朝から重たい暑苦しい空気が漂っている。青空が広がって、見た目には快適そうなんだが、空気感が重いのだ。ムッとした気怠い感覚とでも言うのか・・・・・・。やはり風が無いのと気温が高いのとが原因なんだろう。農園についてザックを下ろせば作業開始なんだが、なかなかそんな気にもなれない。重い腰を上げ、刈り取った雑草類に火を着ける。焼却しながら残りの刈り取りを継続しようと考えたのだ。程なくして長老もご出勤、作業開始かと思いきや5分程で引き上げだ。暑苦しさに耐えられず、野小屋へと逃避行の模様。
温度計を眺めて見たら、朝の早めなのに30度を超えている。上述のように風が無く空気が淀んでいるのが大きな要因だろう。当地は西風が強いのだが、本日は無風状態だ。雲も無く、太陽は直接的に照りつけてくる、ギラギラと・・・・・・と言う形容詞がピッタリの状況だ。首にはタオルを巻き付けているのだが、流れ出す汗で湿っぽくなり、交換の必要性も。コンテナの上に配置したカメラやテルモスが強い熱を帯びて触れられない程だ。危険な状況かも知れない。
出動した以上はと焼却を続けるが、暑い上に火の番と来て、すぐさま木陰へと逃げ帰る。子狸の耕地は、おかげさまで灌木が茂りだして僅かながら木陰を作り上げている。専ら暑い時木陰へと逃避するようにしている。作業自体は厭わないのだが、昨今の暑苦しさには耐えれそうに無い。逃げるが勝ちというもの、限界まで我慢しないことだ。長老の逃避行もある意味当然なこと、直射日光→熱中症→熱射病・・・といった展開は避けたいもの。
余りの暑さに耐えられず、逃げ出すことを決定。収穫作業のみ行う事にした。実ったトマトやキュウリをもいでいくのだが、作物が熱を持つ程だ。トマト、ナス、ピーマン、マクワウリ、ミニトマトを収穫、早々に引き上げる事に。農園に到着して1時間もたっていない。これまでで最短の滞在時間だろう。長老に声がけしてから・・・・・・と思ったが、彼も避暑中の模様だ。
夏場はお天気には恵まれるのだが、暑さの故か作業には集中出来かねる。作業半分、休息半分、取れれば上出来な時間配分だろう。熱中症で倒れれば元も子もない。限界まで突っ走らないで逃げだすのも作戦の内かも。獲物をぶら下げて駐車場の車までたどり着けるか、途中での休憩が必要かも・・・・ですね。