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私立中高一貫校 もうすぐ受験生 入試改定に惑わされる 入試科目変更の大学増加 参考用 

2024-03-15 07:46:39 | 日記

わが子は私立中高一貫校の高2です。

もうあと数日で、受験生です。

 

わが子が入学した年は、

最後のセンター試験で、

「共通テスト」が一体どんなものなのか?

想像さえついていませんでした。

実際決まった後も、国語は記述方式だの、

英語は検定の点数で決めるだの、

世論が強かったため、

文科省の話は二転三転しました。

最終的には、今も選択式ですが、

来年入試改定で、新たに情報が加わったり、

社会は、歴史探求と言って、

日本史・世界史合同の問題が出題されます。

※地理も同様 また社会の入試は、

 今までと組み合わせが変更になる教科もあります

 

入学して5年で、

共通テストは形式も問題の質も

かなり変わったのです。

わが子が模試を受けて実感しているのは、

「英語」です。

単語は、今年度でセンターの1.8倍。

時間も出題数も増加する来年度は、

2倍を軽く超えるでしょう。

※国語・数学も同様

英語検定1級取得者でも、

今年度は8割ぐらいの点数の学生もいました。

センター時代は、準2級→2級程度の単語が多かったそうです。

もはや平均的な問題ではなく、

各教科のスペシャリストでなければ、

高得点を取ることは難しいのかもしれません。

その中で高得点を取ることは、

まずわが子には不可能。

志望校変更も踏まえ、

今探索中ですが、

その中で気がついたことがあります。

 

わが子は、ちょうど入試改定の年に当たり、

そのため各教科教科書が変わっています。

中高一貫校は、授業スピードが速く、

ほとんどの教科が高2で終了します。

これは改定がなければいい面といえますが、

改定があれば、また学び直しとなります。

社会も変わりますが、理科も変更になっています。

熱化学方程式が廃止、エンタルピーになる。

※表記が違うだけで、本質は同じ

大きく変わるのは生物です。

生物基礎と生物の入れ替わりがかなりあります。

理系の生徒はそんなに問題になくても、

文系で生物基礎の生徒は、

学び直しとなり、時間を取られます。

 

また、大学入試も、

私立などは、今までは、

化学・生物・物理2教科選択が、

化学・生物のみに変更の大学もあります。

そうなると、物理選択者は、

志望大学変更を余儀なくされます。

共通テストは2年前に告知ですが、

私立大学は、春に告知する大学もあります。

 

「情報」を受験教科に取り入れることで、

私立は新設の「理工学部」が増設し、

少子化もあり、短期大学は段々減ってきています。

 

これから先、見通しは全く立ちませんが、

最新情報を取り入れるよう、

わが子には教育していきたいです。