カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

同質の問題かも

2007-06-21 | 雑記
 暑い暑い。暑いときに暑いなんていうと却って暑くなると文句を言う人が居るけれど、文句を言われても暑くなるような気がする。しかし物理的にいったかいわないかで暑さが変わるはずがない。暑いときに涼しい顔をされるのだって不快だ。つまり暑さはとにかく嫌だ。
 夏越の関係でTもっぴーと待ち合わせる。彼は職業柄背広にネクタイ。それにしてもこの暑さの中大変だよな、という話なる。客にもネクタイなんかはずしたら、といわれることは多いらしい。しかし、これはそういうわけにはいかないとのこと。体にいいはずはなくて、実際に体を壊す同業者は多いという。暑いのでギンギンにエアコンを効かせる。そうしてまた炎天下に出て、そして帰ってからまた冷やす。
そういえば、冷蔵庫に出入りする人も体調を崩しやすいと、冷凍食品メーカーの人が話しているのを聞いたことがある。しかしサウナなんかはどうなのか。北欧の人は心臓病で死ぬ人も多いらしい。死んでも気持ちがいいのならいいが、不快でさらに死ぬのは嫌だ。
 一時期IT関係者の人のラフな服装がもてはやされたりしていた。確かにうらやましい。文句を言う人なんて関係ないもんね、という態度もさらにうらやましい。
役所などに行くと日によってはものすごくラフな格好をしている時がある。そういう取り決めらしい。まあ、取り決めたくなるものなのだろう。
 しかし実際にラフになってみると、やはり吹っ切れるのではないだろうか。こんなんでもよかったんだという気分は、これまでは何だったにつながらないか。
 それでも結局営業は年中スーツなんだろう。僕は偏見の多い人間なので、スーツ姿の営業の人の話は半分も聞かない。あの格好だと信用できない。世の中の多くの営業の人が積み上げてきた実績が、僕の偏見をはぐくんだのだと思う。だからといってもちろんだらしのない人が来ても話は聞かないので、そこのあたりの配分は難しいところだ。
 無難というかその業界のルールの問題なのだろう。そこのところに文句を言っても始まらない問題であった。しかし、この日本の夏の不自然な習慣は、やはりどうにかしたい気がする。温暖化問題とか健康神話にうるさい国民が、この問題を放置していいものか。
 クールビズがあるじゃん、という話もないではないが、あれもなんとなくかっこ悪い。もう少し自主的にばらつきがあるといいのだけれど…。結局誰かに決めてほしい問題が、解決を遅らせているんじゃないか。年金問題と似たようなことか。あれは困った問題だけれど、彼らとは僕らと同質なんじゃなかろうか。こうして文句を言いながらスーツを着てしまう僕は、同じ過ちを犯す人間に違いないのである。
コメント
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