木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ゴーヤ・キュウリ畑は

2023年07月08日 06時05分17秒 | 耕作放棄地

人間には二つのタイプがあるようだ。いわゆる「早熟型」と「晩熟型」である。多くはどちらかに傾斜しているようで、ヤキモキしながら見守るのが通常では無かろうか。早熟型は小さな頃から利発そうに見え、我が子は天才か・・・・・との幻想を抱きがちだが、多くは二十歳過ぎればただの人と言うのが現実だろうか。反して晩熟型は大器晩成を期待しつつ、微妙な努力を続けるも泥亀の歩みで、中途半端で終わってしまうのが、これまた現実かも。

野菜の育成も似たような状況かな。タイトルのゴーヤ・キュウリ畑だが、意向は晩熟型を狙ったものだ。市場では既にゴーヤもキュウリも満載状態、大量に出回っている。従って早期発育を狙うのでは無く、遅めの収穫を狙ったものだ。市場が数少なくなった頃、優雅に賞味しようかとの目論見だったが、晩熟型の発育コースのとおりの模様で、歩みは泥亀の如し。まあ「秋キュウリ」との品目もあるので、そこまでは遅くならないかな。画像でご覧戴きたいが、上段画像が苗を移植した頃、下段画像が現況である。

既に一ヶ月以上経過してるかと思うが、遅々たる歩みだ。晩熟型の更なる晩熟かも知れない。大器晩成とまでは期待しないが、普通に実らせ収穫の運びに至りたいものだ。長老など既に何度も収穫を繰り返し、茎等は黄色くなりかけている。一世代が終わりつつあるのだ。

無論、栽培計画と種蒔きに依存するのはご承知のとおり、早めが望みならば早い時期での種蒔きを実施すれば良いこと。あれこれ思案する事も無かろう。解ってはいるのだが、つい成長が遅めだとヤキモキしてしまうのが現実だろうか。未だ夏場は始まったばかり、時期的にはこれからが本番だ。蒸し暑い日々はまだまだ続くのだろう。ゴーヤもキュウリも出番は満杯、活躍の場はたんと控えておりまっせ。

キュウリは夏場の水代わり、ゴーヤはゴーヤ茶の基礎資材、活躍の場は待機中です。思えば昨年は始めてのゴーヤ茶への挑戦、恐る恐るでしたが立派に完成してくれました。あっさりした飲み味で、農園への携行には打って付け、残念ながら分量が不十分で短期で無くなりましたが。今年は多めに栽培したつもり、実ってくれたらお茶作りが待っている状態だ。暑さ厳しき中なれど、ゴーヤは元々が南洋系の植物、これからが本番でしょう。

 

 

 

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