すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

世間体の生き物

2011年12月07日 | ムスメの習い事(ピアノ)
ムスメのピアノのレッスンのあいだ ばーちゃん (義母) にぐりを見てもらっているので、 ピアノから帰ると 一応毎回 今日のレッスンはどうだったか 簡潔に報告するようにしています。

ばーちゃんの返事はいつも

 「ピアノの先生なあ~ あの先生 旦那さんおるんかな」


ピアノのレッスンがどうとかより、 ピアノの先生がケッコンしているヒトなのか そもそもどこのどういうヒトなのかが もっぱら気になるばーちゃん。


わたしなぞは 自分も馬の骨でもないので、 ピアノの先生が既婚者だろうが離婚者だろうがたいして気にならないし、 ピアノの先生は ピアノの教授に足るだけの腕と人格があればいいとおもっているのですが、 地縁社会にずっと生きているばーちゃんにとっては マゴにかかわるヒトが どういう由緒なのかどこにカテゴライズされるのかが とっても気になるようです。 オットもそういうところがあるよな。


そして 毎週毎週このやりとりを聞いていたムスメが こないだ先生にレッスン中

 「おとうさんはいるの?」 (おとうさん = ご主人)

とずばっと質問。


4歳児にそんな世間ずれした質問されるとおもっていない先生は、 ちょうど人形の話をしていた途中だったので

 「そうねえ~ この子 おとうさんいるのかしらねえ」

とちぐはぐな返答。


それを気に入らないムスメが わたしのところに 自分の聞きたいことを説明しにきて そんな質問をムスメにさせたくないわたしに

 「あとでおはなしするから いまはだまって先生の言うとおりにしときなさい!」

と小声でたしなめられていました。


も~ わたしが下世話にも 「旦那さんいるか 先生に聞いて」 とでも ふだんムスメに言ってるみたいじゃないよ~ はずかしいわ~ (っつか 一歩まちがえるとセクハラ)



というわけで 家に帰って ばーちゃんにもオットにも 「今日から 先生と名のつくヒトの私生活を詮索するのは禁止です!!」 と緘口令を敷きました。 まったくもう!
コメント
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