木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

プロ農家のナス畑

2023年07月20日 05時29分47秒 | 耕作放棄地

ナスの栽培は通常はビニールハウスを使った「ハウス栽培」である。露地で栽培する事例は少ない。ナスの「露地栽培」を行うのは、いわゆる素人さんが大半であろう。無論、我々もその仲間だ。こうした中、通勤途上で露地栽培を行って出荷を目論んでる農家が存在する。興味津々なので走行しながら眺め込むことも。走行中の観察なので、表面的なものしか気付いて無いが、面白い側面も。幾つかを取り上げてご紹介しようかと思う。

面白いと思った一面を列挙してみると、①苗毎に支柱を立てている、②苗の均等配置、③苗の上部左右に針金やテープを配置、④枝茎を釣り下げている、⑤高畝、⑥畝間に溝を掘削し時々水を通している・・・・・・と言った面々であろうか。それなりの理由が存在するのだろうと思う。それと商品栽培なので、商品価値は維持しなければならない。早い話が美観の確保である。見掛けては無いが、害虫駆除のため農薬使用はアリかなと考えている。ナスの実を囓られる事例が少なくないのだ。

我々も「露地栽培」を実行中だが、流石に水の導入までは実現できていない。水分が少なければ、固くてガチガチの実となりがちで、如雨露で水撒きは行ってるが追っつかないのが実情だろう。肥料分と水分が少ないと、肝心のナスは実り難く、茎や葉も枯れがちで夏ナスのみで終了となり兼ねない。ナスはうまく栽培すると、夏ナスと秋ナスの2回収穫が可能で、一粒で二度美味しい・・・・・・とのコマーシャルどおりとなるのだ。

7月も下旬に入り込んだ。楽しめた夏ナスの収穫もそろそろ終焉期だろう。ボチボチ秋ナスへの準備が必要かも。下準備には「更新剪定」が必要で、大きく伸びた茎や枝を切り詰めねばならないだろう。追肥も必要。こうした作業で夏ナスの疲れを癒やし、一ヶ月ほどの休養期間となってくる、いわゆる秋ナスへの下準備だ。

ご紹介したプロ農家の事例撮影は少し早めの時期、いわゆる実なりの前だ。もう少し早めにご紹介したかったのだが、タイミングが遅れました、お許しを。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする