すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

酒呑みの孤独

2016年11月29日 | 本 漫画 映画
ある一文章を読みたいためだけに 何度も借りている本があります。 (電子書籍のラクさを知ってからは まったく本は買ってないので。)

「メイコの食卓 おいしいお酒を、死ぬ日まで。」 中村メイコさん著

「私と同じように飲ん兵衛だったひばりさんは (言わずと知れた美空ひばりさん)、52歳の若さであの世へ旅立ってしまいました。 そのひばりさんが入院していている病院へお見舞いに行ったときのことです。 私がひばりさんに、
『私もあなたと同じくらい飲んできたのに、あなただけ病気になって・・・・・・・』

『メイコ、 それは違うよ。 あんたが飲みすぎると、 神津サン(中村メイコさんのご主人)や家族の誰かが、 そろそろ寝なさい、 とか、 そんなに飲んだら、 ママ、 みっともないよ、 とか言っていたもの。 でも、 あたしはね、 ママが死んでしまってからはとくに、 うちでいっとうエラかったから、 文句を言うものはひとりもいなかった。 私が、 酒、 と言えば、 とめどなくお酒が出てきた。 私はね、 メイコが帰ってから明け方までずっと飲んでいたの。 メイコの倍は飲んでいたのよ。』

 一緒に陽気に飲んでいたひばりさんが、 別れたあとはひとりで 「悲しい酒」 を飲んでいた・・・・・・。 親友なのに、 そんなことすら気づかないでいた自分に腹がたちました。 そして、・・中略・・ ひばりさんの孤独が心に染みて、 涙がこぼれそうになりました。」

昭和のはじめ、 2歳から天才子役として活躍しつづけた中村メイコさんのエッセイですが、 底抜けに陽気で でも 人生の機微に明るく、 マネできないバイタリティを感じます。

朝から ビールのチビ缶(135ml、わが家ではお供え用ビール)をくいっとあけて 一日をはじめるところは マネできそうですが

 これがいまは気になっているサンタです。 で、電動ドリル・・・・ これをばりばりいわせてるムスコが見たい・・・・

それと、 美空ひばりの享年にびっくりしました。 晩年のあの羽根をいっぱいつけた衣装のひばりは70歳くらいに見えていたので・・・・・ ある程度は寿命で亡くなったのかと・・・・・ いまさらですが、 酒ってコワい

 

オットがずっと入浴剤と言うと きき湯しか買ってこなかったので (あとムスメにバブを買ってくれていたが) たま~に じぶんで入浴剤を買いに行くと あふれている入浴剤市場にびっくり! しかも ぜんぶ きき湯より安いし~

バスロマン プレミアムの2種類を買ってみました! スキンケアのほうは 私の好きな白濁系で バニラの香りであたたまります~ 満足な買い物をしたと悦にいってると オットが

「鼻が曲がりそう」


・・・・・・・・ まあ、 たしかに バニラ系は男性にはあわないかもねえ~

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