科学を考える

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個別指導塾の面談 参考用

2024-03-11 13:40:11 | 日記

先日、1時間ぐらい個別指導塾で面談がありました。

学校同様、

「医学部を諦めてください」

と言われるだろうなと思いつつ、出席。

すると、意外にも、

「物理と数学はいい感じで習得しています。

恐らくこの理数系に、苦手教科は助けられ、

医学部合格を手にする可能性はあります。

とはいえ、今は年々難解になる

共通テストを9割正答しなくては

合格出来ません。

9割と言うのは、ものすごい得点です。

現役は非常に厳しいと言わざるを得ません。

センター時代なら、この塾では、

そこそこ優秀な生徒が

医学部を合格していますが、

今の医学部は、全国でも上位層でないと、

合格出来ません。

浪人を覚悟していただくことになりますが、

県内に医学部合格できる予備校はありません。

県外の寮付となれば、学費とで、

1年間で300万円ご用意していただく必要があります。

また、入試改正2年目は、大抵問題が難しいです。

一浪しても9割行くかどうかは、

本当にわかりません」

と言われ、賭けになるなあと思いました。

 

300万円もすごい金額なのですが、

もうすでに塾で使っているので、

大金なのは間違いないのですが、

あまりピンと来ていませんでした。

ああ、更にかかるのかと言った感じです。

 

「一昔前までは、女の子は文系進学が多く、

理工系や医学部に行きたいという女子は

かなり稀でした。

でも、今は、一生働く時代なので、

理系女子がかなり増え、

今年の医学部はもう女子の割合が

半分まで迫っています。

一生働くと考えた時、身近な職業が、

医師と言うこともあるのでしょう。

今までなら受験しなかった層が、

受験することで、更に偏差値が上がって行っています。

かなり厳しい道のりになっていきます」

確かにそうだなあ…

 

「もちろん頑張り続けるというのも、

やり方としては間違いではありません。

共通テストは取れなくては、

話になりませんから。

ただ他の学部も目を向けてもいいと思います。

他に興味がある学部はどこでしょうか?」

頭ごなしで言わないのが学校と塾の違いかもしれません。

先日、わが子は担任にダメだしされたそうです。

しかも、友人たちも…

高3の夏以降でないと、みんな志望大は、

担任には言わないと、協定を作ったそうです…

 

「理工系や薬学部は、ちょっと興味があることは

話していましたね」

「なるほど。私立受験は大丈夫ですか?」

「はい、そのつもりでいます」

「理工学部は、地元を除けば、

旧帝大クラスでないと、大手就職はかなり難しいです。

それもあって、半分以上の生徒が、

県外のハイレベル大学院に行きます」

「そうなのですか」

「その代わり、地元には強い大学が多いです。

偏差値40台でも、有名企業に就職している学生が多かったりします」

「そうなのですね」

「薬学部は、今の時期なら、給付型奨学金を狙うという手があります」

「それはどういう意味ですか?」

「国公立を候補から外すのです。

ご存じの通り、私立薬学部はかなり学費が高いです。

でも、少子化もあり、上位層の大学を除けば、

ギリギリ定員割れになるかならないか?

そういう大学がかなりあります。

優秀な学生の囲い込みに、数年前から、

給付型奨学金のある私立大学は増えています。

医学部と薬学部に関しては、

偏差値が高い=国試合格率が高いわけではありません。

それに薬学部は留年率が30%とも言われていますが、

これは偏差値と比例ではありません」

「それはどうしてでしょうか?」

「面倒見の差と言われています。

もし薬学部に進学されるのなら、

ギリギリ合格は避けた方がいいです。

それは偏差値に見合った授業をするからです。

逆に余裕過ぎると、授業が簡単すぎて、

面白くなくなる可能性があります」

「難しいですね…」

「そうです。

でも、今の時期なら、例えば、この大学は、

理科は化学か物理、生物だけでいいです。

でも、4教科4科目で共通テストで80%

必要となります」

「かなり高いですね!」

「そうです。それだけ優秀な学生が欲しいのです。

でも、逆に言えば、社会と情報は必要ありませんから、

その分勉強時間を増やせますね」

「なるほど」

「あくまでも一例です。

給付型になれば、実習費と教科書代程度で済みます。

国公立よりも、

むしろお金はかかりません。

他の大学も探してみてください。

相談には乗りますので、

またご連絡ください」

と言われました。

 

世の中の進化に、私はついていけていません。

色々調べていきたいと思います。

 

 

 

 

 


ブラック・ショーマンと覚醒する女たち 東野圭吾作 参考用

2024-03-11 07:41:25 | 日記

図書館で借りて一気読みしました。

私が東野圭吾さんの作品を知ったのは、

「ガリレオシリーズ」です。

もう既にテレビ化になっていましたが、

図書館で短い作品を検索したとき、

ヒットし、読みました。

湯川准教授の福山さんは、

かなり小説のイメージに近いですね。

 

さて、この作品は、

オムニバスにかなり近い作品です。

主な登場人物はバー経営の叔父武史。

姪の建築家の真世。

セレブ婚活中の女性や亡くなった恋人を思い続ける女性、

毒家族につらい目にあった女性などが登場します。

やはり東野圭吾作品は、「単純に面白い」だけでなく、

化学要素の入った作品があります。

読んでいくうちになるほどなあと思い、

期待を裏切るどんでん返しは、

やはり圧巻です。

そして、自分が死ぬときは、

死に場所を考えないとなあと、

しみじみ思いました。

 

東野圭吾作品は、面白いものが多いですが、

これは一押しです。

私が監督なら、

叔父の武史は、藤木直人。

姪の真世は、二階堂ふみ。

のキャスティングですかね。

 

ぜひ一度読んでみてください。