カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

カンバック

2009-03-09 | 雑記

http://sankei.jp.msn.com/sports/other/090308/oth0903081453007-n1.htm

 あの圧倒的に強かった頃から既に10年になるのか…。もの凄い人が現れたものだという期待が大きすぎたのか、もちろんケガがあったということではあるが、ほとんど消えてしまったようにさえ思われていた。実業団駅伝や都道府県駅伝でその姿は見ることはできてはいたが、記録的には輝きは完全に失っていた。
 以前阪急に山口投手というものすごく球の速い人がいて、一年ぐらい圧倒的な剛速球で活躍したのちに消えた人がいた。何で居なくなったのかが不思議なくらいな消え方だった。長崎でいえばサッシーこと酒井投手も思いだされるが、高校生では打てないといわれるような剛腕ぶりで大活躍をしながら、結果的にPLの前に屈し甲子園では優勝を逃した。プロでも期待されたがオープン戦であっさり王選手にホームランを打たれたりして、プロは違うんだなあと子供ながらに思ったものだ。そしてそのままほとんど姿を消した。野球で例えると藤永というのはそのような感じの人だったようにも思える。
 ただ完全に違うのは、今回のカンバックというか、復活劇だ。初マラソンとしては遅咲きだけれど、これからの人ということを印象づける勝利といえよう。また、優勝タイムという点でも必ずしも諸手を挙げてのものではないのかもしれないけれど、花のある人であるということも含めて、見事な復活劇ではないだろうか。
 それにしても、負けた新谷も含めて、マラソンというのは苦しい過酷なレースなんだということを印象付けられた展開だった。チャレンジしようという気持ちだけでも凄いだけでなく、結果を残すということはいかに大変なことなのか。だからこそ、どうしてもマラソンから目を離すことができなくなるのであろう。
コメント
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