2014年11月発売タイトル第3弾は、CUBEの「恋する彼女の不器用な舞台」でした~。
CUBEの作品は初プレイになります。姉妹ブランドっていうんですかね?そっちの方だったら昨年6月に発売された「Berry’s」をプレイしたことがありますが・・・妹属性の祐佳ちゃんが大好きです(*´Д`*)(ぁ
で、今回プレイするキッカケになったのは・・・エロゲ情報雑誌の「PUSH!!」でメインヒロインの十川真優が表紙を飾ったこと・・・ですかね。これが1番大きかった気がします。まぁぶっちゃけると真優の濡れ透けにやられましたw
私は基本的に雑誌から情報を仕入れるので、表紙を飾る作品は気になったりしますね。もちろん、絵が好きにならんとダメですけどw まぁだからこそ、電撃姫の休刊は残念で・・・って話が逸れそうですねw
「恋する彼女の不器用な舞台」は、秋の文化祭において生徒会から出された“課題”に頭を悩ませている文芸部の部長・宮国一悟と、海外からもオファーが来るほどの名女優だったのに幼馴染の一悟と一緒にいるためだけに女優を引退した十川真優を中心とした学園恋愛物語です。
文芸部に出された課題が「文化祭で発行する部誌を100部売ること」。これまでの実績から考えれば到底達成できそうにないと思った一悟ですが、同じく生徒会から課題を出された弱小部である演劇部の千代田百花から、このままでは人数不足で「演劇をする」という課題を達成できそうにないと協力をお願いされたため、真優を主役にした脚本で演劇をし、その脚本を部誌として販売しようという話になります。
女優を引退したときに好奇の目に曝され、元々あった人嫌いを加速させていたために教室には行けず学園側から保健室登校ならぬ部室登校を許可されていた真優は、最初こそ再び舞台に上がることを断りますが、一悟が脚本を書くという条件で引き受けることになり(実際に脚本を作るのは同じ文芸部の千奈と2人ですが)、文化祭へ向けて動き出します。
序盤の共通ルートの感想は、兎にも角にも、幼馴染の真優を好きになれるかどうかが鍵ですね~。ずっと一悟と一緒にいて彼に依存しまくってるので序盤から甘えてきたり我儘言ったり嫉妬したりするシーンがかなり多いです。この辺が人によってはウザイって思うかもしれませんね。私は真優くらいの我儘なら好きですけどね。
ストーリーの長さは普通かな、文化祭が終了するまでが共通ルートとすると(細部を見ると文化祭の終盤から個別ヒロインになってますが)、共通ルート6時間+個別ヒロインルート4時間くらいかな~。程よい長さだとは思います。
選択肢は非常に簡単といいますか・・・ルートガイド機能により選択肢の右側に好感度が上がるヒロインが誰かアイコンが表示されるので、簡単に攻略したいヒロインから始められますw ルートガイドはコンフィグでOFFに出来ますけどね。
そんなわけで、1周目は十川真優でした~。
ん~、最初アリスにして(メインヒロイン唯一の巨乳っ子なのでw)、真優はメインヒロインだし最後にしようかなって思ったんですが、読み進めていくうちに最初になってしまいました・・・幼馴染ですからねw
真優は一悟の幼馴染で、舞台で子役をやっていた元女優。その知名度は引退して3年経った今でも健在で、常に周囲から好奇の目で見られ続けたことが原因で人前に出ることが出来なくなり、今は学園の許可を貰い文芸部の部室登校をしています。
舞台に立てば人を惹きつけてやまない素晴らしい演技をする名女優ですが、引退した今ではすっかりだらけきって一悟に依存しまくりな日々を送っています。甘えんぼで我儘で独占欲が強く、更に幼馴染の一悟も彼女に対してはかなり甘い傾向にあるため歯止めが効かない状態になっており、同じ文芸部で後輩の七瀬千奈がその抑え役をしているほどです。
女優を引退した理由は“大好きな一悟と一緒にいたいから”という我儘な理由だったわけですが・・・それでもそもそも一悟に喜んでもらうために女優になった彼女にとっては1番重大な理由だったりします。ちなみに、演技は天才的ですが、歌は絶望的なほど音痴ですwww
真優編は、脚本家を目指す一悟の苦悩と、そんな彼を見て女優復帰を決意する真優の成長していく姿が描かれています。
