マンション派対一戸建て派

がっちり何とかとかいう番組で、そんなことをやっていたのを偶然ＨＤＤレコーダーに録画されていたのでみた。
集合住宅と一戸建てがほぼ同一の立地で、初期費用が同じというような物件がなければ比較は難しいだろう。
集合住宅のメリットは基本的には立地で、一戸建てのデメリットも立地であることに尽きる。
立地がよければ、さまざまなものを外部化することが可能で、栄えている駅前の集合住宅は本当に便利であった。
ただ、分譲型の必然性があまりなかったような気もする。
とにかく面倒臭いのが修繕やらの話し合いで、それなりのお金が動いたり、まして追加的にお金を出し合わないといけない工事だと、まったくもって話が決まらない。
なぜ決まらないかと言えば、住民の経済力や年齢やら家族構成やら価値観が全然違うからで、もちろん終生住むつもりの人もいれば、条件しだいで即売りたい人もいるし、便利なところにはいろいろなプロフィールの人がいるから結構困ることになるわけだ。

湾岸産油国

「湾岸産油国　レンティア国家のゆくえ」（松尾昌樹著、2010年）を読む。
まったくもって知らないことがあまりにも多すぎて、息抜きできる部分が少ないが、政治的経済的考察が面白すぎてサクサク読める。
中東諸国を通じて日本を語るみたいなウザい現代社会批判もなく、とにかくバーレーン（本書ではバハレーン）とかＵＡＥがいったいどんな国なのかがわかるようになっている。
著者は頭が良いというか、こういうのを”知力”というのだろう。
昔読んだ田中美知太郎のなんかの本で関東大震災についての記述があり、確か「震災は中小資本を整理する作用をしたのだろう」とか書いてあって、あまりにザックリした物言いにギョッとしたことを思い出した。
結局、マクロ的視点は心臓に悪い。

借りぐらしのアリエッティー

途中トイレに行きたくなってしまい、1時間半経過したところで、もうひとヤマあるだろうから、ここは思い切って中座すべきか否か思案し始めたら映画は終わった。
短くて良かった。

サマーウォーズ

面白かったです。
下手を超越した演技力というものの存在を信じたいと思いました（自分でも意味不明）。
ストーリーはよくみてなかったんで、あれですが、人工衛星だかなんだか（ま、天然衛星が落ちてくるわけないか）が落下してくるにあたっては、なんか主人公の仲間は多士済々みたい設定なんで、自衛隊のゲートガードとか展示されているナイキJとかをみんなで超特急でレストアして、いろいろすごい計算をしちゃったり、足りない材料をどうにかしたりして、撃墜するんだったら面白いのになあと思ってしまった。
あとアニメで嫌いなのが、恥ずかしいときに顔が赤くなったりしちゃうところ。
あんなことしなくていいんじゃないかな。
声優を信用してないのかな。

もったいない主義

小山薫堂著「もったいない主義　不景気だからアイデアが湧いてくる！」を読んだ。
タイトルを誤読していた。
もたない主義（持たない主義）かと思った。
シンプルライフ、というかレンタルサービスなどを徹底活用するのかと思った。
違ったみたいである。