズアオイ」の鉢が並んでいました。

 

 この花 東日本大震災の津波で削り取られた地中から 休眠していた種が発芽し蘇ったものを 福島県南相馬市から譲り受け 
当寺で育てられ花を咲かせたもので 震災の記憶を語り継いでいきたいとの思いがあるそうです。

 

 花も可憐なのですが よく見ると 葉の形がハート型をしています。
心を繋ぐ花として ピッタリではないでしょうか?

 

 尚 当寺は「蓮」の名所なのですが 今は花期が終わり こんな感じで・・・   右にあるのは「会津八一」の歌碑です。

 

 花の後に出来た種も 面白いです。

 

 ミズアオイは かっては水田や沼地でよく見られていたそうですが 水質等の悪化で減少し 今では絶滅危惧種に選定されています。

 大震災を忘れないためにも ここで咲き続けてほしいものです。

 

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大阪市立大学付属植物園を散策ー4!・・・珍しい水生植物 絶滅危惧種

2020年09月09日 06時40分34秒 | 

 大阪市立大学付属植物園には 普段見かけない珍しい植物が多く集められ なかには絶滅が危惧される種類もあります。
これはその一つ 私の好きな「サギソウ」で 花期が終わりかけていましたが辛うじて残っていました。

 

 また 大阪近辺の水辺の植物には 開発による生育地の消滅や水質の悪化等で絶滅の危機に瀕しているものもあり そのような植物も
含め 約80種類もの水生植物が育てられていますので 抜粋して紹介します。

 

 これは その一つの「ポンテデリア」ですが 中々綺麗な花を咲かせています。

 

 形と模様が面白い ヘイシソウで 「アミメヘイシソウ」と「キバナヘイシソウ」です。

 

 水面に浮かび 小さな白い花を付けているのは「マルバオモダカ」です。

 

 続いては 「トチカガミ」です。

 

 花びらの縁に特徴のある 面白い名前を持つ この水生植物は「ガガブタ」です。

 

 黄色い花も いくつか咲いており これは「アサザ」です。

 

 こちらは 「ヒメコウホネ」です。

 

 今回の訪問では 水生植物が中心ではありますが 花の少ないこの時期にしては多くの珍しい花に出会えました。

 次回は 紅葉の頃に来てみようと思います。 

 

 

 

 

 

 

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大阪市立大学付属植物園を散策ー3!・・・スイレン

2020年09月07日 07時32分36秒 | 

 過去最大級と言われる台風10号が九州地区に襲来しています。
9号が通り過ぎたばかりなのに 引き続いての緊張で大変な思いをされていることとお察し致します。
 風雨での被害が拡大しないことを願います。

 

 さて 大阪市立大学付属植物園には 夏でも色々な花が咲いていますが・・・
見頃を迎えているのは 熱帯種も含めたカラフルな「スイレン」でした。

 

 水路のような細長い池に 色々な色のスイレンが育てられています。
まずは 赤系統の花から・・・

 

 こちらは 熱帯スイレンとのことで 葉の色や形に特徴があります。

 

 青系統の花も 中々の美しさです。

 

 次は 黄系統のの花です。 水面にも映り込んでいます。

 

 白系統の花も 数種類が・・・

 

 花はまだ蕾状態でしたが 巨大な葉が特徴の「パラグアイオニバス」も 存在感があります。

 

 これだけの種類のスイレンが見られるのは やはり研究施設植物園ならではでしょうね。

 水中に咲く花を観賞するのは 暑い時期には良いですね。

 

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大阪市立大学付属植物園を散策ー2!・・・木の実色々

2020年09月05日 06時44分48秒 | お出かけ

 大阪市立大学付属植物園の森の中を散策していると 色々な「木の実」に遭遇しました。
良く知っているものもありましたが 多くは珍しい物です。

 まずは「ホウノキ」の実ですが 表面にトゲトゲがあり この後赤みを増してくるようです。

 

 続いて 実ではないのですが これは「ユリノキ」の蕾で この後綺麗な花が咲きます。 
葉の形が半纏に似ていることからハンテンボクとも呼ばれるようです。

 

 ビールを醸造する際に不可欠な 苦みの素である「ホップ」も実を付けていました。

 

 次に 南国の植物であるヤシ園に回ってみると これもたわわに実を付けていました。

 

 1枚目が「ブラジルヤシ」で 2枚目が「ヤタイヤシ」です。

 

 こちらは 餅にも加工される「トチノキ」の実です。

 

 ツバキのような実を付けているのは その仲間の「サザンカ」だそうです。

 

 地面に落ちていたのは 「ムクロジ」の実でした。

 

 大学の研究施設だけに 豊富な種類の木の実に出会えました。

 次は 園内に咲く花や 珍しい植物をメインに紹介します。

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大阪市立大学付属植物園を散策-1!・・・森の植物園 水鏡

2020年09月03日 06時47分05秒 | お出かけ

 交野市私市にある「大阪市立大学付属植物園」を訪れました。
当園は大学の研究施設であり 国内外の多種多様な植物が収集・育成されており 巨大な樹木も多く「森の植物園」となっております。
 森の中とは言え まだまだ暑さ厳しく 保冷剤を包み込んだタオルを首に巻き 日の当たる場所では日傘をさしての散策です。

 到着して まずはお気に入りの場所を偵察! 
そこはメタセコイアやラクウショウ等の外国産針葉樹園なのですが 池に丁度良い具合に日が差し込み 幻想的な風景が形成されていました。

 

 周辺の木々や景色が池の水面に映り込み 「水鏡」状態で良い感じです。

 

 

 次に回ったのは これもお気に入りの日本産樹木に囲まれた散策路です。

 

 こちらは 樹皮の模様が面白い「カゴノキ」です。

 

 また 草原に目を移すと こんな秋らしい風景も広がっていました。
まずは ススキに似た「パンパスグラス」です。

 

 こちらは 猫じゃらし と呼んでいた「エノコログサ」の群生です。

 

 当植物園内には 珍しい木々や 水生植物 絶滅危惧植物等も多数育てられておりますので・・・

 それらは次回以降 順次紹介していきます。

 

 

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いま庭では こんな花が!・・・アネモネ ミニカトレア フジバカマ等  

2020年09月01日 06時38分23秒 | 

 9月になりましたが 残暑が厳しく 一向に気温が下がってきませんね。
こんな中 我家の庭では 夏花もまだまだ元気ではありますが 秋の花も順次咲きだしてきました。

 まずは夏花の「サルスベリ」ですが 今年は少し遅く咲き出し 我が家では今が見頃の勢いです。 

 

 続いては「アネモネ」ですが シュウメイギクとの交配種らしいです。
表から見ると白い花ですが 裏側から見てみると 中々味のある色目をしています。

 

 こちらは ランの一種である「ミニカトレア」ですが 不定期咲きで 暑い中一輪だけ咲いてくれました。

 

 秋の花である「フジバカマ」も それぞれ違った持ち味の3種類が咲き始めました。

 

 他には ランではないようですが「ヤブラン」も控えめに花を付けています。

 

 まだ日数は要すると思いますが これから本格的な秋となり 気温が下がってきますと・・・

 秋バラが庭を賑わしてくれるのではと期待しています。

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