茶臼山古墳跡 右 足立寺 五丁
左 南岩倉 三丁
茶臼山古墳
八幡市内で最も古い古墳です。大正4年(1915)に調査が行われた。当初は直径18m、高さ4.5mの円墳で、墳丘の上には埴輪が二重に巡らされ、葺石はなかったと報告されている。墳頂部には形象埴輪などがあった。頂上部には板状の石を積み上げて作った長さ4.3m、幅1.45~1.95m、高さ1.2mの竪穴式石室があり、その中に大きな石を刳り抜いて作られた舟形の石棺が収められていた。石室の上は4枚の板石でおおわれていた。発見当時すでに盗掘され、副葬品は散乱していたが、石釧2個、刀身2口、鉄鏃数個、金薄片1枚が残っていた。4世紀中ごろから5世紀の初頭にかけてのものである。南山城では椿井大塚山古墳に次ぐ最も古い古墳の1つ。
昭和二年十月 京都 三宅安兵衛依遺志建之
道標 前回の記事 ⇒ 道標八幡0232 豊蔵坊信海墓 三宅石碑
関連記事 ⇒ 三宅安兵衛の道標
下の地図のユーザー地図 の囲みをクリックすると 付近の記事が探せます