こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

明日より春の彼岸入り・・・供養ってどゆこと?

2012年03月16日 | 仏教

ご仏前に品物をお供えする。
これを「供物(くもつ)」って言います。
花をあげるのを「供華(くけ)」。

では、「供養」ってどんな意味でしょうね?

それは、文字通り、養いを供える、それで供養。
養い?
養いって、何をやしなう?
それは、私たちの心や姿、行動を養うんでしょうね。
で、その養った心や姿、行動を、ご仏前に供えるんですよ。

「供養」ってそういう意味だと思いますよ。

故人やご先祖に心を致す。
読経をする。
お寺参りをする。
たまにはお坊さんの話に耳を傾ける。
お墓や仏壇を掃除する。
供物や供華をする。
ちょっと深呼吸して自心を見つめる。
・・・
そんな具体的な行動が、まぎれもない「供養」ですよ。

コメント (2)
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