すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

治せるもの、 解決できるもの、というおもいこみ

2020年03月10日 | 育自とな(ダーク)
下記の会話ののちに ダイエットを再開いたしました。
春キャベツとサーモンのサラダとにんじんしりしり。

EXILE ATSUSHI & 辻井伸行 / それでも、生きてゆく  
鎮魂と追悼はひとりひとりのこころのなかで。

ある事務所で納品確認してもらっていたんですが、 相手のわかい女の人がつんけんしたカンジで、 しょーもないことの説明をもとめるくせに 返事はそういうもんなんですかねとぼそっと返すだけで、 なんだかとっつきにくくて イヤな感じ。

しかしね、 おばちゃんはですね、 おばちゃんであるがゆえに、 そういう相手にちょっかいをださずにいられない生き物なんですよ。 ま、 たんにちょっとの間にもたえられないってだけなんですが。

わかくてほそくて繊細そうなので

「〇〇さん、 スレンダーだよね~ 何食べたら そんなにほそくいられるの?」

〇〇さん、 しばらくじっとわたしの顔とカラダを見てひとこと。

「何食べてるってゆーか~ そんなになにも食べないからです」

そうですか、 そうですよね、 そんなに食べててすみませんね、 でもね、 おばちゃんはね、 わかいころはどんだけ食べてもやせてたのよ、 やせの大食いだったのよ、 それがいまではこうなのよ、 あんたなんて、 年とったら わたし以上にデブるわよ、 まちがいなく、

などとココロのなかで毒づいていると、 その女の子が (気を抜くと すぐわかい子のことを 男の子女の子よばわりしてしまう・・) 顔をあげて

「ええと、 だれでしたっけ? こげさん? こげさんも 晩ごはんがっつり食べないといいらしいですよ、 わたしも 夜はほとんど食べないんです、 まあ朝も昼もそんなに食べないけど」

・・・・・・・・・ うんうん、 ありがとう、 ステキな助言。 なんの役にも立たないけど 会話しようとおもったことをほめてあげよう。

当地はカツ丼といえば ソースカツ丼、 カツといえば ソースにつかってるもの、
揚げただけのカツも売ってますが、 これはたんに家で好みのソースにつけるための材料、
ソースカツ用のソースも多種売っています。 そこにさらにご家庭ごとに調味。
オットの昼用にカツサンド、 夜べんとうはカツ丼、 晩ごはんぶんと6枚揚げました。


なおもしつこく どうやったら夜食べずにすませられるの? (← もともと酒飲みなので 食べてないんだけど) 食べないといらいらしない? などと問いかけ 相手がだまったり ぼそぼそとなにかいうのを つっこみながら聞いていたところで、 上司が交代。

「すみませんねえ、 あの子ちゃんと会話できないでしょ? だから、 ふだんは裏方にいてもらってるんだけど、 いま 子持ちの事務が 休校で みんなでてこれなくてねえ。 彼女に表でてきてもらってるんだけど、 使えないっていうか。 でも、 あんなに長く会話してるのはじめてみたよ」

なんでも なにかの支援事業かなにかで採用したとかなんとかいってましたが、 もしかして ADHD? 場面緘黙? じゃあ もっとちゃんと対応すればよかった・・・ おもしろがってわるかったかも・・・・ おばちゃんは なんでもおもしろがってしまう こまったいきものなんです、 ごめんね。



それでおもいだしたんだけど、 以前の職場にもね、 わすれたけど障碍者就業支援とかなんとかセンターからの紹介で 人が来てましてね、 発達障害となにかの混合状態から治癒が終わって、 社会復帰するためのステップということで 週2,3回の短時間パートとして いらしたんです。

会話もフツーにできるし、 素直だし、 ゆっくりではあるけど 仕事も確実におぼえてくださるしで、 人材難のこの時代、 こーゆー雇用もありよね、 というカンジで やとわれてる人たちは見守っていたんですが (みなすでに親を通り越してじじばば目線なので わかいというだけで 見守ろうって気になる)、 雇うことを決めたかんじんの経営者が難。

他人のココロや行間を読むのが苦手なので裏方の作業をと指導員がなんども言ってるのに (そのかわりマニュアル通りになら完璧に動けるんですよ) なぜかクレイマーの前に立たせたり、 臨機応変な行動ができないんですと指導員がいうと ふたこと目には 「臨機応変にうごきなさい!」 具体的な指示じゃないと パニックになるって (指導員が) いうてるやん!

