こうふ取材日記

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甲斐善光寺へ~アジサイと霊像「峯薬師」を訪ねて~

2013年06月27日 | 親子だるまくん

 GO!GO! 親子だるまくんが行く!!


6月20日、雨の降りしきる中、
親子だるまくん甲斐善光寺を訪ねました!!

甲斐善光寺と言えば、信玄公によって創建された甲斐の名刹。
本堂と山門は国の重要文化財になっていて、
本堂は東日本最大級の木造建築物でもあります。

日本一の規模を持つ鳴き龍や数々の指定文化財など見どころたっぷりのお寺ですが、
今回親子だるまくんが甲斐善光寺を訪ねた目的は・・・

ずばり
アジサイと霊像 峯薬師(ミネノヤクシ)

さっそくアジサイを見つけた親子だるまくん

 
  

甲斐善光寺のアジサイは約150株と、数としては多くありません。
しかし、建物の赤と葉っぱの緑にあじさいの彩りが調和することで
とても趣のある雰囲気を醸し出しています

 

親子だるまくんもこの景色にリラックスしたのか、
「いつまでも眺めていたい・・・」と、
ひとつひとつのお花をじっくり見て楽しんでいました

 
 
 
 
 
 

境内に植わっているアジサイは、
西洋アジサイ・カシワバアジサイ・ガクアジサイ・墨田の花火の4種類とのこと

例年は6月10日頃から見頃となるそうですが、降雨量に左右されるため、
今年はまだ見頃を迎えていないとのことで色づきがいまいち。
これからの雨の量しだいでは、今より綺麗なアジサイが見られるかもしれません。

 

また、本堂の中に入ると・・・

  

甲府市指定文化財 霊像 峯薬師が出迎えてくれます。

普段は公開されていませんが、山梨県で開催中の国民文化祭の記念事業として
平成25年11月10日(日)まで特別公開されています

松平広忠公と夫人於大の方がこの「峯薬師」に子授けの願掛けをして
生まれたのが徳川家康公だと伝えられる、
病気平癒と子授け・安産の霊像ということですので、
この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか

 

今回、特別に足元まで近づくことができた親子だるまくん。
ちょっと緊張してますね・・・。

武田信玄公が鳳来寺(現愛知県新城市)より、その御本尊であった
「峯薬師」を持ち帰ったのは1571年のこと。
昭和初年までは、甲斐善光寺の境内の薬師堂に祀られ、胸の病をはじめとする病気平癒、
子授け、安産の霊像として近隣の信仰を集めていたとのことですので、
400年の歴史を持つといわれる「甲州だるま」と「峯薬師」の両方に願掛けをする人々も
もしかしたら当時はいたのかもしれませんね。

 

善光寺の厳かな雰囲気に、気持ちもリフレッシュし、帰ろうとしたところ、
「ちょっと寄って欲しいところがある」と親子だるまくんに言われ、
たどり着いた場所は・・・

山梨県地場産業センター「かいてらす」


親子だるまくんに言われるがまま、お店の奥の方に進んでいくと・・・

なんと親子だるまくんが売られていました
親子だるまくんの周りには『甲州だるま』や『かなかんぶつ』といった
伝統工芸品なども売られていました。

どれも大量に作られているものではないので、品切れになることもあるようです。
遠方より購入に来られる際には在庫の確認をしていただいた方が良いかもしれません

自分のお家(販売場所)も訪れることができて、満足そうな親子だるまくん。
実はこの後、武田の杜にも出掛けたのですが、それは次のブログでご紹介します

 

 


 


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