こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

七夕の読み語り

2005年07月02日 | つれづれ
地区の公民館を会場に、
七夕会をかねた読み語りの集いがありました。

保育所の子どもたちや小学生、高校生、保護者、老人会の皆さんが
相集い、短冊に願いをこめながら、星に祈ります。
子どもたちの願いで目立っていたのは、
将来の夢。
「果物屋さんになりたい」「お菓子屋さんになりたい」・・・
といったかわいらしいもの。
お年寄りの方々は、共同で大きな短冊をこしらえ、
「グランドゴルフ絶対優勝!!」の気合いの入った願いでした。

それぞれに特色ある演出で読み語りが進められる中、
アコーディオンの音色に合わせ、
みんなで楽しく歌など唄うのですが、
今年は、かわいくて物怖じしない、
そしてめちゃくちゃ歌唱力のある
女性ユニットが誕生しました。

写真はその様子。
すてきに七夕会を盛り上げてくれました。
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⑦ 不両舌(ふりょうぜつ)ということ

2005年07月02日 | 仏教
⑦ 不両舌(ふりょうぜつ) 

「2枚舌な卑劣な語りはしません」

あっちでこう言い、こっちでああ言いと、
立場の違う人に合わせた発言をする二枚舌。
二枚舌を巧妙に使いながら、自分の立場を
いつも有利にしていようと企むことです。
これは、決して自分からは手をださずに人
の和を故意にかき乱してしまう、最も恥ず
べき卑劣な言葉でもあり行為でもあります。
陰ひなたのある人は、いつまでも信頼を得
ることがありません。結局我が身に災いが
降りかかることになるでしょう。誠意ある
言葉、真実の言葉(真言)、いつくしみの
言葉で語りましょう。
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⑥ 不悪口(ふあっく)ということ

2005年07月02日 | 仏教
⑥ 不悪口(ふあっく)

「人や物事に悪口を言いません」

自分の欠点を棚あげして、他人の短所を批判したり、

自分の足下を省みることなく、社会や環境に不平不満

ばかり言うこと。

A子さんは、隣の家の破れた障子や襖を見ながら

、「まあ、なんてだらしのない奥さんでしょう!旦那も旦那だわ。

障子くらい貼り替えろって、奥さんに一言云えばいいのに。」と、

ブツブツ。そんなA子さんは、自分のうちの破れた障子の穴から

お隣さんを覗き、悪口をたたいていた、って落ちの小話があり

ました。でも、これは笑い話ではなく、とても鋭い教訓だと思います。

特に、家庭の会話の中で、子どもの前で他人をそしったり、

ののしりの言葉を口にすることは、絶対にいけません。

大きな災いを引き起こすでしょう。

そんな悲しい家庭環境にだけはしないで下さい。
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