「金のゆりかご」(北川歩実著)を買って一気に読んでしまった。
単行本は1998年に出たらしいが知らなかった。何か損した感じもするが、この時はたぶん恩田陸にハマってSFマガジンの連載小説に手を出し、そのまま海外SFを読みまくる流れにいってしまったのだろうと追想する。
それはともかく、販売促進のためにつけられているオビに「こういう本に出会えるから書店員はやめられないんです!!」とおそらくは皆から敬意を受けているであろう書店の方の文句が書いてあり、たぶん私が買った本屋のバージョンでは「13万部突破!!」ともある。この微妙に売れているという感じがまたよいのだなあ。200万部突破とか言われると申し訳ないけど読む気が失せる。それはテレビの影響で買われていることが明白だからだ。
大森望が解説というのも威力を高めている。
単行本は1998年に出たらしいが知らなかった。何か損した感じもするが、この時はたぶん恩田陸にハマってSFマガジンの連載小説に手を出し、そのまま海外SFを読みまくる流れにいってしまったのだろうと追想する。
それはともかく、販売促進のためにつけられているオビに「こういう本に出会えるから書店員はやめられないんです!!」とおそらくは皆から敬意を受けているであろう書店の方の文句が書いてあり、たぶん私が買った本屋のバージョンでは「13万部突破!!」ともある。この微妙に売れているという感じがまたよいのだなあ。200万部突破とか言われると申し訳ないけど読む気が失せる。それはテレビの影響で買われていることが明白だからだ。
大森望が解説というのも威力を高めている。