当地の最低気温は26度前後、最高気温は35度前後である。報道によると、熱中症と疑わしき症状で搬送される方が少なく無いとか何とか。これだけ暑ければ当然かも知れない。しかも年齢を重ねるに従い、喉の渇きが知覚しにくいのだとか。意識して留意する必要があるだろう。こんな暑さの中で農作業なんて・・・・とも思えるが、作物の手入れに水撒きに草刈りにと、必要性は高まるばかり。仲間達もボヤキながらも出動中だ、ご苦労様である。本日は雑草の伸びに耐えかねたのか、先輩方は草刈りの模様だ。刈払機が鈍い音を響かせている。遠目に眺めて見るが、陽炎では無いが薄くぼやけて見える。暑さのせいで視力も低下中らしい。
面白いのが「長老」の使い方、一言で表現するとチップソーを2枚準備してて、1枚は切れ味鋭い物もう1枚は使い古しの物と全く別物を使い分けてるようだ。鋭い方は純粋な草刈り用で、まあ当然な使い方でしょう。もう1枚の使い古しの方は、雑草の掘り起こしようで、回転させながら雑草を根こそぎ掘り返すのに使うそうな。本日は後者の方で、文字通りの掘り返し中なのか土埃が舞い上がっている。確かにクワやスコップでの掘り返しよりは楽なのかも知れない。暫く観察してると、見てる間に雑草が掘り返されて行ってるようだ。うまい手法を考えついたものである。
反して「大御所」の方は、セオリーどおりの使用法のようで、土手の雑草を刈り込み中のようだ。法面が石組みの崖地となっており、草刈りには難儀な場所でもある。チップソーの刃が飛びかねないのだ。下手をすると、欠けた破片が我が身へと襲いかねない。草刈り作業の怖い側面でもある。幸いにして手慣れた大御所のこと、何時もの如くに進行中のようだ。
もう一人の御仁である「百姓候補生」氏は、どうやらインゲンの撤去作業中の模様。ツルを切り取ってネット環境はそのままに再利用する目的のようだ。秋キュウリの栽培を狙ってるのかも知れない。インゲンを再度植え込みたい目論見もあるようだが、何分マメ科の連作はほぼ不可能だろう、別場所で耕地が確保出来るのなら可能だが。インゲンは食卓の彩りに不可欠の野菜、何とかして栽培したいのは理解できるし、秋での再度の栽培も十分可能でもある。
三人三様だが、何れも汗だくで蒸し風呂状態なのは同じ事。水分の膨大な消費中だろう。水分は携行してるとは思うが、随時補給はしてるのだろうか。一説によると、最低でも2リットルのペットポトル1本分位は補給が必要だとか。水分のみならず、糖分や塩分も不足するだろう、意図して補給しないとそれこそ倒れ込む。
連日の暑さの中で作業中の仲間達、エアコンの効いた部屋でのんびりテレビのお守りを・・・・・との生活も可能なのに、何をそんなにとも思えるが、生の実感を確認中なのかも知れませんな。限界まで突っ走らないようにご注意を、程々の作業で割り切ることも必要ですよ。