幼い頃に一悟が即興で考えた脚本が好きで、その脚本を自分が演じて一悟が喜んでくれたから女優になったという真優が言っていた「一悟の書いた脚本なら何回でも演じたい」っていうのが絶対にして唯一の真実だったっていう話ですね。ぃぇ、最初からそういったことを言っていたのに2人とも随分と遠回りをしたなぁと感じましたヽ(´ー`)ノ なのでもどかしい期間がかなり長いです。
幼馴染で距離が近すぎる故に大事なことが伝えられず友達以上恋人未満の関係が続いていた2人でしたが、文化祭の一件でこのままではいつまでも一悟との関係が変わらず、いつしか彼が離れてしまうかもしれないと思った真優は、文化祭2日目の公演のラストシーンを利用して一悟に告白します。一悟もまた文化祭の準備をしていく過程で真優の成長を見てきたことで彼女を1人の女の子として意識するようになっており、その告白を受け入れます。
恋人になってからはイチャラブが続いたわけじゃなく、むしろこれまでのベッタリから少し遠くなっている印象を受けました。周囲の人間が将来へ向けて目的意識を持っていることに気付いた一悟は、文化祭の演劇の脚本の手応えから、脚本家になろうと決意。その脚本で再び真優に女優をしてほしいという願いもあったわけですが。元々一悟の脚本が好きだった真優もそれに賛同しますが、彼と同じ物書きである千奈への嫉妬心から一悟と千奈で脚本コンペをして選ばれた方の脚本で演劇をしようという話を持ち掛けます。しかし、皮肉にもこのことが一悟を苦しめることになり、擦れ違いが続くことになるのですが・・・一悟が真優のことをかなり疎かにしてたのがちょっとイラッとしたかな。まぁ焦ってたので仕方ないのかもしれませんが。
脚本が書けずに悩んでいた一悟は誰のために何のために脚本を書いているのか分からなくなって“とにかくいいものを書く”ということに囚われすぎて、自分の気持ちや真優のことをあまり考えられなくなってました。イチャラブもどちらかというと真優に流されて仕方なくって感じでしたし。そんな一悟の状態は、かつて真優が女優になったときと似た状況でしたね。一悟を喜ばせるために女優になったけど、女優になったら一悟と一緒にいられなくなって、演じれば演じるほど何のために女優になったか分からなくなっていった真優と似ています。
そんな一悟を見てきた真優は彼を支えることは出来ないか色々試行錯誤をしますがいずれも空回りして逆に一悟の邪魔をしてしまいます。それでも怒らない一悟に対して、真優は自分が一悟にとって恋人じゃなくまだ妹のような・・・対等ではない存在なのではないかと不安になり、皆に相談します。そして、そこから導き出された結論は、支えるのではなく2人で一緒に頑張ること。あの夕方の部室の真優が自分の決意を語るシーンはすごく良かったと思います。これまでの我儘女王っぷりからの成長が見られたからかもしれませんねw
文芸部+演劇部の最後の公演は一悟と真優の関係を表現したものでしたが、公演のカーテンコールで真優が女優復帰宣言とともに、一悟との婚約宣言をしたためにマスコミを巻き込んでの大騒ぎになってましたねw これまでずっと人目を避けてきた真優が成長したっていうのがよく分かったシーンです。エピローグでは、一悟が無事脚本家としてデビューし、彼の書いた脚本で真優が主演を演じる舞台公演が始まるところで終わりました。真優の女優復帰の舞台が一悟の脚本っていうのは当たり前といえばそうなんですけど、さりげなく苗字が同じになってましたねw どうやらもう結婚していたらしいw
真優のHシーンは6回。普通乳でしたが・・・なんだろう、絵師の違いからかもしれないけど、少し小さ目に見えたw 大きすぎるおっぱいに見慣れたからかもしれないですねw 途中のHは一悟が真優に流されてHしてたっていう状況だったから微妙かな。だから問題解決した後の最後のお風呂Hが1番良かったと思います。それと、最初のHは・・・あんなところでHしたら普通バレるだろwww
一般CGですと、やはり“夕方の部室”のシーンかな。あとはやはり真優が女優復帰を果たしたエピローグですね~。まぁ部室のソファで寝っころがって我儘言ったり嫉妬したりするシーンも彼女らしくて好きといえば好きですがw
さてさて、お次は七瀬千奈です~。決してCGモードの上から順番に・・・ってわけじゃないですよ(爆)