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中学受験 大学は偏差値よりも将来性 参考用

2020-05-14 07:46:39 | 日記
今、私立中高一貫校に通学している我が子。
中2現在の夢は医師。
実は、中学受験をしている子供の将来の夢の医師は、結構な数です。
実際、我が子の通学している中学の同級生の半分は、医師希望。
これは、数年前から、医療ドラマが多かったことも影響されているようで、
昔、木村拓哉が主演していたHEROが大ヒットしていた時には、
検事志望がかなり多かったとか。
今年なら、石原さとみが薬剤師の役をしているので、
薬剤師希望が増えるでしょう。

話を元に戻します。
我が子は、小学校4年の二分の一成人式で、
「医師になりたい」
と、親には、何も言わずに発表。
親としては、なれるわけがないと思いつつも、応援し、
中学受験を経て、現在に至ります。
でも、中堅私立中高一貫校の場合、医学科に合格している生徒は、
2割程度しかいません。
※我が子の通学している学校の情報
でも、我が子の在住している田舎の場合、この2割は、かなりの合格率。
薬学部や歯科大を入れれば、半分以上占めます。
だからこそ、安くもない学費を工面して、私立中高一貫校に行かせるのです。
一概には言えませんが、医学科に行けれない生徒が次に目指すのは、
やはり歯学・薬学部です。
※私立の場合、歯科医師の子どもや実家が薬局経営の場合もあり、第一志望ということもあります
おそらく、将来我が子も、夢をかなえてほしいと思いつつも、
医者が親戚にいるわけでもないので、現実学力もないし…
おそらく夢が破れて、薬学部に行ってくれれば親としてはラッキーと思っています。
ただし、医学ほどでなくとも、薬学部も国公立なら60超えが基本となります。
私立の場合は、偏差値は、本当にピンキリ。
でも、学費は平均で現時点で1200万と、かなり高額となります。
親は、偏差値で学校を図りがちですが、医療業界の卸で働く私は、
「偏差値では測れない」ことを知っています。
というのも、私が働く会社は、薬剤師が何百人といて、
グループそのものなら、何千人といます。
ですから、どこの大学を出たら、薬剤師になりやすいのかも知っているのです。
今は、医師試験もそうですが、薬剤師試験も、大学の卒業試験に通らないと、
学校が受験そのものをさせないように、留年させるように操作します。
これは、学校の合格率を上げるために行われます。
ですから、合格率、8割・9割と聞けば、
「なあんだ、卒業さえすれば合格できる資格なんだ」
と思われるかもしれませんが、ここは大間違いです。
この卒業試験、数時間で済む試験ではなく、
何か月もかけてするのです。
ですから、医師・薬剤師という職業は、もともと学力もある方が多いのですが、
大変な努力をされているので、給料が高いのも頷けます。

職業柄、薬剤師が身近ということもあり、
今、個人的に注目しているのは、愛知県の名城大学と岡山県の就実大学です。
この大学、偏差値には差がありますが、薬剤師の合格率と就職率が非常にいいのです。
国公立は、大学によっては、試験対策をしていないため、
100%の大学もあれば、あれれれという大学もあります。
この辺りは、大学を調べるときにわかります。
就実大学卒が会社に多いので、聞いてみると、
「学生会館があって、フロアが女子大生専用だった」
という意見がありました。
学生会館は、まかない付きの寮といった感じで、月に5万程度で借りれるところもあります。
ですから、親としては、それもありだな。
と、勝手に思っています。
もちろん、内心は、国公立に行ってほしいのですが、
爆発的な変化でもない限り、無理でしょう。
親としては、ありとあらゆる手段を考えて行動準備をしていかなくては。
本人の意向は、もちろん尊重しますが、やはり大事なのは、就職につながるのかどうか。
1,2年の浪人、留年はともかく、長期のニートにさせるわけにはいきません。
親としては、子どもが働いて食べていく手助けを全力でしていきたいと思っています。
頑張れ、我が子。
頑張れ、受験生!!