故山村美紗さん原作 赤い霊柩車シリーズ、
フジテレビ系 夜9時~放送をもって終了です。
原作との大きな相違点は、登場人物の年齢や名前です。
主人公の葬儀屋社長の石原明子は、
婚約者の黒沢が、研修医と言うことを察するに、
20代半ばちょっとです。
「1級葬祭ディレクター」を連呼する秋山も、
原作では30代初めです。
テレビ放送開始当時は、片平なぎささんも若く、
こんなに長くシリーズが続くとは、
思っていなかったのかもしれませんね(笑)
そこが、内田康夫さん人気シリーズの浅見光彦とは違う点です。
また、登場人物の黒沢は、原作では、秋彦が、
テレビでは春彦です。
原作は、実はすべて短編の5冊なので、
2時間ドラマとなると、かなり話を膨らませています。
私は、山村美紗さんの原作をかなり読んでいますが、
「あれ、これは、琵琶湖別荘殺人事件の話だ」
と、気が付くことがあります。
山村美紗さんは、山村紅葉さんのお母様なので、
紅葉さんの役を想定して原作を書かれています。
でも、この作品は、しっかり者の良恵は、
ドラマでは、かなりおちゃらけた役になっています。
最初は、真面目な事務員だったので、
恐らく高評価だったのでしょう。
実際、こんな職場なら楽しそうだと、毎回笑って鑑賞しています。
でも、やはり素晴らしいのは、トリックです。
ストーリーも面白いのですが、
「トリックの女王」なので、トリックは目を見張るものがあります。
ひと昔前は、サスペンスドラマというのは、非常に人気があり、
週に3.4回ぐらい放送局は違えど、
見ることが出来ました。
でも、今は、昼間の再放送を抜かせば、
夜の放送は、月に1度あるかないかになってしまいました。
※田舎なので、見れる放送局が少ないこともあります
また、私はこのシリーズを非常に楽しみにしていました。
もう何年も放送されていないので、
「もう原作者も死亡しているし、
もうないかもしれないなあ」
と思っていました。
ネットでは、
神田正輝さんがセリフを覚えられないと言う情報もありましたし。
ですから、とてもとても嬉しいです。
生きていてよかったと思うぐらいの嬉しさです(笑)
今夜が非常に楽しみです。
誰か、この嬉しさを共有できる方がいらっしゃったらいいなあ。
そんで、流れてた曲が良かった。今 あまり観なくなったなあ
なんでだろう? 時代の流れなんでしょうね
残酷なので、親が見せなくなったのでしょうか?