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◆ 城下町甲府の出土品展 ◆
7月23日(火)から8月16日(水)まで、新庁舎1階の展示コーナーで開催している『城下町甲府の出土品展』の様子をご紹介します
甲府のはじまりは、武田信虎公がつつじが崎(現在の武田神社)に館を造り、城下町を整えたことから始まります
この時、甲斐の国の府中という意味で甲府という名前がつけられたと言われています。
つまり、武田氏館は「甲府」の原点とも言えるのです
そして、時代が変わり江戸時代には甲府城が築城され、ほぼ現在のまちなみとなりました。
この企画展では2019年に開府500年を迎えるにあたり、甲府の歴史の重みを再認識していただく一環として、甲府市の2つの城下町からの出土品を展示しています
まずは武田城下町の出土品から見ていきましょう
写真左は武田氏館跡で発掘された武田時代(約500年前)の馬の全身骨格(レプリカ)です
この時代の骨格が完全な状態で発掘されることは非常に珍しいことだそうです
現代の馬に比べると小柄な印象を受けますが、当時としては中型以上だったようです。
詳しくは甲府市ホームページ内の【かめじぃのこうふのツボ】の中でも紹介していますので、ぜひご覧ください
他にも当時使われていた器などの展示があります
次は甲府城下町の出土品です
写真左の大きな木造物がひときわ目をひきます
これは当時使用されていた上水道で実際に使われていた樋(とい)です
この他にも当時の生活の様子が想像できる日用品やお皿など、大小さまざまな展示がされています
私たちが行った日は展示の初日ということもあり、報道関係の方やたくさんのお客さんで賑わっていました。
会場にはこの他にも紹介しきれない色々な展示品がありますので、ぜひ、実際にご覧になってお楽しみください
『城下町甲府の出土品展』は8月16日(金)までの土日を含めた毎日、午前8時30分から午後9時30分まで(ビデオ上映など一部は午後5時30分まで)新庁舎1階の展示コーナーにて開催しています。
ぜひご来庁の際などにお気軽にご覧ください
新庁舎展示コーナーでは今後も様々な企画展を予定しています
新しい市役所の今後がますます楽しみになりますね