なんで 補助金30万ももらって、 むこうができないっていってることを わざわざさせるん!?

早く辞めさせたいとかそういう意図もなく、 経営者いわく 「短所はなおしてあげないと あとあと本人もこまるだろ?」

・・・・・・いや、 もうこまってるから ここ来てるんだし。 こまらないように仕事させるって条件で ここ来てるんだし。

 最後のマナがあがってきたので、 一部観賞用にまわして

のこりは肉味噌に
なんにでもつかえて便利!


障害とか特性をおおやけにするって そういうたいして悪意のない二次災害に遭遇する危険がつねにありますよね。 できないっていってることを わざわざさせようとしたり、 必要以上に吹聴したり、 できないことをできるようにするのが学校や職場の役割だと ミョーな自信にあふれている人々が一定数いるんです。 できないものはできないから障害で特性なんです。 そういう人がいるから 支援をお願いしようかためらう親がいるんです。


でもじつは、 こんなことを書いてるわたしがいちばんその人を傷つけていたんです、 ホントは。

職場って けっこうツーカーの世界じゃないですか。 上司はこうしろと口では言ってるけど 内心は そこは わかってるよな すんなよ、 ってことが。 ああしろってなってるけど 実際はちがうとか。

たとえば、 ある器具は 使用ごとに毎回消毒とか煮沸とかしなければいけないってきまりがあるとして、 つかってると あれ? これ つかったっけ? つかってなかったっけ? ってなことがありますよね、 途中で接客や打ち合わせがはいったりして。 そういう場合、 規律上は 使ったこととみなすんですが、 実際は 使った形状がなければ まあ使ってないってことでいいよな、 ってなりますよね。 (命や衛生にかかわるものではないです。)

あたらしく入ってきた人に教えるときには 経営者は 「使ったか使ってないかわからないものは消毒へまわす」 と教えますが (マニュアル通り)、 実際 その子がつぎつぎと使ったかどうかわからないものを ほかの人より多く 消毒へまわしていたら、 あきらかに不機嫌になりますよね。 仕上がりが少ないのに コストが人より多くかかってるわけですから。

みんな我慢して その子が 「ホントにそれを使ったのか?」 「なぜお前だけそんなにコストがかかるんだ」 などと叱られているのを聞いているんですが、 その子は行間が読めないので 使ったかどうかわからないものは消毒へ と教わった内容と なぜいま 本当にそれを使ったのかと聞かれている内容がつながらないんです。 わからなければ 消毒にまわせばいいと習ったのに わからないということで叱られているという現実が。

わたしが 見かねて、 「そういう場合は 器具を見て つかってなさそうだったら そのままつかえばいいよ」 とその子にこそっと言うと、 そこでさらに混乱して、 なんとその子は 経営者に どっちが正しいんですか? と相談にいったらしいんです。 裏表が理解できないのが特性だからねえ、 いやホント、 わたしがわるかったとおもってます。 よけい混乱させただけなんだよね。 それでしこたま経営者からも叱られたし。

とはいえ、 じぶんで答えがだせないモンダイをいっぱいかかえて 仕事するのは ムリがあるし、 しかも まわりのヒトはみんな その答えを知ってるわけだからねえ・・・・ いまをもっても あのときの正解がわかりません。 その術もしらないのに 人を助けようとおもうな、 泥縄だぞってことなんでしょうけど、 わざを知ってる人が奇跡のようにあらわれるのを待ってるってのも 見捨てたといっしょのことじゃないかとおもうんですが。 まあでも、 けっきょく その方は辞めてしまったので、 いまでも責任を感じてます。

だいこんはまだまだあがるよ・・・・
畑で 冷蔵庫にはいらないくらいでかくなっちゃって
じーちゃんに 皮は1センチくらいに厚くむいて
さっさと消費して つぎのだいこんをむかえにこいと
いいつかっております・・・・・・
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