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★本場長崎の本格皿うどんの作り方☆

2012-10-31 | 料理
皿うどんを作るのは久しぶりです!
長崎の定番料理には、ちゃんぽん・皿うどんがありますが、私は皿うどん派 ^^

皿うどんの作り方には、ちょっとこだわりがあります!
もう10年以上前に、仲良くなった中華街のシェフに教えて頂いた事があって
その時の美味しさに感動して、今でもその作り方をしています。

準備に手間は掛かりますが、そこは中華!
作り始めからは、一気に仕上げて熱々をテーブルに出します♪
料理は、材料の分量よりも手順とポイントに重点を置く私・・・
その手順は今でも変わりません・


これは鶏ガラスープ!スープの素ではなく、ガラから煮だします。
ホントは丸鶏スープの方が良いですけど、コスト削減
あれば八角を入れて下さい。このスープだけで灰汁をすくいながら4時間・・・


こちらは生海老!種類にはこだわりませんが、冷凍ではなく必ず生海老を使用
剥き身は、生のままボウルに入れておきます(画像撮ってませんでした><)
殻も勿体ないので、油をしいた鍋で焼いてお湯を足し、スープを取ります
この少しの濃厚な海老のスープを鶏ガラスープに合わせます


アサリも剥き身なんて使いません。砂を吐かせたら、酒を沸騰させた鍋に入れ
10秒程ゆすりボウルに移し、少し開いた貝の身をナイフで取り出します
貝の回りは酒ではなく、貝から出てる水分(旨味)です ^^
これを全て鶏ガラスープに加えるのですよ~ 美味いに決まってる!!!


かまぼこ類の中に必ず入れてもらいたいのが、ちゃんぽん・皿うどんの定番
ピンクと緑のはんぺん ^^; 何故か昔から入ってます


今回は牡蠣もあったので使いました!牡蠣の季節は必ず入れて頂きたい
他にも生のイカを用意しました。ゲソだけでも十分ですが、絶対生が良いです


しゃぶしゃぶ用の薄い豚肉や新鮮な魚介類を、沸騰した鶏ガラスープに
10秒程くぐらせてザルにあげます


キャベツは短冊切りにカットして洗い、これもザルにあげて水分を切っておきます


中華鍋を煙が出るくらい熱したところに、一気にキャベツを投入し
その鍋肌に酒と少しの薄口醬油を回し掛け、強火のまま炒めます


少しだけ焦げが見え始めたら、海鮮の旨味が入った鶏ガラスープを加えます
20秒程してから、ボウルを敷いたザルに移しスープと分け、ボウルの
スープは中華鍋に戻します。これでこのスープは肉も野菜も海鮮も全ての
旨みが入ったことになります^^


今回は太麺と細麺を用意しました! 画像では小さく見えますが
二つの皿はかなり大きめで・・・一応これで8人前くらいあります^^;


先ほどのスープに塩を少し、酒・醬油・砂糖を加えてから玉葱と全ての具材を
一気に投入して、火を止める10秒程前に、芽と根を取り除いたもやしを投入


平行作業になりますが、スープの旨味を吸ったキャベツは
シャキシャキ感が残ったまま麺の上へ・・・ ♪ このシャキシャキ感が重要


こちらは太麺の皿うどん!

この太麺が好きな人はかなりいます^^(私は両方好きです♪)
この麺は、ちゃんぽん麺を使っていますよ


この大きい器にてんこ盛り!こぼれんばかりに盛りつけるのが長崎流



これだけ具を載せても、中の麺はパリパリ!キャベツはシャキシャキ!
この旨みが凝縮された餡と中の麺・キャベツを箸で崩して混ぜて食べる
美味しさは、やみつきです^^


そうそう! 上に8人前と書きましたが・・・家はそんな大世帯ではなく^^;
なんでそんなに大量に作るのかと申しますと
皿うどんは、残ったら翌日も違う食べ方があるからです♪
冷蔵庫で冷えてしまってカチカチになった皿うどん・・・
これはフライパンで炒めるべし♪ これを食べる為にワザと残す事もあるくらい
かなり美味しいです^^ もちろん麺はパリパリではなくスープを吸って
しんなりしていますが、それが炒められることでグンと美味しくなるのです

ほらほら!また食べたくなってきました ^^;





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