木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

インゲンの解体

2023年07月22日 05時50分01秒 | 耕作放棄地

子狸と例の百姓候補生氏だが、作業時期と作業内容とがほぼ似通ってくることが多い。別に合わせた訳でも無いのだが、耕地が隣同士と言う事情もあって意識し合い、タイミングが同様となりやすいのだろう。今回はインゲンの解体作業だが、同日の同内容となってしまった。画像の上段が彼の作業風景、後段画像が子狸の作業状況である。同じ作業とは言え、かなりの違いも生じているだろう。具体的には手順の違いや形態の相違或いは進捗程度など、それなりの癖があるようだ。世間では個性ともいうそうな。

両者の画像をみられて、とっさの判断は、状況が整っているのとヤブ状態なのとの評価ではなかろうか。無論、彼の耕地は整理整頓されており、子狸の耕地がヤブ状態なのは言うまでも無い。彼の性格は石垣直角君に近く曲がったことが大嫌いな模様だ。反して子狸の方は良く言えば融通無碍、俗に言うちゃらんぽらんのタイプで細部には拘らない。この違いが、耕作場面にも出現したようだ。ともあれ彼の丁寧な作業状況には叶わないので、真似はしないようにしている。

彼の解体作業が始まったが、インゲンを裁断して除去し、ネットはそのまま再利用する模様。彼の使用してるネットは某100均ショップの製品、結構丈夫な品で再利用や再々利用も可能だ。反して子狸のネットはいわゆるキュウリネット、再利用はほぼ困難だ。当然ながらインゲンのツルごと切り裂きとなってくる。焼却場直行だ。後段画像が子狸の現場だが、インゲンを除去した跡地である。画像で見ても荒れ果ててる状況が一目瞭然かと。

両者の違いは生育途中の雑草処理にあるのだろう。彼の作業は繊細で丁寧だ。耕作物の周囲にはほぼ雑草が見られず、暑さに負けない作業状態が作り上げる風景だろう。子狸の場合、刈払機を使える草刈りは得意だが、中腰での手鎌による抜き取り作業は苦手だ。どうしても作業に遅れが生じ、日時の経過で現場風景が異なってくるのだろう。

性格の相違を嘆いても始まらない。与えられた条件下で工夫を凝らすだけだろう。ボチボチと参りますか。インゲンを解体するのは同じ事だが、跡地利用は異なるのかも。彼の場合、ネットを活用したツル性の植え込みとなるようだが、子狸の該当地は耕耘機で耕してしまう予定だ。秋ジャガの植え込み地あたりが相当かな。そういえば、あと一ヶ月もすれば冬野菜の種蒔きが始まる、日時の経過は思いもよらぬスピードだ。光陰矢の如し、歳月は人を待たず・・・・・・だろうか。許された持ち時間も、かなり少なくなってきたようだ。

 

 

 

 

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