kosakuの雑念

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飲みニケーション

2017-11-30 00:28:11 | 日記

一昨年であったか新入社員歓迎会とかいうものに出たくないと言い張る新入社員が出現したことで、ついにそういう人たちを採用するまでに追い込まれた会社に少しだけ同情するとともに、年配者の私は率先して欠席することで後進の模範となることにした(笑)

なので飲み会自体は思い出にしかないのだが、それまでのいわゆる飲みニケーションが役に立ったかと言えば、特にそうも思わない。

なぜならもともと緩い職場で、読書もせず今時地上波テレビに夢中な人たちなので、職場の雰囲気がほぼ飲み屋でばか騒ぎしているような調子だからだ。

基本的にはブラック企業と呼ぶべきところで、拘束時間と報酬がまったく釣り合いがとれない。だが、労働密度そのものはあまり高くない。新規参入の魅力もないので競争相手もいない。勤務時間が世間と少しズレているため通勤ラッシュと無縁。ゆえに疲れないけど稼げないという、何とも困った状態にある。

こういう職場は極端だとは思うが、普段は激烈に働いて勉強もして、それに相応しい報酬をもらい、たまにはみんなで騒ぐか!というような職場なら、きっと盛り上がるはずである。

職場が退屈な人たちばかりで退屈の延長戦だからでたくないというのが若い人の本音なのではないか。


自動運転の未来

2017-11-25 00:54:40 | 日記
新幹線通勤というのがある。
コスト論云々はともかくとして新幹線が存在するから可能な通勤距離というものがあるわけだ。

同様に自動運転が遠距離通勤を可能にすることがありうると思う。
ただコンパクトシティ化や省エネルギーの観点からは問題ありそうだ。

過労自殺には違和感、しかし

2017-11-24 00:33:06 | 日記
死ぬくらいなら、会社を辞めていくらでもやり直せばいい。

というのは簡単だ。

しかし、(病気療養などのブランクで)一旦レールを外れると正社員から非正規雇用に転落?する。
それで稼ぎは6割になってしまう。
頭では分かっていても実際にこの身分制度を経験するとなかなかにショックである。

昇給も賞与もないなかで、正社員たちが、ワチャワチャと賞与の使い途などを無神経に話しているのを聞くと心が荒んでくるものである。

もちろん現在の私はネットではありふれた月並みな話になってしまうのだが、複数の収入源を持ち純経済的には彼ら残業と休日出勤まみれの正社員に優越しており超同情の視線を送る人間である。対外的には常にマイボトルと弁当持参で仕事して、貧乏人アピールしてはいるが(笑)

今日は給料日だ。そういや給料日だったな一応通帳に記帳だけはしとくかと思える境遇に感謝すると同時に、この心境になるのに13年もかかっていることに愕然とする。

もちろん、不幸から、もっと早く立ち直る人はいるだろうし、阪神淡路大震災から未だに仮設住宅(みなし仮設)に住んでる人すらいるわけだから、簡単にやり直せるとは言えない。

やり直すしかないだろ!とは言えるが。

だから過労自殺はやはり彼等なりの合理的な未来予測シミュレーションの結果としての選択なのではないかと思う。




最低賃金の上昇がなぜ必要なのか

2017-11-10 00:34:22 | 日記
最低賃金法に反対する考えの代表的なものは、価格は需要と供給のメカニズムにまかせるべきで、人工的に高く定めるとギャップが生じてしまい、職にありつけない人がでてしまうというものである。

確かにそうなのだが、そもそも高いとか安いとかいう根拠がなんなのかということだ。

今日100円で買えたものが明日200円で売っていたら高いという。逆に50円て売っていたら安いという。

要するに今日の100円が基準になっているわけだが、その100円そのものに根拠があるのかということだ。

モノの値段には大した科学的根拠はなくて、最初に誰かが付けた価格が、基準となって、さまざまなものの相対価格が決まってきただけなのではないか。

だから最低賃金が1500円になれば、そこから幾ら上乗せしてもらうかが普通の人たちの基準になるだけで、世の中がメチャクチャになるようなことは起きないだろうと思う。

とはいえ、いまのところ最高値の東京の最低賃金が958円なので、1 年に25円ずつ賃金が上昇しても22年も先のことなのである。

人口動態や科学技術そのものがかなり変わってしまって、今日現在を与件として、あれこれ言ったところで、多分何も当たらないだろう。

ベーシックインカムは必要か

2017-11-10 00:17:32 | 日記
そろそろ年末になる。
知人の話では、最近の新人は最初に賞与をもらって年内に辞めてしまうことが結構あるのだという。
辞める理由としては、表向きには自分のやりたいこと(企画発案とか)ができないとのことらしいが、どう考えても労務環境が劣悪で、逃げるが勝ちみたいな状況のようである。
最近の若者は決断が早くて何よりだと思う一方で、それができるのも親と同居していたりしていて経済的にタメがある人たちならではのことのようだ。
会社と対等に戦うには、つまり力関係を対等にするには従業員の団結と個々の従業員のタメが必要で、そういう意味ではベーシックインカムが最適なのかも知れない。
経済理論は公明正大な取引を自明としすぎていて、残念ながら日本では理論が間違っているというより、理論が成り立つ社会たりえていないと思う。