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私立中高一貫校 薬学部人気に陰りが見える 参考用

2024-03-07 10:23:06 | 日記

今年も国公立前期試験が終了しました。

そんな中、ネットニュースで

「薬学部人気に陰りが見える」

を目にしました。

 

私は職業柄、お子さんが

「薬剤師になりたい」「薬剤師になった」

という話をよく耳にします。

実際に進学したのかどうか知りませんが、

わが子の通学する私立中高一貫校も、

毎年薬学部にかなりの人数が合格しています。

それもあり、薬学部は、割と身近に感じています。

 

とはいえ、医学部と違い、

薬学部は全国どこの都道府県にもあるわけではなく、

国公立は西日本に多く、私立は東日本が多い

傾向があります。

※あくまでも傾向です

また、医学部・歯学部新設は国の許可が必要ですが、

許可が必要でないことから、

私立は2000年代以降どんどん増え、

今は定員割れの大学も実在します。

定員割れの大学は、助成金を減らされるので、

必死で各高校へ営業へ行きます。

 

以前医学部を諦めた学生は薬学部へ行く傾向が多いと、

このブログにも書きましたが、

ひとつは優秀な女子高生が薬学部よりも、

医学部進学をしている現状があります。

 

昔は、あくまでも人数比率ですが、

医師は男性、薬剤師は女性と

言った感じでした。

今でもその傾向はありますが、

人数的に医師の女性は増加しています。

今は夫婦で開業されている病院も、

昔と比べれば、増えた実感があります。

 

今は一生働く人が多いので、

優秀な女子高生は、

学校や塾が医学部を進める傾向があります。

それもあり、昔なら薬学部を目指していたレベルの生徒が、

医学部進学しているのでは?

と言われています。

※現在は女性だから医学部を諦めたら?という教師は

 絶滅危惧種でしょう

ただし、入学してからの勉強がかなり厳しく、

また国試合格後、更に研鑽を積んでいかなければなりません。

 

薬学部に戻ります。

薬学部は、調べたらわかることですが、

留年率が高い学部です。

これは国試合格率を上げるため。

大学進学選択時は、国試合格率・就職率で、

学生は進路先を選択するからです。

また、点数で国試合格ではなく、人数調整をする国試とも言われています。

親世代なら、留年もせず、合格出来ていたレベルが、

現在では留年、国試不合格となる例もあります。

ですからストレートで大学合格・卒業・国試合格は、

現在では、かなり優秀な学生と言われています。

また、6年制になったことで、実務研修中、

「自分は向いていない」とリタイヤする学生も多い

学部とも言われています。

また、大学側も、

「偏差値では測れない」

と言います。

要するに、一般的な人が考えるよりも、

ずっと複雑な学部なのです。

 

また、私立に至っては、授業料がかなり高額です。

平均1200万円。

ひとり暮しをし、諸々で、

2500万円近くかかるとんでもない学部なのです。

 

さいきんお笑い芸人「かまいたち」が、

薬剤師を愚弄する発言をしましたが、

恐らく一般的な認識はその程度だと思います。

確かに具合の悪い時、

「さっき病院で言ったことをなぜ繰り返す必要があるのか?」

と思う気持ちはわかりますが、

これは正確に薬を処方されているのか?

確認するためです。

また、薬を袋に詰めるだけと思われていそうですが、

病院関係は点滴や薬の調合もします。

 

私のパートナーはアレルギー体質なのに、

ロキソニンが処方されていいたので、

薬を取り換えてもらったことがあります。

※これは私が気がつき、薬剤師に申し出ました

現実にそういうこともあるのです。

 

今はネットが発達し、いい面も悪い面も

知ることが出来るようになり、

情報を取り入れれるようになった。

こういうことも一因かもしれません。

 

 

 

 

 


私立中高一貫校 博多女子中学校 教師の願書出し忘れで志望校受験できない可能性 参考用

2024-03-07 07:41:51 | 日記

連日ニュースになっている博多女子中学校の教師が、

願書出し忘れで、3人志望校に受験できない

ことは、親の立場からすれば、

謝罪と50万円程度のお金では気が済みません。

 

大学受験は、今ネット出願が多く、

各個人間でのやり取りですが、

高校は今でも、書類での出願が多いです。

これは、各学校が取りまとめて、

持参なり郵送なりされれば、

受け取る側としては、

仕事がやりやすいからです。

 

もし、わが子が申し込みをしたのに、

大学受験できなければ、

私もかなり怒ったことでしょう。

該当生徒の保護者は、

「このために子どもは日夜勉強をし、

自分たちも学校や塾に通わせ、

送迎もしていた。

それが無駄になるのか」

とおっしゃっていましたが、

正にその通りだと思います。

お金もですが、時間もかけています。

昨日もパートナーは塾へ迎えに行きました。

本人も大変ですが、親も協力し、

仕事や家事を調整し、時間を作っています。

それが、「なかったこと」に

なるのは、やり切れません。

 

ただ、毎年こういう問題、

全国のどこかで発生しています。

今年はかなり大きな問題になりました。

今後どうなっていくか?

心配ですね。

3人の頑張る少女たちがいい方向になれるといいですね。